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孫子 (講談社文庫 か 1-1)
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著者: |
海音寺 潮五郎 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★★★ |
カテゴリ: |
歴史物
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コメント: |
孫子の兵法はいろいろ出ていて内容を知ってる人は多いが、その人となりを知る人は少ない。それを知りうる数少ない本。もちろん小説だから著者の脚色もあるだろうが、非常に興味深くかつ楽しく読める。 |
関連本棚: |
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gniibe
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武神の階 (角川文庫)
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著者: |
津本 陽 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
★★★★★ |
カテゴリ: |
歴史物
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コメント: |
ひときわ異彩を放つ戦国大名、上杉謙信。彼の人生を凝縮した内容の濃い本。「天と地と」よりも客観的にロジカルに記述されており、歴史小説というよりは歴史ドキュメンタリー的な記述が私には心地よい。 |
関連本棚: |
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snook. de book
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天と地と 上 (文春文庫)
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著者: |
海音寺潮五郎 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★★★ |
カテゴリ: |
歴史物
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コメント: |
北の守護神、闘いの神毘沙門天の化身、上杉謙信。彼の一生を克明に追った大著。父や兄との確執、後々参謀として生涯を供にすることになる宇佐美定行、そしてその娘奈見との出会い。謙信の誕生から生涯を彩る人々との出会いが中心となる。 |
関連本棚: |
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文集「4台のピアノ」
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シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)
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著者: |
ブライアン フリーマントル |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
フリーマントルの名前とシャーロック・ホームズというネタで思わず買った本。熱狂的なホームズファンだとちょっと抵抗があるかもしれないが、私レベルのファンだと結構楽しめるのではないか。少なくとも私のホームズ像を損なうことはなかった。ワトソンとホームズの関係もオリジナル通り。
ちょっと意外だったのが兄弟の確執やマイクロフトの弱い所が出ていたところである。マイクロフトはホームズよりもクールで頭が良いという私のイメージだったので、チャーチルとホームズの狭間で悩むマイクロフトは人間味がある一方でもっと毅然と対処しても良いのではないかと感じた。また、肝心の息子のキャラが少々弱い。ホームズから正式な後継者として認められた割には推理や洞察の記述が甘いせいか、「こいつは切れる!」という印象が無かった。
作者はもちろん、推理小説としてではなくロマンスあり、謀略ありの冒険小説として書いたのだと思うが、その割には最後の謎解きの舞台立てがいかにも推理小説的(しかもどちらかというとホームズものというよりもポアロとか金田一耕助もの、という印象)で、中途半端感が拭えない。冒険小説と推理小説をうまく融合させるというのは、難しいとは思うが、是非読んでみたい分野なので、次作に期待したい。 |
関連本棚: |
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コンマ
bigyokuma
本やる
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