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高野進流 日本人のための二軸走法―スプリント革命!
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著者: |
高野 進 |
出版社: |
スキージャーナル |
評価: |
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カテゴリ: |
soulhacks
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コメント: |
スプリングじゃなくて<b>スプリント</b>革命なんですけどねえ。カタログ情報の更新を送っておいた。(追記;アマゾンで受理されたそうで、ちかぢか修正されるとのメールが届いた)(追追記:アマゾンではスプリント革命と表示されるようになったが本棚では変わらず。いっぺん本棚から削除して再登録しないとダメなのかもね)
<p>実演DVDは予想以上にすばらしい内容。高度な合理性に裏打ちされた動きの美しさに惚れ惚れ。走るというシンプルな運動にこれほどの豊かさを感じるとは!
<p>トレーニングの多くは初心者にはハードルが高いように思う。慣れてないひとは<a href="/harunoriyukamu/4583043775">運動会で1番になる方法[DVD]―1ヶ月で足が速くなる!股関節活性化ドリル</a>あるいは<a href="/harunoriyukamu/4789920941">動く骨(コツ)―動きが劇的に変わる体幹内操法</a>から始めるとよいだろう。
<p>もうひとつ。わたしは「二軸走法」という呼称はあくまでも過渡的な用語だと思っている。このあたりの詳細は、高岡英夫の<a href="/harunoriyukamu/4840117799">サッカー世界一になりたい人だけが読む本</a>のなかで語り尽くされた感があるので興味のあるひとは一読を。
<p>【おまけ】高野せんせいは NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で、ビジネスマン向けの腸腰筋トレ(高野せんせいの言う「二軸感覚」を高めるトレーニングですね)を披露しています。<a href="http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070201/">http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070201/</a><br>体力にもんだいのないひとならこれでバッチリ鍛えられるんですが、これは足腰の弱っているひとには勧められません。わたしが勧めたいのは高岡せんせいの「ゆる体操」の「足ネバネバ歩き」で、こちらは老若男女だれでも続けられる、低強度でありながら効果の高い腸腰筋トレになっています。基礎的な筋力に自信がついた時点で、高野せんせいのトレーニングに進むのがよいでしょう。 |
関連本棚: |
harunoriyukamu
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ポジティブ・エネルギー―心・体・魂をすこやかにする
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著者: |
ジュディス オルロフ |
出版社: |
サンマーク出版 |
評価: |
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カテゴリ: |
heart
soulhacks
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コメント: |
プラス思考=ポジティブ・シンキングもだいじなんですが、「気」のような微細なエネルギー論の観点から生活全般を整えていくことはもっとだいじなんですね。著者はサイキック(霊能者)でもある女性の臨床精神科医で、この本はいわゆるスピリチュアル系の本などを読まないひとにとっても抵抗なく受け入れられる、すぐれた soulhacks 入門書になっていると思います。特に第二部で、エネルギー・ヴァンパイア(他者の生命力を吸い取る人間)について、その見抜き方から効果的な対処法にいたるまで多くのページが割かれており、たいへん参考になります。
<p>「医学書には明記されていないが、<b>私はアメリカ精神神経医学協会に認定された精神科認定医として、生命力を吸い取るエネルギー・ヴァンパイアがこの世に跋扈していることを公式に宣言する</b>」(第九の処方箋:エネルギー・ヴァンパイアから自分を守る)
<p>エネルギー・ヴァンパイアについては <a href="http://www.hondana.org/programs/category.cgi?shelf=harunoriyukamu&category=counter-energyvampire">counter-energyvampire</a> カテゴリも参照してください。 |
関連本棚: |
harunoriyukamu
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動く骨(コツ)―動きが劇的に変わる体幹内操法
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著者: |
栢野 忠夫 |
出版社: |
スキージャーナル |
評価: |
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カテゴリ: |
soulhacks
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コメント: |
著書は元トヨタのエンジニアだそうだ。氏の提示する「体幹内操法」の精緻なモデリングは、類書をはるかに凌ぐ出来の良さであると感じた。紙面の説明のみでは難解なところは、別売のDVDコンテンツを併せて観るとたいへんよく理解できる。これは例えば自転車の乗り方を(力学的な解説に重きをおいて)本だけで説明しようとすればどうしても難解になってしまうだろう。それと同じことが言える。
<p>単行本については、濃厚な情報量にしては割安な価格設定も好印象。同シリーズのDVD二枚を併せて買うとそれなりの出費になるが、一生つきあうカラダのことを考えれば安い買い物だといえる。cf. DVD第一弾:<a href="/harunoriyukamu/478995515X">DVD>動く骨(コツ)をつかむ体幹内操法 (<DVD>)</a><br>DVD第二弾:<a href="/harunoriyukamu/4789955206">動く骨トレ基本トレーニングを全公開―動く骨をつかむ体幹内操法2 パフォーマンスは進化する! (DVD) (<DVD>)</a>
<p>2007年5月には「体幹内走法」を野球の諸技術に応用したDVDムックが刊行された。これはたいへんすばらしい内容で、しかも値段も1850円と手ごろなので、上記DVD2篇を買い揃えるより、まずは<a href="/harunoriyukamu/4789961559">動く骨(コツ) 野球編 (SJセレクトムック No. 56 SJ sports/よくわかるDVD)</a>を参照することを強く奨める。野球のみならず広く応用が効く。 |
関連本棚: |
harunoriyukamu
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上丹田・中丹田・下丹田―自分の中の天才を呼びさます
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著者: |
高岡 英夫 |
出版社: |
ベースボールマガジン社 |
評価: |
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カテゴリ: |
soulhacks
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コメント: |
高岡英夫せんせいの主宰するワークショップから派生した<a href="/harunoriyukamu/4583038550">センター・体軸・正中線―自分の中の天才を呼びさます</a>そして<a href="/harunoriyukamu/4583038712">丹田・肚・スタマック―自分の中の天才を呼びさます</a>につづく三部作完結篇。おおざっぱにいって、高岡せんせいの「動きの極意を教える」ワークショップ(いまは「身体意識を鍛える」ワークショップと改称されていたような)の第一教程、第二教程、第三教程に対応しているのが、単行本シリーズのそれぞれ第一巻、第二巻、第三巻である。わたしがかつて受講したのは第一教程の初級クラスのみ。
<p>とくに第三巻で示される「極意」第三教程の詳しい内容が書籍で公開されるのは初めてのことで、これはもう世界最先端の情報といっていいですね。あまりにも極意(身体意識の構造/機能)のレベルが高すぎて、限られた図解と文章だけではなかなか理解できません。これからじっくり読みます。 |
関連本棚: |
harunoriyukamu
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フューチャリスト宣言 (ちくま新書)
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著者: |
梅田 望夫, 茂木 健一郎 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
茂木健一郎については、かつて<a href="/harunoriyukamu/4198607036">ペンローズの量子脳理論―21世紀を動かす心とコンピュータのサイエンス (Naturaーeye science)</a>を読んだくらいで、あとはNHKでの司会をつとめる番組を何度か見たくらいか。正直言って脳がどーたらゆう話はそれこそ話半分で読むくらいでちょうどいいと思っている。脳とクオリアなんたら言うのも、こういっては辛辣だろうが、あまり本気でつきあうスジのものではないと10年前から思っていたし、今でもその考えは変わらない。まあ、いまの世のなか脳がどうこう言うほうが売りやすいからね。という前提を表明したうえで、以下かんたんな読書メモ:
<p>第二章:クオリア=官能性と理解した。自分のリアルライフは官能の世界。それはグーグルにも渡さないゾと(p.87) その気分はよくわかる。
<p>第三章:うめたん90才まで現役で行くyo!発言。1.5で割ると60才ですな。<a href="http://pathfind.motion.ne.jp/curriculum.htm#3">長沼伸一郎の換算年齢</a>を意識したかどうかは不明だが、フューチャリストを自認するひとびとに換算年齢の考え方が普及するのは良いことだと思う。そもそもの長沼式は除数1.5だが、もはやそれではヌルイとわたしは感じている。さらに大胆に除数を2にするのだ。換算年齢 2.0 である。実年齢を二で割った数字を、あなたの真の年齢だと想定せよ。あなたの生き方は変わるだろうか。梅田曰く、たった一人の狂気で世の中が動く(p.103)のだ。
<p>第四章:「相転移」現象にかこつけて茂木が紹介していたウィリアム・ゴールディングの小説『後継者たち』が邦訳されていたとは知らなかった。しかも1983年刊。かの<a href="/harunoriyukamu/4102146016">蠅の王 (新潮文庫)</a>を書いたひと。
<p>総じて言えば(相対的に)若い二人の楽天的宣言を読むだけで終わらせず(相対的に)年の功が光る西垣通の<a href="/harunoriyukamu/4004310741">ウェブ社会をどう生きるか (岩波新書)</a>を併せて読むことでバランスが取れると思う。というか、わたしは西垣の新書を読んでから、相補的な位置づけで梅田+茂木の新書を読んだのだけれど。 |
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ペンローズの量子脳理論―21世紀を動かす心とコンピュータのサイエンス (Naturaーeye science)
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著者: |
ロジャー ペンローズ |
出版社: |
徳間書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
ペンローズの Shadows of the Mind (邦訳『心の影』)以降の異論反論オブジェクションorz まとめてお応えします的な論文集。1997年刊。いまをときめく茂木健一郎が翻訳・解説しているのだが、今の売れっ子ぶりは当時はとても想像できなかったな。この頃から茂木はクオリア問題とか言っていて、わたしは「それは隘路だよ」と思っていたし、今でもそう思っている。本人もさすがに骨身に染みたらしいことが、さいきん読んだ<a href="/harunoriyukamu/4480063617">フューチャリスト宣言 (ちくま新書)</a>(2007年刊)からうかがえた。<p>ペンローズの言ってることも、もはや熱心に追いかける気分もすっかり薄れているので、わたしにとっては、いまは懐かしきお勉強本といった趣きである。ちなみに2006年に徳間文庫の一冊として復刊されたらしい。原題は Beyond the Doubting of a Shadow |
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寺脇 犬
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運動会で1番になる方法[DVD]―1ヶ月で足が速くなる!股関節活性化ドリル
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著者: |
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出版社: |
ベースボールマガジン |
評価: |
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カテゴリ: |
soulhacks
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コメント: |
サッカー少年団の男の子たちを相手に走りを改善するドリルを指導して、その後の変化を見るという構成のDVD。もちろん大人にも効果があるので、走ることに慣れていないひとに特にオススメ。単行本<a href="/harunoriyukamu/4756145205">運動会で1番になる方法―1ヶ月で足が速くなる股関節活性化ドリル</a>も出ているが、じっさいにはこのDVDだけでもじゅうぶんな学習ができる。 |
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未来人ジョン・タイターの大予言―2036年からのタイムトラベラー (MAXムック)
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著者: |
ジョン・タイター |
出版社: |
マックス |
評価: |
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カテゴリ: |
soulhacks
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コメント: |
<a href="http://www.johntitor.com/">http://www.johntitor.com/</a><br><a href="http://en.wikipedia.org/wiki/John_Titor">http://en.wikipedia.org/wiki/John_Titor</a><br><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・タイター">http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・タイター</a>
<p>時間旅行や近未来の話よりも深く印象に残ったのは、タイターの対人関係のマナーだったという意外な読後感。
<p>もうひとつ。アメリカ第二次内戦さらには核戦争後の復興途上の近未来世界からやってきたというタイターが、合衆国憲法に対する並々ならぬ思い入れを表明していたのは見過ごせないポイントだと思った。cf. <a href="/harunoriyukamu/4121014278">アメリカ合衆国憲法を英文で読む―国民の権利はどう守られてきたか (中公新書)</a> |
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ウェブ社会をどう生きるか (岩波新書)
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著者: |
西垣 通 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
西垣通がかつて岩波書店から出した本といえば<a href="/harunoriyukamu/4004303397">マルチメディア (岩波新書)</a>, <a href="/harunoriyukamu/4002602931">デジタル・ナルシス―情報科学パイオニアたちの欲望 (同時代ライブラリー (293))</a> そして<a href="/harunoriyukamu/4000044435">聖なるヴァーチャル・リアリティ―情報システム社会論 (21世紀問題群ブックス (23))</a>と印象深いものが多い。その著者が、昨今の web 2.0 ブームに呼応するかたちで岩波から新書を出したとなれば、これは読まずにはいられない。
<p>西垣節はあいかわらず健在。'80年代の夢のAI/第五世代コンピュータの挫折を経た、年の功(1948年生)が光っていた。 |
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増井の処分予定本
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