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神も仏もありませぬ
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著者: |
佐野 洋子 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
5.0 |
カテゴリ: |
図書館
エッセイ
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コメント: |
関川夏央が本作を評して「コミュニティ文学」,「初老期批評文学」と書いている。北軽井沢の別荘地に住んでいた佐野の日常が面白く,ときに哀しく書き記されている。<br>
<br>
ドキュメンタリー「100万回生きたねこ」を見るための予習として,年末・年始佐野洋子三昧で過ごした。10年早くこの作家の一連のエッセイに出会っていたら人生をもう少しポジティブにそして面白く感じられていたかもしれない。<br><br>あのねこ,白猫と出会って死ぬ気まんまんだったのに違いない。 |
関連本棚: |
motsukun
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問題があります
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著者: |
佐野 洋子 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
5.0 |
カテゴリ: |
図書館
エッセイ
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コメント: |
クロワッサンとかクウネル,芸術新潮などの媒体に書いたもの。古いものは1980年頃,新しいものでは2009年の作品が収められている。 |
関連本棚: |
motsukun
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コッコロから (講談社文庫)
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著者: |
佐野 洋子 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
2.0 |
カテゴリ: |
図書館
小説
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コメント: |
主人公の亜子は佐野洋子の分身でしょう。<br><br>
「人生いろいろあるのさ。変な顔してもてないと思って人生なめるなよ」という孔一くんを同性として応援したい。しかし,亜子ちゃん,君の態度って二股かけているって世間じゃ言わないかい?<br><br>
お話としては面白いけど,内容が好みじゃないので点数は低目なのだ。 |
関連本棚: |
motsukun
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ルリボシカミキリの青
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著者: |
福岡 伸一 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
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カテゴリ: |
図書館
エッセイ
生物学
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コメント: |
有名な「生物と無生物のあいだ」は未読。語り口が「プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー 」と同じ人物とは思えない。<br><br>
「ルリ…」読了。福岡ハカセの筆の範囲と自分が感心を持っているものとの重なりが多くて実に楽しく読むことができた。ハカセは有名なフェルメール好きだから,ラピスラズリの青の例として「真珠の耳飾りの少女」を持ち出すのは当たり前だとわかっていても,彼女のことを書いてくれて嬉しくなった。<br><br>
文中に一度も「福岡ハカセ」という単語が登場しないコラムの方が,登場するものより著者の主張が強く現れている気がする。「福岡ハカセ」を使うときは多少の照れや遠慮がどこかにあるのかもしれない。 |
関連本棚: |
lanternfish
T.Miyashima
motsukun
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スチームパンク
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著者: |
ジェイ・ストロングマン |
出版社: |
グラフィック社 |
評価: |
5.0 |
カテゴリ: |
図書館
アート
SF
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コメント: |
本書には19人の作家の作品が収められている。<br><br><a href="http://www.brotron.com/">Greg Brotherton</a>なんかスチームパンク成分は薄いけれどこれはこれでなかなか良い。<br>
<a href="http://hp.did.ne.jp/hope-craft/">柴田望</a>の昆虫や蛸,カタツムリがベースのオブジェは手にとってあちらこちらから眺めてみたい。<br> |
関連本棚: |
motsukun
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