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神と科学は共存できるか?
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著者: |
スティーヴン・ジェイ・グールド |
出版社: |
日経BP社 |
評価: |
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カテゴリ: |
※
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コメント: |
単独で読むとすごく納得する本であるのだけれど、ドーキンスの神は妄想であると読み比べると、なかなかに悩ましいところがある。そう、確かに、宗教が政治に無関係であるのなら、科学と無関係として相互に敬意をもって共存することも可能なのだろうと思う。でも神の名の元に一国の大統領が他国の大統領(それも、新旧の別はあるにしろ同じ神を信じているはずの)を悪魔呼ばわりするのを見ていると、なんだかなぁという気分になるのは確かである。 |
関連本棚: |
midorikiseki
うち
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進化の特異事象
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著者: |
クリスティアン・ド・デューブ |
出版社: |
一灯舎 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
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関連本棚: |
うち
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駅前旅館 (新潮文庫)
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著者: |
井伏 鱒二 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
小説
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コメント: |
映画を見て原作を読みたいなと思っていたら復活したので買い込んだ。なんというか、時代が違っていたのだなぁとしみじみと感じている。 |
関連本棚: |
F家(その他)
うち
gm333
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物理学の未来
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著者: |
ロバート・B・ラフリン |
出版社: |
日経BP社 |
評価: |
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カテゴリ: |
※
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コメント: |
著書は、少し変わった、物性理論の理論屋さん。
この本では創発(だっけ)という言葉により、系がある程度音大きさになることによりはじめて発現する物性は還元的な手法では説明不可能であり、新しい物理のスキームが出ているという主張をしている。
個人的には、日本語の趣味が合っていない。ちょっと原書を拾ってみたい木になっている。 |
関連本棚: |
Breathe
うち
なお。
ystt
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足尾万華鏡―銅山町を彩った暮らしと文化
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著者: |
三浦 佐久子 |
出版社: |
随想舎 |
評価: |
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カテゴリ: |
ルポ、※
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コメント: |
足尾は寂れた場所だ。足尾線にまだ蒸気機関車が走っていた頃に、終点まで行ったことがあるけれども、殺風景な場所だという印象が残っている。
でも、昔は華やかだったわけで、そんな昔を紐解かせてくれる本。
あらためて、足尾のまちなかをぶらぶらしに行きたくなっている。 |
関連本棚: |
うち
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一六世紀文化革命 2
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著者: |
山本 義隆 |
出版社: |
みすず書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
※
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コメント: |
読み終わったけれど、面白かった。
ルターによる聖書のドイツ語訳が、標準ドイツ語を作るのに大きく寄与し、他の国でも事情は同じようであったという記述には、かなり目から鱗だった。言葉といい、時間といい、それが、すくなくとも一つの国の中では共通だというのは、当たり前すぎて、意識はしないことだけれども、それが、どのように定まったかを改めて知ることは、今を考えることに対して、優れた視点を与えてくれるものだと思う。 |
関連本棚: |
岸リトル
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万物の尺度を求めて―メートル法を定めた子午線大計測
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著者: |
ケン オールダー |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
科学、※
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コメント: |
面白いよ。
メートルが地球の円周の1/4000万で、それをはかって決めた人がいるというのは、大昔に子ども向けの本で読んだ記憶があるけれども、それが、決して単純な話ではなかったのははじめて知った。
でも、それ以上に面白かったのは、当時の(フランスに限らず)度量衡のシステムは人間の生活に基づいて決まっていたことで、例えば土地の面積でも、ある長さの平方というセンスではなく、ある収穫量を与える面積(それ故に、やせた田土地ではおなじ評価でも今日的な意味の面積は大きい)とか、鉱夫が1日に掘り出せる量の1/12という風に定まっていたという話。あるいは、地域ごとの度量衡は、その地域内の生活に公平をもたらすように定まっていたという話。経済がそれぞれに閉じている倍には、それでOKで皆幸せだった。だけど、交流が始まって、国が経済圏になると、共通の度量衡が必要になり、その文脈の中で共通尺度が意味を必要になるということ。
16世紀文化革命では、聖書の各国語訳により標準となる各国語ができて、それがその国のアイデンティティーに効いているという話が出てきたけれども、それと同じように、度量衡も世の中をまとめるのに関連しているということは、言われるまでは、まるで思いついてもいなかった。
さて、振り返るに、ネットによりある意味、文化圏が拡がりつつある訳で、その時に何が共通化され、そして、どんな地域文化が失われるのだろう。そういったことも考えさせてくれる本である。 |
関連本棚: |
spi
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一六世紀文化革命 1
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著者: |
山本 義隆 |
出版社: |
みすず書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
※
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コメント: |
読みかけだけれど、面白いなと思う。
ガリレオ、ニュートンの17世紀の科学革命の前哨としての16世紀を扱っているのだけれど、印刷術の成立と相まって、それまで、秘匿されていた知が広まっていく、そして広めるという思想の芽生えを扱っている。 |
関連本棚: |
岸リトル
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19750708
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