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あすなろの詩 (角川文庫)
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著者: |
鯨 統一郎 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
売ります
ミステリ
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コメント: |
<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4488422012">邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)</a>はすごく面白かったのだがこれはちょっと...
殺人の動機があまりにひどい。 |
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稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方
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著者: |
堀江 貴文 |
出版社: |
光文社 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
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コメント: |
Livedoorサイトを見てもレビューを見ても、この会社がどうやって稼いでるのか全然わからなかったのだが、この本には書いてあった。
<br>
* <a href="http://corp.livedoor.com/img/investor/explanation/account_03_4q.pdf">2003/9 決算発表</a>
<br>
もともとはWebページ作成請負などをやっていたようだが、現在は
以下のような内容になっているらしい。
<ul>
<li> ポータル(www.livedoor.com)運営 6.5億
<li> パソコンソフト(Opera, Lindows...) 8.2億
<li> eコマース 4億
<li> eファイナンス BitCash, 外為保証金取引 30億
<li> コンサルティング 10.6億
<li> モバイルサイト製作 2.6億
<li> データセンター 19億
</ul>
2003年にBitCashを買収し、その関連の売上が突出しているにも
かかわらず、それに関する話題が巻末の経歴に書かれていない。
買収金額は1,360万円という超安値であり、どういう事情なのか
さっぱりわからない。
<br>
DVDコピー作成ソフト「CloneCD」という怪しげなものを売りながら
DVDレンタル事業「ぽすれん」も運営しているらしい。
パソコンソフトはこの他「Eudra」「Lindows」「Opera」など
有力なものを販売しているが、
この本には「Lindowsはウチが開発した」などと嘘が書いてあるし、
Operaの独占販売権を得たときは、それまでに権利を持ってた
会社に対してOpera側からもライブドア側からも何の連絡もなかった
(寝耳に水だった)ということが問題になっていた。
イーバンクと泥試合をしていたのも記憶に新しいところである。
<br>
本の中のエピソードも含めて想像するに、
ものすごく強引な方法で受注や買収を繰り返して大きな売上を得るように
なった会社なのかもしれない。
特殊な技術を持っているわけではないし
凄い技術を発明したわけでもない。
そのような人物に「稼ぐが勝ち」などと言われて納得することはデキマセン。 |
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iモード事件
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著者: |
松永 真理 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
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コメント: |
ドコモの立場からiモード立ち上げ時のいきさつを記述した本。
<ul>
<li>著者はリクルートで雑誌を作っていた人物だが、
何故かドコモにリクルートされて
昔の知り合いの夏野氏を引っぱってきてiモードサービス立ち上げにかかわった。
<li>ドコモは最初はマッキンゼーの連中を交えてサービス仕様を決めようとしていたらしいが
最終的には松永氏/夏野氏の意見で押し切ったらしい。
このおかげで、メールが250文字しか書けないとか
出鱈目なメアドとか
ドコモ認定サービスとそれ以外を激しく差別するとかいった
数々の困った仕様が決定されたようである。
<li>「iモード」という変な名前も松永氏の発案らしい。
最初にこの名前を聞いたときは激しく違和感を感じたものだが、私はいまだにこの名前には馴染むことができない。
<li>夏野氏は、銀行やZagatのようなサービス提供者を
「詐欺士のように」集めてきたのが大きな功績らしい。
<li>300円というサービス料金は、
「1000円じゃ高いし、500円だと1000円に近い印象だから
300円ぐらいでいいんじゃない?」というノリで決めたらしい。
<li>実機でテストして不具合をみつける「デバッグ」作業を頑張ったと書いているが、
それは「デバッグ」じゃなくて、誰でもできる「テスト」である。
用語は正確に。
<li>自分達やドコモ技術者の苦労について沢山書いているのだが、
メーカが端末を開発した苦労とか、
Compact HTMLの仕様やブラウザの開発に関する話などは<b>一言も書かれていない</b>。
あくまでドコモがいかに頑張ったかということだけ書いてある。
<li> 1000万かけて社内に「クラブ真理」というスペースを作り、
高級酒を飲んでくつろぎながらアイデアを出したりしていたらしい。
<li>同僚の笹川という人物は大物右翼の親族だそうで、その豪邸を使った接待の話も書いてあった。
こういう人物の世話になって喜々としている神経も不快である。
</ul>
驚くべき殿様商売を疑問も持たずに素直に書いてることにおおいに驚いた。
アンタいったい何様デスカ? メーカの開発者が聞いたら腰を抜かすよ。
ドコモ端末は決して使うまいという意識を新たにしてしまった。 |
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フラット化する世界(上)
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著者: |
トーマス・フリードマン |
出版社: |
日本経済新聞社 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
気分悪
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コメント: |
<li>アメリカからコールセンターに電話したら
繋がる先はインドだったり、
ドライブスルーで注文したら
全然違う場所の注文センターに繋がったりしていることに気付いた著者が、
「あぁ世界はフラットになってるんだ!」と思って書いた本らしい。
<li>世界中の階層や距離が消滅しつつあることを「フラット化」と称している
ようだが、
距離の消滅が何故「フラット化」なのかよくわからない。
<li>フラット化した理由を10個挙げているが、
ベルリンの壁の崩壊の話と中国のWTO加盟話以外はすべて、
インターネットや計算機の普及/技術革新や
それに関連したオープンソース運動やサービスの話なので、
普通に計算機やインターネットの現状を知ってる人には
「ハァ? それが何か?」と感じられるだろう。
<li>オープンソース運動もブログの隆盛も、
みんなが「アップロード」したがるという点で似たようなものだと
思っているようだし、
WindowsとAppleを並べてみたり、
TCP/IPとSSLを並べてみたり、
AJAXは商取引の基本ツールだと思ってたり、
<b>技術的(?)な話は滅茶苦茶である</b>。
<li>一方、人々は何故オープンソースで開発するのかといった
基本的なことは体で全く理解していないようだ。
<li>このあたりで下巻を読む気をなくしてしまったが、
もしまともなことが書いてあるのなら是非教えていただきたい。
<li>そもそも賃金が安いインド人に米国訛の英語を特訓して
コールセンターにするなどという話を初っ端から好意的に取り上げる
こと自体が気分が悪い。
<a href="http://university.main.jp/blog3/archives/2006/01/post_882.html">大連のライブドアのコールセンターでは日本人が時給280円で働いているという話</a>を思い出した。
<li>Amazon書評によれば、同著者の<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4794209460">レクサスとオリーブの木―グローバリゼーションの正体〈上〉</a>にも
同じようなゴーマンな話やいい加減な話が書いてあるらしい。
<li>ところで米国でケーブルテレビの申込みをしてみたところ、
電話にインド人が出てくるかわりにチャットで担当者につながった。
相手はインド人だったのかもしれない。 |
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暗証番号はなぜ4桁なのか? セキュリティを本質から理解する (光文社新書)
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著者: |
岡嶋 裕史 |
出版社: |
光文社 |
評価: |
1 |
カテゴリ: |
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コメント: |
<li>馬鹿な読者を想定して馬鹿が書いたような本である。
<b>絶対に買ってはいけない</b>
<li><a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4334033555">同じ著者の本</a>を買ってた... 注意しなきゃなぁ。
<li>「クラッカー」みたいな専門用語を使わないといいつつ、最初の3ページの中で「マイクロウェーブ」「抗酸化物質」「慣性モーメント」のような用語を説明なしにバンバン使っている。
<li>しかも例や説明が嘘ばっかり。
車は高速だとカーブを曲がりにくいことを説明するのに
慣性モーメントが大きいからだと理解すればいいとか書いてあるが、
慣性モーメントは速度によって変化しないし
カーブを曲がりにくいことと慣性モーメントは関係は無いだろう。
だいたい何の慣性モーメントの話をしてるんだか。
また、
電子レンジはマイクロウェーブで加熱すると理解していれば
抗酸化物質が破壊されると認識できるとか書いてあるが、
マイクロウェーブが何であるかなんて理解しやすいわけがないし/
抗酸化物質は電子レンジで破壊されにくいものだし/
何を言ってるのかわけがわからない。
セキュリティと関係ない話として
ちょっとした例としてあげた文が最初から嘘ばっかしでどうするの。
<li>
「メーカというとメーカの人は怒ります」とか
「(メーカの人は)ちょっと利用者を下に見ているかもしれません」とか
どういう根拠でそんなことを言うのだろう。
この著者はちょっとメーカの人を下に見ているかもしれません。
<li>
最近の家電製品のマニュアルは半分ぐらいが注意書きであるなどと
書いている。そんなわけがないだろう。
<li>
最初の3ページだけでこれだけ滅茶苦茶が書けるのは凄いと言える。
肝心の中身はもうどうでも良いが
読む価値が無いことだけは確かである。
<li>
この人は<a href="http://booklog.kinokuniya.co.jp/okajima/">書評</a>も滅茶苦茶だなぁ。 |
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小林秀雄講演 第2巻―信ずることと考えること [新潮CD] (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 2巻)
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著者: |
小林 秀雄 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
1 |
カテゴリ: |
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コメント: |
<li>本じゃなくてCDです。九州での講演録と質疑応答で、
<li><a href="/bookshelf/search?query=%E8%8C%82%E6%9C%A8%E5%81%A5%E4%B8%80%E9%83%8E">茂木健一郎</a>が<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95/4104702013">著書</a>で沢山引用している。
<li>
しかし!
小林がしばらくユリゲラーの念力だの魂だのバカ話をした後、
客のもっとバカな質問に適当な答で返しているだけである。
<b>いったい何なんだこれは</b>。
講演の最初と最後で起立/礼をしているし。お前ら小学生か。
<li>
「人間は得意なところで失敗する」というのだけ納得。
<li>
<a href="http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002238.html">橋本氏</a> |
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負け犬の遠吠え (講談社文庫)
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著者: |
酒井 順子 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
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コメント: |
話題作が文庫になったので買ってみたが
面白いことは何も書いていない。
特に男性の分析は全然駄目で、
文庫版の最後に追加された座談会がスベっている。 |
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ホンモノの日本語 (角川ソフィア文庫)
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著者: |
金田一 春彦 |
出版社: |
KADOKAWA/角川学芸出版 |
評価: |
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カテゴリ: |
日本語
語学
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コメント: |
日本語のどういうところが便利か平易に書いている。
日本語だからワープロを作りやすい、とか謎な説も書いてあるが...
(そもそも英語だったら変換なんかいらないわけだし) |
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