|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
三葉虫の謎―「進化の目撃者」の驚くべき生態
|
著者: |
リチャード フォーティ |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
A |
カテゴリ: |
生物
借りて読んだ
進化
|
コメント: |
三葉虫本。<br>
興味深い図版が多くて、面白い。わりと古典的? な学者さんらしく、グールドの喧嘩っ早いところや、割と先走った主張の<a href="/teltel/4152035560">ワンダフルライフ</a>を事あるごとにやんわりと批判しているのが面白い。グールドのワンダフルライフは、すでに後の研究によって覆された部分が多くあるのだが、革命を起こした本だから影響力は除きがたく、仕方の無いことだ。グールドが亡くなってしまった今、ああいった面白い本を書ける人がいないのは損失だ。<br>
肝心のこの本は、英国の博物館で働いちゃうイギリス人らしさ満載の第一章がつらい。この部分を読み終えるまで、かなり読むのを躊躇した。教養たっぷりなんだけど、冗長でつらかった。ここを越えると俄然面白くなるんだから、こういうのは最後に回して欲しい。<br>
翻訳版のタイトルも何なんですか? 原題の「TRILOBITE!」 でいいやん。「〜の謎」とかいうやる気の無いタイトルつけないで欲しい。
とりあえず、三葉虫学者になりたくなる本です。それは確かです。 |
関連本棚: |
雑食
Anemonefish
紙魚
moriyama
stonechild
よこ
teltel
bugbug
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
シールド・リング―ヴァイキングの心の砦
|
著者: |
ローズマリ サトクリフ |
出版社: |
原書房 |
評価: |
A |
カテゴリ: |
歴史
借りて読んだ
|
コメント: |
時代は征服王ウィリアムがイングランドを平定しようとする時。ウィリアムがノルマン人を率いて来るまでは、イングランドはヴァイキング、サクソン族の地だった。ウィリアムは、その手腕でイングランドを征服していく。徐々に追い詰められて行ったヴァイキングは、湖水地方に最後の集落を残すのみとなる。
|
関連本棚: |
teltel
|
|
|
|
|
時の町の伝説
|
著者: |
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ |
出版社: |
徳間書店 |
評価: |
A |
カテゴリ: |
借りて読んだ
|
コメント: |
タイムトラベルものなので、ファンタジーと言うよりはSF 風味なのだが、仕掛け、つまり時間移動にまつわる話はほとんどないので、やっぱりファンタジーなのかも。<br>
|
関連本棚: |
teltel
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ブルボンの封印
|
著者: |
藤本 ひとみ |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
B |
カテゴリ: |
歴史
借りて読んだ
|
コメント: |
藤本ひとみ読了第二弾。かっこいい男達を巡る恋と愛の物語。それ以上でもそれ以下でもなし。 |
関連本棚: |
teltel
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
魔空の森 ヘックスウッド
|
著者: |
ダイアナ・ウィン ジョーンズ |
出版社: |
小学館 |
評価: |
B |
カテゴリ: |
借りて読んだ
|
コメント: |
いつものジョーンズらしく、あれよあれよという間に物語が拡散して進んでいくのだが、最終的にぱたぱたとピースがはまっていく。だがしかし、いくぶん実験的な小説に思える。物語の時系列をカットアップしたと見せかけて…、実は、みたいな。だから、物語の中盤にのんびりしてしまい転の部分が無く、淡々と終わってしまう。いまいち中途半端な燃焼になってしまう。<br>
…あとは、活字がいやだ。 |
関連本棚: |
teltel
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
天竺熱風録
|
著者: |
田中 芳樹 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
B |
カテゴリ: |
歴史
借りて読んだ
|
コメント: |
唐の時代、天竺まで3 回も行って戻り、さらには天竺で戦争して勝った王玄策の物語。王玄策については武将列伝や、各種本のあとがきなどで前々から触れられていたが、物語を書いてくれる人が結局いなくて自分で書いたみたいだ。講談調で軽快に書かれている。苦手な人は苦手かも。
それにしても、天竺まで単独で行ってしまった玄奘もすごいが、3 回行って生きて戻った玄策もすごい。日本と唐の交通だって命懸けだったのだから。 |
関連本棚: |
teltel
Tarosa
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|