ドナルド・ノーマンが、ヒューマンインタフェースに関して書いた本としては、「誰のためのデザイン」に続く本。人間の体験を強化する道具と逆に妨げる道具ノン対比が面白い。持ち歩いて頼りにしすぎるようになる「テディベア」はよく引用される。原著のタイトルは、"Turn Signals are the facial Expressions of Automobiles"となっている。英語と日本語とで受ける印象が違うので、タイトルも違うのだろうか?
The Art of Human-Computer Interface Design の翻訳。以前は、「人間のためのコンピューター〜インタフェースの発想と展開」のタイトルでアジソン・ウェズレーから出されていたが、今回タイトルも、出版社も変わって再販された。タイトルが変わり、また売れ出しているらしい。やはり、タイトルは重要である。