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最後のユニコーン (ハヤカワ文庫 FT 11)
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著者: |
ピーター S.ビーグル |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
おすすめ
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コメント: |
おっそろしいメタ・ファンタジーだった。これはファンタジー好きが最後にたどり着く約束の本だわ。登場人物の全員が全員(蝶や猫でさえも!)詩を使って喋る。たしかに解説文にあるとおり、彼らは「あまりにも自分たちの置かれた位置を知り過ぎて」いるけれど、そのこと自体が物語と現実のレベルを一段引き上げていて入れ子状の構造になっている。凄い。また何冊かファンタジーを読んだら、この本を読みかえそう。<br>
<br>
というか、<a href="http://www.the-last-unicorn.net/index.htm">映画化されるのか!</a>2006 年クリスマスに公開予定らしい。 |
関連本棚: |
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アジアの岸辺 (未来の文学)
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著者: |
トマス・M.ディッシュ, 若島 正 |
出版社: |
国書刊行会 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
<未来の文学>シリーズ第三弾。これをずーっと待っていた。ケルベロスもエンベディングもこれの前座ですよ。「リスの檻」はやっぱり傑作だなあ。<br>
だいぶ読んだ。話としては結構しょぼいオチが付いているのも多いんだけど、そこに至るまでの描写や小道具の使い方がすごくいい。いかにも独身男性的な食べ物の描写には自分も独身男性なのでけっこう来るものがあるなあ。グリーンジャイアントと加工肉の組み合わせとかよくやるんだ。<br>
<br>
(TODO:表題作の考察をつけくわえること)
<br>
<a href="http://www.scifi.com/scifiction/classics/classics_archive/disch/disch1.html">「降りる」の原文 </a>
<br>
「『あれはだれ?』わたしは、US エアー搭乗券カウンターにいる熊のような人物を身振りでしめしながら訊いた。アランがささやき声で、『あれはトーマス・M・ディッシュ。SF だよ。でも、質はものすごく高い』」<br>
-- テリー・ビッスン「ふたりジャネット」より |
関連本棚: |
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