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福田繁雄のトリックアート・トリップ
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著者: |
福田 繁雄 |
出版社: |
毎日新聞社 |
評価: |
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コメント: |
毎週楽しみにしていた新聞連載の単行本。あの家の窓も、この通りを歩く人も、その街角に佇む人影も、みんなみんなトリックアート。おいしそうなケーキも、宙に浮かぶ陶器の壺も、みんなみんなトリックアート。靴型やコーラ瓶型の電話機などは、本当に欲しくなってしまう。<br>
この本の装丁自体も福田氏のトリックアート作品になっているという、お茶目な仕掛け。 |
関連本棚: |
巡回時間風景
Leiko
ウサ子
suchi
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世界のおもちゃ100選
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著者: |
トライプラス |
出版社: |
中央公論新社 |
評価: |
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コメント: |
見ているだけでも楽しいです。カタログ的要素が強いので、写真だけではどう遊ぶのか分からんおもちゃもたまにありますが。<br>
大学の課題で積み木を作ったことがあるので(何の製品でも良かったのだが、うちのグループはおもちゃをテーマにした)子供にも大人にも面白く・シンプルで・色々な遊び方の可能性があるおもちゃを作る難しさを身にしみて実感しているだけに、このような本を見ていると溜め息つきっぱなし&興奮しっぱなしになってしまいます。<br>
<li>(null)「<a href="http://pitecan.com/Bookshelf/null/edit.cgi?isbn=4946483500">naef design - ネフのおもちゃ</a>」もいいですよ。
<li><a href="/Leiko">Leiko</a> おぉ、情報ありがとうございます。柏木博も好きなので、是非とも探してみたいと思います。ネフの積み木は、基尺の計算がものすごく緻密で憧れます。
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関連本棚: |
Leiko
svslab
null
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竜宮の乙姫の元結いの切りはずし (講談社文庫)
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著者: |
薄井 ゆうじ |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
その昔。私は夏休みの宿題に、この本の読書感想文を書いた。もちろん、抽象的すぎてよく分からん部分やお姉ちゃんとほげほげしている部分は全部テキトーにごまかして、僕の心情がどうのこうのと何やらウケが良さそうなところだけ並べ立て、口当たりの良さげな感想文に仕上げた。困ったことにその狙いは当たりすぎてしまい、校内選考を通り県の選考を通り、全国コンクールまでいってしまった。……選考委員たち、絶対この本を知らないと見た。<br>
とまぁ、そういう経緯のおかげで私にとってはかなり思い出深い本ですが、よいこのみんなは都合のいいところだけ並べ立てて感想文をでっちあげることはやめましょう(苦笑)。<br>
短いながらも薄井テイストに満ちているので、薄井ゆうじ入門におすすめ。 |
関連本棚: |
Leiko
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中国科学幻想文学館〈上〉 (あじあブックス)
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著者: |
武田 雅哉, 林 久之 |
出版社: |
大修館書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
中国のSFに関してはおそらく唯一にして最も詳解されている本。某SFマガジンでは、たまに非英語圏SFとしてロシアや中国の小説が特集されることがあるが、そういうところから科幻小説に興味を持った人は必読。<br>
確かに、古代中国から伝えられている物語にはSFテイストを持つ作品が少なくないが、近現代に書かれたものとなると日本ではほとんど知られていないのが惜しい。スローペースでもいいから、作品が紹介される機会が途切れないことを願う。 |
関連本棚: |
Leiko
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東京の仕事場
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著者: |
木内 昇 |
出版社: |
ギャップ出版 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
キレイな部屋で仕事してる人が多いなぁ。外部の人との打ち合わせ場所にも使うとか、資料や書類をなくすと笑い事じゃ済まないからとか、取材のために片付けましたとか、色々事情はあるんだろうが、個人的にはこういうキレイさにはあまり魅力を感じない。かと言って、都築響一の『TOKYO STYLE』みたいなものも微妙に私のストライクゾーンをはずしてるんだけど。<br>
もっと、生命力に溢れた仕事場が見たい。クリエーターの仕事場と銘打つからには、何かがクリエイトされる場所であるという実感が欲しい。いわゆるセレクトショップに並んでそうな椅子とか、ちょっと風変わりでカワイイ輸入雑貨とか、とりあえず置いてみましたな雰囲気が漂う観葉植物とか、そんなものはもうたくさんだ。<br>
ところで、たとえば『大阪の仕事場』があるとしたら、どんなふうだろう。人の仕事場を見る機会がほとんどないのでよく分からないが、この本に漂うどうしようもない「東京感」は、大阪にも札幌にも名古屋にも仙台にも博多にも那覇にも漂っているものなのだろうか、それともいないものなのか。それが知りたい。 |
関連本棚: |
Leiko
Pine's shelf
A1
kotobuki-originpine
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亜州未来図2010―4つのシナリオ (博報堂フォーサイトブックス)
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著者: |
博報堂フォーサイトチーム |
出版社: |
阪急コミュニケーションズ |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
えーと、これは小説……?<br>
近未来のビジネス展望はともかく、どうでもいいライフスタイル描写がうっとうしい。着眼点は悪くないのだから、もうちょっと面白い本に出来そうなのにねぇ。2010年の未来予測の本を2003年に出版する根性にも驚き。まぁそれを2005年に買った私がいるわけだが……。<br>
2010年に「7年前の人はこんなことを考えてたのかぁ、へぇ〜」と笑い飛ばすためのネタとしてどうぞ。ちなみに文体が小説の文章ではないため、ストーリーを読むのは力技ですぞ。<br>
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参考<br>
<a href="http://www.seikatsusoken.jp/futuretimeline/index.php">博報堂の未来年表</a><br>
<a href="http://www.nri.co.jp/publicity/2010/nenpyou.html">野村総研の未来年表</a> |
関連本棚: |
Leiko
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アメリカの高校生が学ぶ経済学 原理から実践へ
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著者: |
ゲーリーE.クレイトン, 大和総研教育事業部 |
出版社: |
WAVE出版 |
評価: |
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コメント: |
大和証券のCSRの一環で、学生・教育関係者の先着500名に無料配布されたものを入手成功。申し込みから一週間弱で到着、さすが迅速。<br>
なんかもう、気持ち悪いくらいリアル。日本の高校生が学ぶ公民科目は原理中心で、ややもすれば理想論に傾きがちだが、これはとにかく現実と実践の連続である。<br>
特に、社会のいわゆる「負の側面」と言われがちな様々な現象が、経済がどのように動くことでおこっているのかということについて、淡々と説明されている。人の「勝ち負け」の激しい国ならではの構成だと感じた。そんでもって、まぁこの本で学ぶ層というのはおそらく「勝ち組」寄りの家柄の子供たちなわけで……と考えると、かの国にまつわる不可思議なあれこれが納得できるようなできないような。<br>
本物の教科書の翻訳なので、文字組や全体構成は実に教科書チック。各節の終わりには、用語解説をせよといった論説問題まで設けられている。自分で読むというより、誰か詳しい人に講義してもらいながら読みたい気分。<br>
経済用語辞典としても使えそう。 |
関連本棚: |
Leiko
shimpei-k
汗かき王子
コータ
totti
Shogo
mini40th
tonny
Keita_Konishi
melito
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「分ける」こと「わかる」こと (講談社学術文庫)
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著者: |
坂本 賢三 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
たくさんのふしぎ『分類ごっこ』が大好きだった子供は、やがて大きくなり、気がつけば大学院でデータクラスタリング絡みの研究に手を付けていたのでした。って、そりゃ私のことである。色んな分け方を見つけることを面白いと感じる性格は、小さい時から変わっていないみたい。分けるのが楽しいんじゃなくて、分け方を見つけるのが楽しいの(でも自分自身は、いつも分けられない道ばかり歩いてるんだけど)。<br>
この本には、その「色んな分け方」にまつわるあれこれが書かれている。そんなわけでとても面白かった。こんな面白い本は久しぶりなのでとても嬉しい。「分ける」ことを人とのコミュニケーションに生かすという展開はやや蛇足に感じたが、異分野の人たちと議論を持つ機会の多い私にとっては、著者の主張自体はどれも納得させられるものだった。<br>
私の生まれた年に初版が出された本だが、古さは全く感じない。おすすめ。 |
関連本棚: |
Leiko
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帝都物語〈1 神霊篇〉 (角川文庫)
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著者: |
荒俣 宏 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
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コメント: |
小学生の時だったか中学生の時だったか、フリマで全巻一気買いして、風邪引いた時に布団の中なんかで、ちびちび読んだ。最初は辰宮洋一郎が主人公だと思って読んでいたら、全然違う方向になっちゃって、なんかよく分からんまま読了した記憶が。<br>
で、高校の時に何故か再燃して、まわりの知人を巻き込んで土師金鳳に萌えまくった……(誤解されるとアレなので注記しておきますが、私はやまなしおちなしいみなしの世界を受け付けられない人です、念のため)。<br>
昭和が64年で終わってしまった今となってはあんまりゾクゾクできない部分もありますが、裏歴史とか架空戦記のノリで読めばよいのではないかな。<br>
読了挫折した人も多い本だと思いますが、土師金鳳が登場してからはある意味コメディなので、途中を省いて最後あたりだけ読んでゲフゲフ笑うのもよいのではないかと……。<br>
そういえば映画も漫画も見ていないけど、まぁいいや。 |
関連本棚: |
Leiko
F家(その他)
crystal
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酢ッキリレシピ―さっぱり酢ッキリ健康レシピ100品! (春日お料理BOOK)
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著者: |
Mizuka |
出版社: |
春日出版 |
評価: |
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コメント: |
手違いとか偶然とかが重なって、今、自宅に、腐るほど酢がある(って、酢は腐らないけど)。米酢みたいなやつは、らっきょを漬けるなどすれば大量消費できるのだが、もろみ酢だのフルーツ系だのはどうすればよいのか。<br>
と悩んでいるところに酢レシピの本を見つけてしまったもので、思わず衝動買い。<br>
全体的にちょっとオサレすぎる感じで、すぐに作ろうと思える料理は少なめ。こういうのって、気力があるときでないと作れないよねぇ。<br>
酢を標榜しているわりには、酢メインの料理が少ない(隠し味的な使い方が多い)感じなので、うちにある大量の酢をどうすればよいのかという悩みは結局解決しないのであった。<br>
<br>
#余談だが、夏の酢料理といえば<a href="http://www.mbs.jp/puipui/kitchen/recipe/04_0823.html">これ</a>おすすめ。私はいつもエビを入れずに作る。 |
関連本棚: |
Leiko
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