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未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ (講談社現代新書)
未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ (講談社現代新書)
著者: 畑村 洋太郎
出版社: 講談社
評価: ★★★★
カテゴリ: 99_その他
コメント: 2011.11(以下、引用)<br> 誰だって大事故など起こしたくありません。それは東電をはじめとする原子力村の人達も同じです。彼らはこれまでまじめに仕事に取り組んできたし、大事故を起こしたからといって、これまでのことを全て否定するのはおかしなことです。<br> ただし、この事故について述べるときに安易に使われている「想定外」という言葉には、そういったこれまでの努力をすべて台無しにするくらいの強い違和感があるのもたしかです。原発の仕事に携わっている人たちはそのことはぜひ自覚していただきたいと思います。<br> 私は原子力を危険なものだと見てきましたが、それは実際に扱っていた人たちが一番分かっていたことでしょう。対外的には「原子力は絶対に安全」と言っていましたが、扱いを間違えれば危険な凶器になるという認識は誰もが持っていたと思います。<br><br> しかし、だからこそ、原子力技術を扱う仕事は、想定外という言葉で全て免罪になるような軽いものではないのです。社会から彼らに預託されていたのは、大変便利だけれど、大変危険でもある原子力技術をできるだけ安全に使うことです。そのために、あり得ること、起こり得ることを全て想定するといった程度のことは、普通にやっているのが当たり前というものです。
関連本棚: SKZ
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日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)
日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)
著者: 竹田 恒泰
出版社: PHP研究所
評価: ★★★★
カテゴリ: 99_その他
コメント: 2011.6 BOOKS GORO 菊名店にて<br> 終章の、北野武との対談が一番面白かった(ていうか全て北野武の発言だw)<br><br> 「片方で国旗に敬礼しない席を立たないといってる子が、サッカーの試合では顔に日の丸を描いて応援してる。イベントによって変わるわけで、一貫性がない。日本国というものが基盤となって、あらゆるときにそれを構成する国民という自覚をもっていればそんなバカなことはしないでしょう」<br> 「いまの日本は気を遣い過ぎる国になってしまった。靖国問題から何から「戦後は終わった」といいながら、なんでそこまで気を遣うのか、というぐらいでしょう。アジア諸国を過剰に気遣う日本を見ると、ああ、この国はいつの間にか商人の国になってしまったな、という感じがする」<br> 「核家族化の話にもつながりますが、我々の世代はおじいさんやおばあさんが身近にいたから、特に教わらなくても、老人が前に来たら席を立つことが反射的に身についた。でもいまはシルバーシートだから譲るとか、礼儀とは強制されてやるものだと勘違いしてるところがありますね」
関連本棚: SKZ ダイスケ
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カウンセリングがわかる本
カウンセリングがわかる本
著者: 菅野 泰蔵
出版社: 法研
評価: ★★★★
カテゴリ: 01_自己啓発
コメント:
関連本棚: SKZ
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廃墟に乞う
廃墟に乞う
著者: 佐々木 譲
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 祝!直木賞受賞!<br> 北海道を舞台にしていること、渋い中年刑事(警官)が淡々と事件に対峙するテイスト、何となく一貫した連作集であることなど、まさに作風は『<a href="/SKZ/4104555045">制服捜査</a>』に似た感じ。個人的には『制服捜査』の方が好きですが。<br> 今回に満足して筆を置いてしまったりしないといいんだけど。。。暫く堪能してみたい作家さんであります。
関連本棚: SKZ
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容疑者Xの献身
容疑者Xの献身
著者: 東野 圭吾
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 東野圭吾は本当に〝贅肉を削いだ〟文章で物語を紡ぐ人だ。まどろっこしい言い回しだとか、無闇に行間を読ませることだとか、小手先の策を弄することなくストレートで平易な文章でグイグイ読ませる。でこの作品、直木賞獲るようなタイプの小説かなあと訝しんでいました、正直なところ終盤に差し掛かる前までは。でも最後の最後で、石神の心の動きが明らかになってゆき、慟哭のラストを迎えたその瞬間、してやられました。単なる謎解きで終えない辺り、サービス精神に溢れているのだなあと。いや、参りました。これからどこまで面白くなっていくのだろう、この作家は?
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/SKZ/4087455912
著者:
出版社:
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: Amazonレビューの賛否両論感がまあまあすごいけど私は嫌いじゃない。教祖のトークがよい。
関連本棚: SKZ
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日本の国境 (新潮新書)
日本の国境 (新潮新書)
著者: 山田 吉彦
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ: 99_その他
コメント: かねてより「日本の端っこ」に興味があった私にピッタリの本。Googleマップとか使って端っこの地図を見ては一人ため息ついていたほどw<br> で、この本。純粋に端っこがどうなっているかという現況を伝えるだけでなく、客観的な歴史的史実に基づいて、竹島も尖閣諸島もいわんや北方領土も日本の領土領海(EEZ)であることの解説が丁寧に書かれており、全くもって中国も韓国もロシアもついでに台湾も、油断のならない国々だなあと憤慨してみたり。<br> しかしアレですな、沖ノ鳥島、こればっかりはさすがに島というか(略
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リアルワールド (集英社文庫(日本))
リアルワールド (集英社文庫(日本))
著者: 桐野 夏生
出版社: 集英社
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: ホリニンナとユウザンとテラウチとキラリンとミミズの織り成す「最悪系」ストーリー。<br> このテの〝絶望の淵に堕ちていく物語〟を語らせたら、桐野夏生の右に出るものはいないのではないだろうか。<br> 面白かった。
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粘膜人間 (角川ホラー文庫)
粘膜人間 (角川ホラー文庫)
著者: 飴村 行
出版社: 角川グループパブリッシング
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 選考委員の林真理子をして「作者はかなり危険なところに近づいている気がしている」と言わしめた問題作。残虐描写のオンパレードなのだが、河童の天然ぶりだとか戦前と思しき時代背景だとか、なんだかノスタルジックでファンタジーに溢れる世界観もあって、普通に引き込まれてしまった。河童三兄弟の長男であるモモ太の「(グッチャネとは)女の股ぐら泉に男のマラボウを入れてソクソクすることだっ」という発言に激しく笑った。
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真夏の島に咲く花は
真夏の島に咲く花は
著者: 垣根 涼介
出版社: 講談社
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 垣根涼介さん初体験となった本書。何の先入観もなく(彼が大沢在昌の後継者などと一部では囁かれているなどといったことも知らず)読んだこともあってか、常夏の国フィジーで繰り広げられるある種の青春群像劇に、心和ませてもらえました。<br> 物語の下敷きにはインド系フィジー人とか中国系フィジー人とか純粋なフィジアンだとかの抱える、否、そういった「フィジー人」全ての心の奥底にひっそりと流れている民族意識・問題があったりもして。<br> 純粋なフィジアンが引き起こすクーデターがキッカケとなって展開される4人の若者の悲喜交々。登場人物が多くてちょっと手を焼きましたが(思わずオリジナルの登場人物メモなぞ作ってしまったw)、読後感はとても清涼なものだったのでした。<br> 素直にフィジーに行ってみたいと思っちゃいました。
関連本棚: SKZ 森乃屋龍之介
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日本辺境論 (新潮新書)
日本辺境論 (新潮新書)
著者: 内田 樹
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ: 99_その他
コメント: 内田センセ、お初でしたがフランクな語り口に好感が持てますね。<br> <li>第一章:日本人は辺境人である<br> 丸山眞男いわく「きょろきょろして新しいものを外なる世界に求める」態度こそ日本人のふるまいの基本的なパターンである。<br> <li>第二章:辺境人の「学び」は効率がいい<br> 「君が代」に最初に曲を当てたのはイギリス公使館にいた軍楽隊長のジョン・ウィリアム・フェントン氏。宮内省の人間が和風に改作して、最終的にはドイツ人のフランツ・エッケルトがアレンジしたそうな。 <li>第三章:「機」の思想<br> 難しかった。。。 <li>第四章:辺境人は日本語とともに<br> 日本語の人称代名詞。その言明がどのような「自他の関係」を構築しようとするかによって幾つものバリエーションがある。私、ぼく、儂、手前、小生、・・・欧米の言語には確かにありませんな。<br> 西周(にしあまね)氏により翻訳され作られた訳語の数々。哲学、主観、客観、概念、命題、肯定、否定、理性、現象、・・・。ある意味自国にない概念を新たに取り入れることに抵抗感を持たない国民性が、こういった新しい言葉を生み出せた。中国あたりではプライドがそれを許さずに、言葉を生み出せなかったそうだ。なるほどね〜
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深追い (新潮文庫)
深追い (新潮文庫)
著者: 横山 秀夫
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 三ツ鐘署で起こるいろいろな事件の連絡集。「仕返し」がハラハラさせて面白かった。<br> 何だかんだいってアンハッピーエンドの多い氏の作品の中にあって、「締め出し」は未来に希望を持てるような展開で終わるので読後感は良かった。<br> 収録:「深追い」「又聞き」「引継ぎ」「訳あり」「締め出し」「仕返し」「人ごと」
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砂の女 (新潮文庫)
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フィッシュストーリー
フィッシュストーリー
著者: 伊坂 幸太郎
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 伊坂くんの最新刊。過去の作品に登場した脇役を主役にした短編集、という触れ込みだったものの、実際は「クールな空き巣(探偵)の黒澤」が重要な役を演じる作品2編とラッシュライフに出てきた河原崎の話と、もう一編は・・・あれ?誰か出てたかな?<br> とまあ触れ込み通りだったかどうかは抜きにしても、相変わらずクスリとさせられる、ウィットの効いた会話のキャッチボールが展開される良質な作品が収められています。巧みな伏線の張り方は相変わらずで感心するばかり。<br> 出色は最終話、書き下ろしの「ポテチ」。タイトルの安っぽさから侮ってはなりません。親子って何?なんてことをしみじみと考えさせられる、感動作に仕上がっています。主役の今村くんのキャラは、とにかく愛しい。友達に欲しいぐらいw<br> 収録:「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」
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恋文の技術
恋文の技術
著者: 森見 登美彦
出版社: ポプラ社
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 森見氏、語彙が豊富。そしてリズミカル。本当に面白い。<a href="/SKZ/4048737449">夜は短し歩けよ乙女</a>を必ず先に読んでおくべし。
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/SKZ/4062931885
著者:
出版社:
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 自虐もここまで極めるともはや芸術の域。Amazonレビューでどなたかが書いていたレビューに激しく同意。曰く「私は本書に共感できない人とは恐らく友人にはなれない。しかしその一方で、共感を覚えてしまう人と友人になりたいかと問われるとそれもまた答えに詰まる所が悩ましい」
関連本棚: SKZ
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疑心―隠蔽捜査〈3〉
疑心―隠蔽捜査〈3〉
著者: 今野 敏
出版社: 新潮社
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 2011.5<br> 愛すべき「唐変木」竜崎シリーズ第三弾。もはや警察小説ではなくヒューマンドラマ。理性の人、キャリアバリバリの竜崎だって恋に落ちるのです。Amazonの評価は前の二作に比べて低いけど、やはり面白い。読後感が心地良い。
関連本棚: SKZ
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ソーシャルメディア革命 (ディスカヴァー携書)
ソーシャルメディア革命 (ディスカヴァー携書)
著者: 立入 勝義
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
評価: ★★★★
カテゴリ:
コメント: 2011.2 TSUTAYA菊名店にて<br> 知り合いのお子さんは、半ば引きこもりの生活をかれこれ5~6年ほど続けている。この本のp265に、ニートや引きこもりをしている若者こそ立派なソーシャルメディアブロガーになりうる、という「大胆な仮説」が展開されていた。八方塞がりの今、一考に値するかと。<br> 肝心の内容ですが、氏のリアルな体験(USのプロブロガーのインタビューを含む)も相俟って、ソーシャルメディアの「いま」が分かりやすく伝わってきます。<br> このテの本を読んで、マスコミの皆さんはどういう感想を持たれるのだろう?
関連本棚: SKZ
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手紙 (文春文庫)
手紙 (文春文庫)
著者: 東野 圭吾
出版社: 文藝春秋
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 以前から読みたかった一冊。ご近所さんからお借りして一気読み(^^<br> <a href="/SKZ/4104648019">そして殺人者は野に放たれる</a>を読んで、殺人を犯した者は(その者の暴挙を防ぎきれなかった関係者を含めて)罰されるべきである、と考えさせられていた矢先に読んだだけあって、さらに考えさせられてしまい・・・。被害者側からしてみれば、口では「あなたに責任はない」などと言えても、実際のところは加害者側の関係者すべてが憎むべき・憎まざるをえない存在なのだろう、と。<br> それにしても東野圭吾、いかにもすぐにドラマ化・映画化できるような物語を紡ぐのが上手い!・・・これだけ売れるワケですよねー
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錨を上げよ(上) (100周年書き下ろし)
錨を上げよ(上) (100周年書き下ろし)
著者: 百田 尚樹
出版社: 講談社
評価: ★★★★
カテゴリ: 09_娯楽
コメント: 2011.2<br> 主人公である作田又三の、高度経済成長期の大阪・京都を舞台にした半生記。あまりに等身大な、破天荒でありながら常に自省的でもある又三の生き様から目を離せない。上巻終了時点でまだ二十歳になりたてだけど(笑)
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