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(93/114)冊
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放送禁止歌 (知恵の森文庫)
放送禁止歌 (知恵の森文庫)
著者: 森 達也
出版社: 知恵の森
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コメント: この本を読んだのは、2007年7月22日の夜7時から、TBSラジオが放送した「放送禁止歌」の番組を聴いたのがきっかけ。  それより8年前、1999年5月22日の深夜、フジテレビでやはり「放送禁止歌」が静かに放映された。そのときのディレクターだった森達也が書いたのが、この本。  「放送禁止歌」というレッテルを貼り、放送をしなかったのは、メディア側自身だったというのを暴いてゆく。デーブ・スプクターも登場し、日米の違いも明らかになる。最後に、名曲「竹田の子守歌」が消えたのは、解放同盟が反対したわけではないという事実も明らかになる。
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不毛地帯 (1) (新潮文庫)
不毛地帯 (1) (新潮文庫)
著者: 山崎 豊子
出版社: 新潮社
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コメント: 大本営参謀として戦前は活躍し、終戦後、極寒のシベリアに11年間抑留され、日本に戻ってきて3年の浪人後、商社に入社後、その商社の経営者として、イランの石油開発などに携わった一人の生き様を小説化したもの。  主人公である壱岐正のモデルは、瀬島龍三氏と言われている。この本を購入し、読み始めたのが、瀬島氏が亡くなった正に、その日(2004年9月4日)。  山崎豊子の作品であるだけに、読み応えがある。 特に、シベリア抑留時代の記述は圧巻。
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帰らぬ日遠い昔
帰らぬ日遠い昔
著者: 林 望
出版社: 講談社
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コメント: 自分の出身高校の、しかもほぼ同時期にそこにいた人間が書いた青春記。 まさに、遠い昔の帰ってはこない青春の日々でした。
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蹴りたい背中
蹴りたい背中
著者: 綿矢 りさ
出版社: 河出書房新社
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コメント: 友だち付き合いが苦手な女子高生が、やはり一人孤立している男子高校生とふとしたことから知り合う。彼はモデルに憧れる気の弱い少年。ほのかな気持ちの通いあいの一方で、ガツンと背中を蹴飛ばしたくなる気持ちが交錯している。みずみずしい感性で描かれた優れた作品です。
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世界の中心で、愛をさけぶ
世界の中心で、愛をさけぶ
著者: 片山 恭一
出版社: 小学館
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コメント: テレビドラマでほんの少しみたことがあっただけだった。題名が大げさというか、あんまり好きでなかったので敬遠していたが、読んでみると、素直におもしろい青春小説だと思った。高校生の純愛がよく描けている。
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未亡人の一年〈上〉 (John Irving collection 1989-1998)
未亡人の一年〈上〉 (John Irving collection 1989-1998)
著者: ジョン アーヴィング
出版社: 新潮社
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コメント: 作家がどういう風にアイデアを絞り出し、小説にしていくかという話を伏線しながら、いろんなエピソードを交えつつ、年下の男が年上の女性に恋することから始まり、その女性の娘が作家になっていく経緯を巧みに描いている。  ちょっとエッチで、ちょっとおかしい小説です。
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安田講堂 1968‐1969 (中公新書)
安田講堂 1968‐1969 (中公新書)
著者: 島 泰三
出版社: 中央公論新社
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コメント: 安田講堂事件そのものは、非常に象徴的なことではあったが、その背景にあった、ベトナム反戦運動や、日大闘争、東大闘争に関して、非常に正確に書かれている。  また、誰がどのような意図で学生たちの運動を押しつぶそうとしたのかも、見事に描ききっている。
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一夜官女 (中公文庫)
著者: 司馬 遼太郎
出版社: 中央公論社
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コメント: 戦国武将と女性との艶やかな恋を描いた司馬文学では希有の短編集。岩見重太郎や渡辺勘兵衛などの人物がいきいきと蘇る。 気楽に読める短編6編を所収。
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故郷忘じがたく候 (文春文庫)
故郷忘じがたく候 (文春文庫)
著者: 司馬 遼太郎
出版社: 文藝春秋
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コメント: 歴史小説ではなく、歴史随筆。非常に面白い。特に3つのうちの冒頭の「故郷忘じがたく」は絶品。秀吉の朝鮮遠征の際に、南原城にいて破れて日本に連れてこられ、鹿児島の苗代川に400年近く住みついた朝鮮民族の末えい沈寿官氏の物語。
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未来のモノのデザイン
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/Mike/4061840711
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コメント: 今まで、明治維新を成し遂げる側しか見てこなかったが、これは徳川の側から見た幕府の最後。  篤姫は、島津家の分家から島津斉彬の養女となり、将軍家定に嫁いで御台所となり、皇女和宮の将軍家茂(いえもち)への降嫁(嫁入り)や、将軍慶喜の大政奉還や江戸城明け渡しなどを、徳川家の人間として見てきた。いわば、徳川家を守る側の人間として、篤姫がいる。  同じ頃福沢諭吉が咸臨丸で渡米したり、西郷隆盛や坂本竜馬が維新に向けて動いている。  家定の後継として紀州派の慶福(よしふく。後の家茂)ではなく、一橋派の慶喜を押すよう、将軍家定を説得するように篤姫は、島津斉彬から厳命を受けてくる。ところが慶喜は、大奥でもっとも嫌われている水戸斉昭の子。水戸斉昭は、質素倹約を旨としているばかりではなく、大奥の上﨟唐橋に手を出したりのセクハラが絶えず、大奥からは大の嫌われ者。  皇女和宮(和子)は、公武合体の象徴として、朝廷から徳川14代の家茂の嫁として江戸に下ってくるが、和子が受けた命は、攘夷を幕府が断行すること。開国やむ無しとする、幕閣と対立するばかりではなく、京風を維持したい和宮の取り巻きと、江戸の風習に従うべきとする篤姫の取り巻きとが、対立を重ねる。  篤姫の夫家定も、和宮の夫家茂も、どちらも暗殺が疑われるほど、早死する。  篤姫達から見れば、徳川慶喜は、(第2次)長州征伐には失敗するは、倒幕軍には敗れて大阪から逃げ帰るは、ついには幕府を投げ出してしまう、無能な男。  大奥や徳川家の内輪の話とは別に、ペルリの来訪、日米通商条約締結、安政の大獄、井伊直弼の水戸派によるテロ(暗殺)、蛤御門の変、長州征伐、などなどが外の世界では展開される。  人間模様だけではなく、この内と外とのギャップが面白い。
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時計の針はなぜ右回りなのか―時計と時間の謎解き読本
時計の針はなぜ右回りなのか―時計と時間の謎解き読本
著者: 織田 一朗
出版社: 草思社
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コメント: 時刻、時間、時計に関するあらゆる疑問に、極めて明快に答えてくれる書。たとえば、1週間の曜日はどうして、月火水木金土日となったのかとか、正午のことを午後12時というのはなぜかなど。非常に面白い。  出版されたのが1994年とやや古いので、最新の電波時計のことなどがあまり触れられていないのが、やや残念。
関連本棚: パズルとマジック Mike
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オカンの嫁入り
オカンの嫁入り
著者: 咲乃月音
出版社: 宝島社
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コメント: ある夜、酔っぱらったオカンが男を拾ってきた。赤シャツの変な男。 これが、翌朝美味しい朝食を作る。 ということから話が始まる。 切れの良い大阪弁に語る口調は滑らか。主人公の月ちゃんには、オカンとオカンが拾ってきた捨男。犬のハチに、きりっとした大家のサク婆、それに優しいセンセイ。たったそれだけの登場人物で、悲劇的な人生がジクソーパズルのように次々と明らかになるのだが、暗さはまったく感じられない。 音の使い方が非常にうまい作家だ。 日本ラブストリー大賞とココログ賞受賞作品。
関連本棚: Mike
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福沢諭吉伝説
福沢諭吉伝説
著者: 佐高 信
出版社: 角川学芸出版
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コメント: ステレオタイプではない、福沢諭吉像を描いていて、なかなか楽しめます。 戦時中、「鬼畜米英」と評価が低かった福沢諭吉、「脱亜論」が福沢本人ではないとする説、北里柴三郎をしっかり支えた福沢、などなど、「平熱」の福沢像が描かれていて、かなり納得させられます。
関連本棚: Mike
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身ぶりとしぐさの人類学―身体がしめす社会の記憶 (中公新書)
身ぶりとしぐさの人類学―身体がしめす社会の記憶 (中公新書)
著者: 野村 雅一
出版社: 中央公論社
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コメント: 日本人は履物を足先の親指に力を入れてつっかけて歩き、一方西洋人は拇指球(親指の付け根)に重心をかけてあるく。また、アメリカ人は子どもの時期を過ぎても親から触られる回数が日本人の2倍以上。握手の文化は比較的新しい。複数の見知らぬ人同士がいる空間では「儀礼的無関心」を装う。  さらに興味深いのは、お店に入って店員との接触を避けたがる日本人と、店員とのやり取りが標準の西洋人。  立っているとき手を前にして組むのは日本人独特、とか。 面白い話が満載の、文化人類学からみた身ぶりとしぐさの本。
関連本棚: Mike
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人はなぜ恋に落ちるのか?―恋と愛情と性欲の脳科学 (ヴィレッジブックス)
人はなぜ恋に落ちるのか?―恋と愛情と性欲の脳科学 (ヴィレッジブックス)
著者: ヘレン フィッシャー
出版社: ヴィレッジブックス
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コメント: NHKの特集番組「女と男」の下敷きになった本。人類学者である筆者が、心理学者の協力を得て、恋する人たち、失恋した人たちそれぞれをfMRIで調べ、脳の特定部位が反応していることを確認。男性は視覚的なものに、女性は言語的なものに反応しやすいことなどを発見。本書では、太古からの人がどのように、恋愛をし、生活をしていったか、それによって女性と男性の差がどのように生まれていったのかが基本テーマであり、そこから、なぜヒトは、特定の相手を選ぶのか、子育てが必要となる理由、4年経つと離婚が多くなるのはなぜか、などを明確に解き明かしていく。
関連本棚: Mike ogijun
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文庫版三国志完結記念セット(全14巻)
文庫版三国志完結記念セット(全14巻)
著者: 北方 謙三
出版社: 角川春樹事務所
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コメント: 北方謙三の水滸伝が面白く、その延長上で、同じ北方謙三が描く三国志を読みました。劉備、関羽、張飛の登場で始まる物語。前半では曹操が大いに活躍します。その曹操を打ち破ったのが孫権(赤壁の戦い)。その後、劉備は蜀の国を作ります。劉備が三顧の礼をもって迎え入れた藷葛孔明(諸葛亮)が果たした軍師としての活躍は目覚ましいものがあります。  日本人が古典として読んでおくべき本の一つでしょう。
関連本棚: Mike drobune
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全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)
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ゲーデル,エッシャー,バッハ―あるいは不思議の環
ゲーデル,エッシャー,バッハ―あるいは不思議の環
著者: 野崎 昭弘, はやし はじめ, 柳瀬 尚紀
出版社: 白揚社
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コメント: 数学の基礎(ゲーデルの不完全性定理)、エッシャーの逆説的な絵、およびバッハの音楽の連関に迫るホッフスタッターならではの奥行きのある大著。
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故郷忘じがたく候
著者: 司馬 遼太郎
出版社: 文藝春秋
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コメント: 歴史小説ではなく、歴史随筆。 非常に面白い。特に3つのうちの冒頭の「故郷忘じがたく」は絶品。 秀吉の朝鮮遠征の際に、南原城にいて破れて日本に連れてこられ、 鹿児島の苗代川に400年近く住みついた朝鮮民族の末えい沈寿官氏の物語。
関連本棚: Mike
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