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無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語 (角川ソフィア文庫)
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| 著者: |
小島 寛之 |
| 出版社: |
角川学芸出版 |
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| カテゴリ: |
数学
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| コメント: |
<li>18年前の<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4794800991">数学迷宮―メタファーの花園に咲いた一輪のあじさいとしての数学</a>の大幅加筆文庫化らしい。気合いが入っている。
<li>薄い本の中に様々なネタが含まれていた。
非ユークリッド幾何学のポアンカレ平面の話が書いてあったり、
中間値の定理を説明するなかで「3次方程式の解の公式」がさらっと出てきたり、
「引き出しの原理」が書いてあったり。
<li>
「1と0だけから成る10進数(1,10,101)の中に、1981で割り切れるものがあることを示せ」という問題があった。
「1, 11, 111, 1111, ....のように、
1がn個並んだ数を1982個作ってそれぞれを1981で割った余りを計算する。
余りの種類は1981個以下だから、どれかふたつの余りは必ず等しくなるはずである。
それらの差を計算すると111...111000...000 という形になり、
これは1981で割り切れる。」
という答を考えたのだが、こういうやり方を引き出し法と呼ぶらしい。
<li>背理法の問題点も書いてあった。
「最大の整数は1である」ことが証明できたりするらしい。
「2以上の数Nについて考える。
Nが最大の数字だと仮定すると、N*Nは整数なのでその仮定は誤り。
よって2以上の数字が最大の整数になることはない。
よって最大の整数は1である」 |
| 関連本棚: |
QP11
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増井
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岸リトル
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T.Miyashima
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電脳日本語論
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| 著者: |
篠原 一 |
| 出版社: |
作品社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
<li>ATOKの辞書がどう作られてきたか
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/mamoruk/20091223/p1">生駒日記</a> |
| 関連本棚: |
mfunaki
エリマキウサギ
増井
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本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)
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| 著者: |
穂村 弘 |
| 出版社: |
集英社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4087747662">本当はちがうんだ日記</a>の文庫版。感覚が可笑しく秀逸。 |
| 関連本棚: |
増井
123
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論理病をなおす!―処方箋としての詭弁 (ちくま新書)
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| 著者: |
香西 秀信 |
| 出版社: |
筑摩書房 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
<li>言葉の曖昧性を利用した詭弁などについて詳しく書かれてて面白い。
あらゆる詭弁を網羅してはいないと思うのだが。
<li>こういう詭弁は子供の屁理屈みたいなもので、
あまり重要じゃないような気もするのだが...
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| 関連本棚: |
kitashi
増井
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aha! Gotcha ゆかいなパラドックス(1)
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| 著者: |
マーチン ガードナー |
| 出版社: |
日本経済新聞出版社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
発明
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| コメント: |
<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4532062314">元祖Aha!本</a>は絶版だったのだが
茂木健一郎推薦!
とオビがついて再発行されてたのにビックリ。
キャッチフレーズを完全に乗っ取ってる... |
| 関連本棚: |
増井
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東大で教えたマネー学 (文春文庫)
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| 著者: |
草間 俊介, 畑村 洋太郎 |
| 出版社: |
文藝春秋 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
資産運用の常識みたいな話だが、
銀行や証券会社みたいに運用を勧める側からの記述でないところが良い。
こんな話を本当に東大で講義したの?? |
| 関連本棚: |
増井
あむり
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からくり民主主義
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| 著者: |
高橋 秀実 |
| 出版社: |
草思社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
オウムの話も諌早湾の話も、詳しく調べるうちに何が問題なのか/
どうすれば問題が解決するのか/
などがさっぱりわからなくなってしまうところが面白い。
小さな親切運動のトンデモぶり
(e.g. 席を譲るためには最初に自分が座るのがコツ)には笑った。
<br>
<a href="http://kashino.exblog.jp/9365622/">柏野氏もおすすめらしい</a>
<pre>
> ちなみにこの「からくり民主主義」は、自分一人でモノを考えることを
> 心がけている人間の蔵書によくある書籍で、痛快な好著である。
> この本を面白いと思う人間となら、各論で違った意見を持っていたと
> しても、すぐに友達になれると僕は思っている。
</pre> |
| 関連本棚: |
benisuzu
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知多武豊
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偽物
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増井の処分予定本
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What the Dog Saw
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| 著者: |
Malcolm Gladwell |
| 出版社: |
Little, Brown and Company |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
<a href="http://kashino.exblog.jp/9370217/">Pinker vs Gladwell</a> |
| 関連本棚: |
増井
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進化の存在証明
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| 著者: |
リチャード・ドーキンス, Richard Dawkins |
| 出版社: |
早川書房 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
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| 関連本棚: |
増井
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デジタルネイティブが世界を変える
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| 著者: |
ドン・タプスコット |
| 出版社: |
翔泳社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
購入検討
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| コメント: |
<a href="http://blogs.itmedia.co.jp/akihito/2009/05/post-f0f4-1.html">シロクマ</a> |
| 関連本棚: |
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幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学
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| 著者: |
ダニエル ギルバート |
| 出版社: |
早川書房 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
心理学
おすすめ
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| コメント: |
<li><a href="http://kashino.exblog.jp/5162628/">柏野氏書評</a>
<li><a href="http://ep.blog12.fc2.com/blog-entry-788.html">科学に佇む心と身体</a>
<li><a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/0007183135">原著</a>
<li>幸せとは何か、という話は少なくて、
人間はいかに状況を予測するか/予測に失敗するか/という話が大部分のようだ。
脳は存在しないデータをすぐ補完してしまう割に変化や欠落に気付きにくいという話(3話)や、
現状を通してしか未来を考えることはできない話/
脳はモジュールを共有してるから満腹のとき空腹を創造できない話(4部)、
人間はいろいろ自己正当化する(5部)など。
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| 関連本棚: |
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michico
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