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ひと目でコツがわかる お料理基本帳
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著者: |
爲後 善光 |
出版社: |
家の光協会 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
今春から「ひとりぐらし一年生」となる友人への卒業祝い。料理本というリクエストにつき、本屋にて厳選。 |
関連本棚: |
Leiko
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プロット・ディレクター (電撃文庫)
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著者: |
中里 融司 |
出版社: |
メディアワークス |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
超科学とかいうから『<a href="/Leiko/4073047639">狂科学ハンターREI (電撃文庫)</a>』に関係してるのかと思ったら全然違うじゃんかよー。<br>
もっと派手な陰謀論に満ちたストーリーにできそうなのに、妙に狭い範囲に落ち着いてしまっていて面白くない。世界設定も中途半端だし、個性的&魅力的なキャラクターもいない。特に主役勢の設定があまりにつまらなくて萎える。悪役のはじけっぷりも足りない。<br>
続巻も出ているようですが読んでません。私にとっては、REIの再読をする方が楽しいわ……。 |
関連本棚: |
Leiko
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フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)
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著者: |
築山 節 |
出版社: |
日本放送出版協会 |
評価: |
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カテゴリ: |
本棚.orgを見て買ってしまった本
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コメント: |
思い当たることがちらほらあるなぁ。脳味噌は毎日ばんばん使っている自信があるんだけど、昔っから(コンピュータを使うようになる前から)フリーズ癖があるのは確か。5歳の時から軽い吃音があるのも関係してるのかもしれないけど。<br>
症例のパターンとその具体的な対処方法が書かれているのだが、フリーズの自覚のある人が自己診断で使ってしまうのは危険だと思う。本文でも注意喚起されているが、ボケ症状なのか鬱症状なのか判断が難しい例(ボケと鬱とでは原因も対処法も異なる)や、ハード的な障害でボケ症状が出ている例(脳腫瘍など)のように、専門医でなければ分からないであろう事柄もあるからだ。<br>
脳の「使い方」を意識するきっかけとしては、非常に面白い。 |
関連本棚: |
tss
Leiko
xcda
Relax
mjh
たまちゃん
suchi
どエスパ
脳
ジェミニ
牧野
kotaro
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かぎ針編みパターンブック300
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著者: |
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出版社: |
日本ヴォーグ社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
柄編みを取り込んだ製図ができるような腕などあるわけがなく、馬鹿の一つ覚えのようにひたすらパターンをつなげてショールを編むくらいしかできません。しかしながら、そのままでも見栄えのいいデザインが多いため、それなりのものに仕上がります。いや、仕上がっていると思います。いやいや、仕上がっていると思いたい。 |
関連本棚: |
Leiko
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英文法の疑問―恥ずかしくてずっと聞けなかったこと (生活人新書)
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著者: |
大津 由紀雄 |
出版社: |
日本放送出版協会 |
評価: |
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カテゴリ: |
本棚.orgを見て買ってしまった本
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コメント: |
大津センセの名を知ったのは、その昔、NHKのラジオ英語講座のテキストの巻末にあった連載から。英語のテキストだというのに英語の話はほとんどなくて、日本語の文法の話がえんえん続くという異様な連載だったので、今でも強烈に覚えている。連載の中心となっていたのが「連濁」に関する話題で、おかげで私は今でも「なわばしご」という単語に妙に反応してしまうわけだ。<br>
この本は、英語の学習者が疑問に思いそうなこと、あるいは見過ごしていそうなことがQとして提起され、それに対するAが例文を交えて解説される形式。それぞれのトピックは短いが、分量以上にためになる。例文にはほとんど訳がつけられていないが、一瞥して意味を取れるような単純な文がほとんどなので、身構えずに読めるのが嬉しい。<br>
帯には中高生に向けた惹句があるが、副題の「恥ずかしくてずっと聞けなかったこと」からしても、中高生というよりは、ある程度の英語学習経験があり“ちょっとした疑問”が積み重なったような人の方が面白く読めると思う。タイムマシンとカメラで時制を説明する下りなど、実に鮮やか。<br>
なお、上記の英語講座の連載エッセイは『探検!ことばの世界』(ひつじ書房)にまとめられているらしい。 |
関連本棚: |
sakaue
Leiko
たかや
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CD付 コードから始めるジャズピアノ入門 菊地雅臣編著
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著者: |
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出版社: |
自由現代社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
『<a href="/Leiko/4845610140">ムック なんちゃってジャズピアノ CD付 (リットーミュージック・ムック―キーボード・マガジン)</a>』の方が知られているようだが、私にはこちらの方が良かった。それっぽいコード進行のやり方が、ちょっとだけ分かるようになった。<br>
コードの押さえ方を延々練習するようなものは少なく、4小節程度でも曲っぽく仕上がっているものが多い。いくつか組み合わせるだけでアドリブ曲が仕上がりそうなほどなので、CDのサンプル音源を聴くだけでも楽しい。また、ピアノの音だけではなくドラムが入っているため、リズムが取りやすいのも良い。 |
関連本棚: |
Leiko
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YASHA (1) (小学館文庫)
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著者: |
吉田 秋生 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
また美少年か!また天才か!<br>
他にも「またか!」「またか!」という展開ばかり。でもやっぱり巧いなぁ、しっかり読ませる構成はさすが。ただ、全巻読み終えて思ったのだが、もうちょっと長くても良かったかもしれない。話を引っ張るということではなくて、密度という点で。<br>
『イヴの眠り』というのが続編らしいのだが、評判を聞く限りではいまいちそそられないので、読んでいない。 |
関連本棚: |
hotaruika
Leiko
【ひろ】過去
ともとも
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いちばんわかりやすいソーイングの基礎BOOK
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著者: |
栗田 佐穂子 |
出版社: |
成美堂出版 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
類書は色々あるし、どのような本が必要かは人によって異なるだろう。だが、この本のタイトルの「いちばんわかりやすい」というのは、単なる惹句ではないと思う。確かに分かりやすい。説明も丁寧だし、図解と写真が使い分けられているのも良い。<br>
縫う作業だけでなく、地直しや補正のやりかたにも触れられている。 |
関連本棚: |
Leiko
6期生
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asdfeep
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「分ける」こと「わかる」こと (講談社学術文庫)
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著者: |
坂本 賢三 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
たくさんのふしぎ『分類ごっこ』が大好きだった子供は、やがて大きくなり、気がつけば大学院でデータクラスタリング絡みの研究に手を付けていたのでした。って、そりゃ私のことである。色んな分け方を見つけることを面白いと感じる性格は、小さい時から変わっていないみたい。分けるのが楽しいんじゃなくて、分け方を見つけるのが楽しいの(でも自分自身は、いつも分けられない道ばかり歩いてるんだけど)。<br>
この本には、その「色んな分け方」にまつわるあれこれが書かれている。そんなわけでとても面白かった。こんな面白い本は久しぶりなのでとても嬉しい。「分ける」ことを人とのコミュニケーションに生かすという展開はやや蛇足に感じたが、異分野の人たちと議論を持つ機会の多い私にとっては、著者の主張自体はどれも納得させられるものだった。<br>
私の生まれた年に初版が出された本だが、古さは全く感じない。おすすめ。 |
関連本棚: |
Leiko
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ムック なんちゃってジャズピアノ CD付 (リットーミュージック・ムック―キーボード・マガジン)
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著者: |
斉藤 修 |
出版社: |
リットーミュージック |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
私、聴く人です。演る人ではありません。多少なら楽譜読めますが、楽器は何も弾けません。大昔にオルガン教室に2年だけ通っていましたが、そんなものは弾けるうちには入りません。<br>
でもちょっとした巡り合わせで、鍵盤さん(旧式のポータトーン)がうちにやってきました。今は毎晩添い寝しております(置く場所が布団の横しかないから)。<br>
で、多少は遊んであげないと鍵盤さんも悲しかろうと、この本を買って随分立つのですが、未だに何も弾けません。あ、でも1個だけ弾けるようになったのがあるなぁ>ドミナントモーションとツーファイブに合わせてドレミファを弾くやつ。<br>
まぁ、弾けないなりにも本を見ながら和音を押さえるくらいでも、面白いっちゃ面白いんだけど。今は楽譜通りにアベマリア練習中。 |
関連本棚: |
Leiko
KT
KarukuIppai
ジャズマニア
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クマグスのミナカテラ (新潮文庫)
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著者: |
内田 春菊, 山村 基毅 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
ワタクシ、南方熊楠が研究の拠点として暮らし、その生涯を終えた土地の生まれ育ちでございます。熊楠は郷土の偉人扱いされておりまして、記念館や研究会があったり、小学校の社会の時間にその生涯を学んだり、なぜかNTTの壁画になってたり、いたるところでその名を耳にして育ってまいりました。熊楠が実は地元生まれじゃないってことは既に忘れ去られがちです(笑)。<br>
そんなわけで、この本に描かれている若き日の話は、地元が出てこないということもあり、非常に新鮮に読むことができました。熊楠の話としてだけでなく、日本の近代史の新しい切り口として読んでも面白い本です。どこまで事実かフィクションか分からないのもまた一興。未完(しかも続きが出る見込みがない)というのが惜しまれます。<br>
ところで、熊楠の顔立ちはなかなか端正。若い頃は美男子だし、老いてからも眼光鋭く格好良い。国際的にも知られていることだし、いつかお札の顔にならないかと楽しみにしているのですが、どうでしょう財務省さん。少なくとも、今度の新札の借金大王さんたちよりは適役だと思われるのですが。それとも逮捕歴あるからやっぱりダメ?(笑) |
関連本棚: |
Leiko
thinkeroid
つとみー
QP11
牧野
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私たちの仲間―結合双生児と多様な身体の未来
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著者: |
アリス・ドムラット ドレガー |
出版社: |
緑風出版 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/conjoinedtwins/diary/">訳者の方のサイト</a>で知って購入。<br>
私が小さいとき、ベトちゃんドクちゃんの分離手術が毎日テレビを賑わせていた。手術が成功(ベトさんは未だに寝たきりとは言え)したと知り、幼心にも「分離できて良かったね」と思ったことを記憶している。その時の感覚は「くっついてたら不便だし、本来は離れているべきなんだから、分離するのは当然だよね」というものだった。医者もメディアも外野の人々も、概ねそんな感じだったのではないかと思う。しかし、そんな<b>普通</b>の考えが、いかに「<b>正常</b>な体」という概念に縛られていたか、この本を通じて痛いほど考えさせられた。<br>
結合双生児は、枯葉剤のような薬物などの要因がなくても、一定の割合で自然に生まれてくるものなのだという。彼らを分離するのは本当に必要なことなのか、医者の求める正常な体とは何なのか、そして結合双生児自身は自分たちの体について一体どう考えているのか。<br>
導入こそ結合双生児の話だが、やがてそれ以外の「典型的ではない体」を持つ人々の話、そして人種差別など一見関係無さそうな話にまで広がる。その根底に共通して存在するものがだんだんはっきりしてくるにつれ、読者に突き付けられている事の重大さが分かる。<br>
感情論ではない。物珍しさで人を引き付ける見世物話でもない。あくまでも医学的な事実や綿密な調査に基づいて書かれているので、読んでいて冷静に考えることができる。<br>
人間の多様なあり方(身体に限らず)を考える上で、必読の書だと思う。 |
関連本棚: |
Leiko
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