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夜市 (角川ホラー文庫)
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著者: |
恒川 光太郎 |
出版社: |
角川グループパブリッシング |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
久しぶりにホラーを手にとってみる。日本ホラー小説大賞なるものを受賞した作品。審査員は、荒俣宏・高橋克彦・林真理子という名立たる面々だったりするワケですが。そんでもって荒俣氏に至っては、表題作を読んで思わず涙した、なんて絶賛されていたワケですが。アタシ的にはそれほどの感動は覚えることはできなくて。というか過去の受賞作を見ていたら『パラサイト・イヴ』なんて懐かしい作品も!これ、10数年前に読んだときは、それなりに感動があったんだけどなー。ということで本作『夜市』は、純粋なホラーというよりファンタジー色も強い作品でして。そんなん要らんねん!という辺りが気に入らなかったのでしょうな。 |
関連本棚: |
kods
SKZ
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しゃぼん玉 (新潮文庫)
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著者: |
乃南 アサ |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
犯罪を重ねに重ねて殺人まで?と堕ちるところまで堕ちた青年が、逃避行の末に流れ着いた宮崎の山奥の農村での生活を通して「気付く」までの物語。青年の荒んだ内面が徐々に透き通っていくまでの過程が淡々と丁寧に紡がれる。感動作は感動作なのでしょう。感受性の高い(高すぎる)ヨメは嗚咽つきで号泣してしまっていましたが(^^;<br>
鋭利なナイフを彷彿とさせるミステリーの書き手、そんな印象しかなかった乃南アサ先生ですが、こんな作品も書けるのだなあと。 |
関連本棚: |
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SKZ
reiko510の2014
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リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫)
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著者: |
今野 敏 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
いま書店でやたらと目にする今野氏の作品を手にとってみる。警察小説としてはまあいたって平凡なストーリー。主人公である樋口警部補のサラリーマン風情なキャラという設定はそれなりに斬新ではあるものの。最近、吉川英治文学新人賞を獲った「隠蔽捜査」の方はどうなんだろうなあ。 |
関連本棚: |
権太の既読
サハコ
SKZ
melito
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柔らかな頬
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著者: |
桐野 夏生 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
直木賞受賞作をようやく入手。個人的には『OUT』の方が好き。確かに直木賞を受賞するだけの品位のようなものは感じられましたが、桐野夏生はやはりミステリーを描かせるよりも、ひたすらダークなクライムノベルを描かせた方がより「らしさ」が発揮されるのではないかなあ、と。<br>
これもどこぞの書評では「こんなミステリーがあってもよい」とは書かれていましたが(^^<br>
犯人探しがテーマでないなら、この作品はやっぱりミステリーではないのかなあ? |
関連本棚: |
min*
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MOB
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nm090
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聞き上手は一日にしてならず (新潮文庫)
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著者: |
永江 朗 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
01_自己啓発
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コメント: |
永江朗さん(お初でした)が、各界の〝インタビュー上手〟にインタビューして、インタビューの極意を紐解くという試みの本。まずはその人選が面白い。吉田豪から故 河合隼雄氏まで。インタビューのコツについては各人の章の終わりにまとめられていて親切。でも何故か刺さらなかったなあ。全く関係ないところで、吉田氏の「長門裕之イズム※」には笑えた。<br>
※長門裕之は、弾けもしないのにピアノを買ったりするそうだ。いつか弾きたくなったときのために。転じて、興味のないタレント本(例:あいはら友子の株の本)なんかを、いつかは役に立つと信じて買ってしまうこと |
関連本棚: |
SKZ
suchi
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花まんま (文春文庫)
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著者: |
朱川 湊人 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
義理の妹に借りて読みました。さすが直木賞受賞作、表題作の「花まんま」にはグスンと泣かされました。舞台が「昭和×大阪×下町」と、正直言って苦手な世界観ではあるものの、短編だけにスっと読めました。「死」を取り扱ってお涙頂戴するのは手法としてベタではありますが、クセのない文体にも好感が持て、満足の一冊ではあります。<br>
収録:「トカビの夜」「妖精生物」「摩訶不思議」「花まんま」「送りん婆」「凍蝶」 |
関連本棚: |
SKZ
本日のコーヒー
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幽霊人命救助隊 (文春文庫)
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著者: |
高野 和明 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
09_娯楽
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コメント: |
江戸川乱歩賞受賞作「13階段」でハラハラさせてくれた高野さんの描いたハートウォームフルなファンタジー。てかこういうのファンタジーと呼ぶのか分かりませんが、様々な想いを持って自殺をしてしまった4人?が力を合わせて制限日数内に「自殺予備軍」を自殺から救うというお話。浅田次郎あたりが好きな方にはグっとくるんでしょうね。この作品、最近無闇矢鱈と自らの命を落としている(ように見える)方々に、是非読んでもらいたいものです。「死んでも何にも解決にならない」とは本当にその通りなんだよ、と気付いてほしいものです。 |
関連本棚: |
権太
豪
ドリアン
サハコ
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melito
kan
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雨の日も、晴れ男 (文春文庫)
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著者: |
水野 敬也 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
01_自己啓発
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コメント: |
会社に向かう電車の中で小一時間できっちり読み終えちゃいました。キッチュでポップな水野節がところどころで炸裂し、クスリとさせられることも度々。〝JAPANESE DOGEZA〟って・・・。ワケワカランw<br>
氏のベストセラーである『夢ゾウ』ほど内容は充実していませんが、全篇通じて「どんなに辛い状況だって明るく乗り越えようよ」というポジティブなメッセージに溢れており、少なくとも590円分の元気はもらえました。<br>
アレックスは、目の前にいる人を楽しませようとした。<br>
つらいときも、苦しいときも、悲しいときも。<br>
・・・って一番刺さったセンテンスは帯にも書いてあった orz |
関連本棚: |
SKZ
mago**
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民主党政権で日本経済が危ない!本当の理由
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著者: |
三橋 貴明 |
出版社: |
アスコム |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
91_政治
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コメント: |
まあ結局のところ三橋氏は「日本は借金大国である」という大嘘を吐いてネガティブキャンペーンを展開するマスゴミを糾弾することをライフワークとされているようなのですが。この本も「民主党が」というよりマスゴミこのボケ、という論調と受け止めた。いずれにせよ激しく同意します(笑 |
関連本棚: |
ヌマシタ
SKZ
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右脳でわかる! 会計力トレーニング
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著者: |
田中 靖浩 |
出版社: |
日本経済新聞出版社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
02_ビジネス
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コメント: |
タイトルにつられて衝動買い。右脳偏重でこれまで生きてきたワタクシ、今期よりコストマネジメント担当を拝命してしまいまして。でこの本というわけです。これまで会計関連の本は何冊か読んできましたが、楽しく読めたのはこの本が初めて。まあこの一冊だけで突然財務諸表が読めるようには到底なれませんが、世の中に溢れている他社さんのB/SやらP/Lには関心を持てるようにはなれそうです。ちなみにクイズが楽しめるこの本ですが、次の頁の答えが透けて見えちゃいます。問題文の下の辺りを親指で隠すのがコツ(笑 |
関連本棚: |
ugokada
SKZ
tomiken_2009
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