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歌うクジラ 上
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| 著者: |
村上 龍 |
| 出版社: |
講談社 |
| 評価: |
http://www.hermesbirkins.com |
| カテゴリ: |
birkin bag
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| コメント: |
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| 関連本棚: |
野澤真一
ひなじ本棚
Reputeless
SKZ
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影踏み
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| 著者: |
横山 秀夫 |
| 出版社: |
祥伝社 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
横山秀夫得意の短編集。忍び込み泥棒〝ノビ師〟の真壁と「中耳の中の弟」を中心とした連作となっており、7編の世界観が陰鬱な、それでいて何となく主人公の肩を持ちたくなるような設定で統一されているのがいい。何とも痺れる作品。<br>
収録:「消息」「刻印」「抱擁」「業火」「使徒」「遺言」「行方」 |
| 関連本棚: |
あかり
みかん(た行〜アンソロジー)
としあき
SKZ
min
可楽まんだら草紙
Lorelei
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/SKZ/4778315472
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| 著者: |
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| 出版社: |
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| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
何も残らないエッセイ(最大級の褒め言葉)。あ、いや、そんな表現方法やらメタファーがあったか!という語彙力が豊かになるという効用も。カレー沢薫、大好きになった |
| 関連本棚: |
SKZ
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リレキショ
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| 著者: |
中村 航 |
| 出版社: |
河出書房新社 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
このテの小説をファンタジーと呼ぶのか恋愛小説と呼ぶのかは分からないものの、僕にはハマった。そもそも「僕」なんて一人称を使ってしまっている時点で、中村航ワールドにハマってしまっている証拠だろう。<br>
ストーリーがどうこういう以前に、適度な軽薄さを持った文体が、非常に心地よかった。<br>
ゴッゴーウルシバラー♪ |
| 関連本棚: |
SKZ
2002年9月〜2003年・しんじ
だいすきな小説・詩集・エッセイなど
takao
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そして殺人者は野に放たれる
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| 著者: |
日垣 隆 |
| 出版社: |
新潮社 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
99_その他
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| コメント: |
ジャーナリスト日垣隆氏が、10年の歳月をかけて書き上げた本書。<br>
刑法三十九条「心神喪失者の行為は、罰しない。心神耗弱者の行為は、その刑を軽減する」<br>
100年も前に制定されて、ほとんど改定されずに放置されてきたこの条項の暴走ぶりが、数多の事例を取り上げて記されている。<br>
何人もの罪の無い人間を殺傷したにも関わらず、「覚醒剤を打っていたから」「過度のアルコールを摂取して酩酊状態にあったから」そんな理由で、加害者を心神耗弱もしくは心神喪失状態であると「鑑定」してきた結果、何人もの殺人者を無罪、または数年の服役で世に送り出してきてしまっているという事実を、法曹界、特に裁判官の方々や、唯一の立法機関である国会議員の先生方はどのように捉えているのであろうか。<br>
憲法九条がどうのと言う前に、この〝悪法〟である刑法三十九条を何とかしてほしい。<br>
著者の日垣氏は「日本は世界一、犯罪者に優しい国であり、量刑が最も軽い国なのである」と嘆く。私も全く同感だ。ハムラビ法典を紐解くまでもなく、目には目を、殺人者には極刑を、というのが至極真っ当な考え方である、というのは過激な思想なのだろうか?<br>
ちなみにあとがきを読んで初めて分かったことであるが、著者の日垣氏には、精神分裂病の兄と、「理不尽な殺され方」をした弟がいるとのことである。加害者になりうる兄と、被害者である弟の存在。氏の主張はそれだけに重い。<br>
繰り返すが、法曹界の人間は、この本を真摯な姿勢で読むべきである。被害者感情を一切無視した、一世紀も前の悪法に沿いさえすれば判決文が書けると誤解をしている裁判官が、一人でも改心してくれたら、と切に願う。 |
| 関連本棚: |
SKZ
sakai
ogijun
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レヴォリューション No.3
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| 著者: |
金城 一紀 |
| 出版社: |
角川書店 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
09_娯楽
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| コメント: |
ゾンビーズシリーズの出発点となる作品。実は順番的に、「フライ、ダディ、フライ」→「SPEED」と先に読んでしまっていたのだが、それはそれで〝ゾンビーズ〟のルーツを辿っていくといった趣きもあって楽しめました。<br>
でもって本作品自体の出来ですが、もう10年近く前に書かれた物語とは思えないほどの新鮮さと、さすが〝ページターナー金城〟だけあって、テンポ良く小気味良い笑いとペーソスが織りこめられていて、ついつい次を読み進めたくなってしまう。図書館では「ティーンズ」向けというラベルが貼られていたけれど、そんなことは気にせずに三十路後半の私でも十分に楽しめたのでした。<br>
収録:「レヴォリューションNo.3」「ラン、ボーイズ、ラン」「異教徒たちの踊り」 |
| 関連本棚: |
kiki
宴
SKZ
GAKI
しんじの本棚(2002年9月〜2003年)
perfect.orange
しのぴー
准エコノミスト・今福
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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
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| 著者: |
細谷 功 |
| 出版社: |
東洋経済新報社 |
| 評価: |
★★★★☆ |
| カテゴリ: |
01_自己啓発
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| コメント: |
良書です。「日本全国に電柱は何本あるか?」「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」などという、コンサルファームの新卒採用面接などでよく問われる(らしい)問題を解くための、〝フェルミ推定〟なるツール(考え方)の紹介を皮切りに、「地頭力」の重要さだとか鍛える術について書かれている。<br>
要は問題を解決するときの姿勢として、「結論から」「全体から」「単純に」この3つを大事にしなさい、と。いつも気をつけているつもりでもナカナカできていないので、耳が痛い話ではありました。<br><br>
※特に刺さったセンテンスを以下に※
<li>「検索エンジン中毒」「情報コレクター」「完璧主義」「猪突猛進」「経験至上主義」に陥ってはいないか<br>
<li>コミュニケーションにおける最大の問題は、それが達成されたという幻想である(ジョージ・バーナード・ショー)<br>
<li>仮説思考:どんなに少ない情報からでも仮説を構築する姿勢/前提条件を設定して先に進む力/時間を決めてとにかく結論を出す力<br>
<li>90分の内容をいかに30秒で説明するかという訓練を積み重ねる<br>
<li>知的好奇心にも二種類ある。1.知識への好奇心(What型)、2.問題解決への好奇心(Why型)。特に後者を鍛えるべきだ<br>
<li>智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。(「草枕」夏目漱石)<br> |
| 関連本棚: |
SKZ
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ARATA
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RyoWin
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おれおれ
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