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検索エンジン戦争
検索エンジン戦争
著者: ジェフ・ルート, 佐々木 俊尚
出版社: アスペクト
評価:
カテゴリ: Computer
コメント: かなり期待ハズレ。 <p> どこかで読んだことのある話ばかりを集めて、深く掘り下げることもなく、そのうえ同じ話を三度ずつ繰り返すという技(?)を使って原稿を水増ししている。雑談にしか見えない、何の役にも立たないコラムまであるし。妙になれなれしい口調も神経を逆なでする。 <p> 別に間違ったことは書いていないし、検索エンジンやSEOの歴史の上っ面をなぞるにはいいかも知れないが、何か新しい知見を得られるという類のものではない。1/10に圧縮して雑誌に載っているなら腹も立たなかったかも。
関連本棚: 増井 SAKAMO@起業 Y.nabe sho hiro.n stonechild-2 スー ogijun
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dRubyによる分散・Webプログラミング
dRubyによる分散・Webプログラミング
著者: 関 将俊
出版社: オーム社
評価: ★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: 本書は、4年前に出た『<a href="/sho/4756139612">dRubyによる分散オブジェクトプログラミング</a>』のバージョン2.0というか、そんな位置づけの本である。実は内容的にはずいぶん似通っていて、素材も並べ方が違うだけでほとんど同一。違いはこんなところ?:<br> <br> * RubyとdRubyの対象バージョンがそれぞれ上がった<br> * Webアプリケーションの地位が向上<br> * Rindaの解説が増量<br> <br> もちろん説明はこなれているし、irbを使って実際に手を動かしながら体験できる点で、本書の方がはるかにわかりやすい。分散オブジェクト体験にはうってつけの本だろう。なんと言っても、dRubyがRubyに標準添付されたことが大きい。Rubyさえ入っていればすぐに試せる。前書では別配布にもかかわらずインストール方法も書かれてなかったしね(あれは当時にしてはずいぶん大胆な割り切りだったと思うが)。<br> 個人的には、Rindaに多くのページが割かれているのが嬉しかった。そこまでの解説を理解していればRindaが裏でどんなことをしているのか想像できる構成だし、使う側に立つと非常に楽に分散システムを組めるのがわかる。使ってみようという気にさせてくれる。<br> ただ、ちょっと肝心なところに誤植が目立つのが残念(→正誤表)。図3.9はクラス図のはずなのにスクリーンショットが入ってたり。
関連本棚: tkmr kakuda kjee 岸リトル (な) 増井 blackbird 積ん読分jojo pants03a inflib sho kajihata hmorita suchi Kousuke YuShen
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Debian 辞典 (Desktop reference)
Debian 辞典 (Desktop reference)
著者: 武藤 健志
出版社: 翔泳社
評価: ★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: けなしてる人を見たことがない。一人のDebianユーザとして持っているべきらしいので買って来た。 <br> ぱらぱらと眺めていたら「blogを始めたい」という項があったので開いてみたら、ネタがtDiaryだったのでずっこけた。思わず「他になかったんかい!」とツッコんでしまいました(笑)。まぁ、著者のむとうさんがtDiaryで日記つけてるんだもんな。いやいや、ありがたいことです。
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ソフトウェアの匠
ソフトウェアの匠
著者: まつもと ゆきひろ, 萩原 正義, 八田 真行, 高林 哲, 羽生田 栄一
出版社: 日経BP社
評価: ★★
カテゴリ: Computer
コメント: こんなタイトルの本を作るなら「本の匠」に登場願いたいところだが、そうはいかなかったようだ。コンテンツは悪くないのに、本の作りがどうしようもない。 <br> なんと言ってもタイトルが悪い。「ソフトウェアの匠」という語から連想するのは、ずばり「ハッカー」だろう。でも、確実にハッカーと呼べそうなのは、まつもとさんと高林さん、あとはBIOSの人くらい? オープンソースや特許の話から「匠」というイメージは抱けない。キーボードの話なんて完璧に「ハードウェアの匠」やんけ! <br> それから紙質。こんなに厚くて質の悪い紙を使ったら、厚くてめくりづらい本ができるのはあたりまえじゃないか。ページを繰るたびにげんなりするようじゃ、どんなに内容がよくてもダメだよ。アスキーの256倍シリーズより安っぽいのに2500円は高すぎる。 <br> というわけで、中身の話にたどり着けないので割愛(ってをい)。冒頭の二人の話はネットでしょっちゅう読んでいるので、復習程度。中ほどでシステムやらアーキテクチャを語っている二人は、巻末で対談もしているが、書 いてることと言ってることが違うと思った。対談では「土俵を変えて勝負しないと」とか言っていながら、書いてることは現在の主要技術の全面肯定もいいところで、これじゃ「普通のやつらの上を行」くのは無理だよな。BIOS、キーボード、検索の話は面白かったし、特許の話も知らないことがかなりあった。ほら、内容はいいんだよ、内容はね(少なくとも半分くらいは)。
関連本棚: tomo_ya keing takanoo {} みわ dainichiro hironobu のだ tnaga takayama yohei 岸リトル infy2c eitoku sho matznaga melito takoyakim 山本@クロノス
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ウェブログの心理学
ウェブログの心理学
著者: 山下 清美, 川上 善郎, 川浦 康至, 三浦 麻子
出版社: NTT出版
評価: ★★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: <p>いまだ出版ラッシュの続くウェブログ関連書籍だが、1年後に読み返してみても価値を保っているだろうと思われるものはほとんどない(『ウェブログハンドブック』くらい?)。ハウツー本はもちろんだが、その他の書籍も、せいぜい著者の身辺のごく狭いコミュニティでの経験を基にしているだけなので、視野が狭くてとても一般化できるシロモノではないのだ。しかし、WWWの黎明期から研究を続け、しっかりとしたフィールドワークまでこなした本書の著者たちは、経験の厚さ、視野の広さ、どれをとっても文句のつけようがない。</p> <p>特に「歴史」を扱った第2章は重要だ。10年に渡るウェブログの歴史の中で、昨今のブームはたかだか1、2年のことである。そこにだけ着目した議論がなんと底の浅いことであるか。現在問題になっていることのほとんどが過去に登場済みであることがわかるだろう。「本質」に目を向けるいいきっかけになる章である。</p> <p>そして、1997年の調査を元にした第3章。「Web日記」を「blog」に置き換えてもなんの違和感もないこと、また第4章と読み比べて、今と当時との違いはせいぜい「カネの匂い」の有無くらいである(カネの匂いはけっこう重要な軸ではある。が、あまり踏み込まなかったのは本書の立ち位置のせい?)。いまだに「Web日記とblogは違う」とか、自分の感覚だけで言ってる二元論者は、こういう事実を知るべきである。ウェブログは二値で分けられるものではなく、二次元スペクトルのどこかに位置づけられる、境界のあいまいなものなのだ、ということがよくわかる。</p> <p>あと個人的には、第4章の「おわりに」が、ちょっと感動的な締め方だったのがよかった。そうそう、続けることが重要なんですよ。</p>
関連本棚: neanias 巡回時間風景 honda ジョセフ ヴェネ takuji muziyoshiz ynakajimaはまだこんな本を読んでいない Haruka daichi sho stonechild-2
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CVS―バージョン管理システム
CVS―バージョン管理システム
著者: Karl Fogel
出版社: オーム社
評価: ★★★★
カテゴリ: Computer
コメント:
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バグがないプログラムのつくり方 JavaとEclipseで学ぶTDDテスト駆動開発 (Be agile!)
バグがないプログラムのつくり方 JavaとEclipseで学ぶTDDテスト駆動開発 (Be agile!)
著者: 川端 光義, 倉貫 義人, 兒玉 督司
出版社: 翔泳社
評価: ★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: <p>TDDやXP関連書籍つーと、翻訳が悪かったり翻訳が悪かったり翻訳が悪かったりするばかりで、なかなか良書がないというイメージだったんだが、これは日本人著者による、気軽に読めてわかりやすい、TDD入門にはうってつけの本だと思う。ほどよい規模の例題や、理論と実践の量のバランスなど、けっこう計算して書かれている気がする。実践抜きだと半日で読めちゃう軽さもいい。表紙デザインと値段からは、とてもそうは思えないんだけど!</p> <p>ただねぇ……これだけじゃ、やっぱりまだ、上司を説得する材料には足らないんだよなぁ。品質が従来開発手法に比べて良いことを証明するのは、TDD導入最大の難関だよ。品質はレビュー時間やバグ数を測定することでしか測れないと信じてる連中を、どうやって納得すればいいのやら。 </p>
関連本棚: tomo_ya hiroK dainichiro Christopher 増井 kimpon KNM kiyo dot すがるの matobat_tech NiC sho moris matznaga じぇみに roku ifor2u wildcats tksogt えぴふりゃあの本棚 きまっち かなびず
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Debian GNU/Linux Expertデスクトップユーススペシャル
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はてなの本 (NET TRAVELLERS 200Xシリーズ)
はてなの本 (NET TRAVELLERS 200Xシリーズ)
著者: 田口 和裕, 松永 英明, 上ノ郷谷 太一
出版社: 翔泳社
評価: ★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: まぁ、はてなユーザでもない限り、はてなの使い方の部分は読んでもしょうがないんだけど、近藤さんのインタビューは面白いので一読の価値はあるかと。tDiaryについて語っている部分は、当たらずとも遠からずというか、だいたいその通り。あ、あと、テーマを作る場合の参考書にもなるかも知れない。詳細な解説があるわけではないけど。
関連本棚: 巡回時間風景 multilayer [yori] sho kameria yutayuta facet ano suchi tomorox
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Lightweight language magazine―ライトな言語でプログラミングを楽しもう! (アスキームック)
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私的所有論
私的所有論
著者: 立岩 真也
出版社: 勁草書房
評価: ★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: われわれ人間は、他者が「在る」ということそれ自体から快楽を得ているという、引用中にもあった「事実」が、さまざまな価値判断の根底にあることが明らかにされていく。じつに面白い。Wikiの話でおれが展開したことに対して、強固な地盤を与えてくれた。自分が操作しない部分を極限まで拡大し、他者が在ることから受ける恩恵を最大化できるツール、それがWikiと言えよう。実際、本書中で取り上げられている現実社会の諸問題よりも、Wiki上でこそこの主題が明確になっているように思う。 <br> もっとも、頻繁に主語を落とす独特の文体や、主題の性格上「私」という語が多義的だったり、個々のテーマを論じるために分析不能なレベルまでに細部に入り込む手法もあって、はっきりいって読みづらい。前半、他者の存在を浮かび上がらせるまではスリリングだったが、中盤から後半で政治や優生思想をからめ始めると、結論の歯切れが悪くなってしまうので(納得できる結論ではあるが)、読破するのにパワーが必要だった。 <br> 万人にお勧めできるわけではないが、子供に「どうして人を殺しちゃいけないの?」と聞かれた時に、胸を張ってその理由を答えられるようになるかも知れない、とだけは書いておこう。
関連本棚: 踊り念仏 こけしさんのこけし sho 絶望の中の希望 柴田邦臣 ogijun
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蘇るPC-9801伝説 永久保存版―月刊アスキー別冊
蘇るPC-9801伝説 永久保存版―月刊アスキー別冊
著者:
出版社: アスキー
評価: ★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: PCのアーキテクチャが64bitに向かって動き始めた今年、16bitの覇者であり、32bitで敗北したPC-9801シリーズを扱った本が出るというのは、いろんな意味で感慨深い。 <br> ……なーんて深いことは抜きにして、Bio_100%のゲームが入ってるってだけで買いダロ!! もー、「ROLLING95」で酔うぞー、おれは。くぅ〜、クライアントOSをWindowsにしておいてよかった! <br> 懐かしい顔ぶれが元気そうなのもいいね
関連本棚: Hacker Dude-san m pikopiko theta nigoro mie tsum Y.nabe sho REM null suchi
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結城浩のWiki入門 ~YukiWikiではじめる みんなで作るWebサイト~
結城浩のWiki入門 ~YukiWikiではじめる みんなで作るWebサイト~
著者: 結城 浩
出版社: インプレス
評価: ★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: まず言えることは、『WikiWay』を読んだ人は必ずしも読む必要のある本ではない。内容的にも、構成も、『WikiWay』とかなりかぶっている。ページ数は『WikiWay』よりも格段に少ないのに、なぜか内容が薄くなった感じがしないのが不思議だが。 <br> ということで、『WikiWay』の厚さに挫折しちゃった人が再チャレンジしたり、職場やグループにWikiを広めたいと思っている人が布教のために使うのにはうってつけ。 <br> ただ、『WikiWay』と構成が似ているということは、不満な点もまた『WikiWay』と同じだ。YukiWikiのインストールをあれだけの紙数を費やして説明するくらいなら、もっと運営のノウハウについて書いて欲しかった。いま、Wiki周辺でもっとも必要とされているのは、上手な運用の技能だからだ。
関連本棚: moleskinの半径3メートル以内にある Spiegel whalebone 巡回時間風景 hiroc tamio Jane dainichiro 増井 れれれ kdmsnr KarukuIppai Katuragi KZh kengochi sho soutaro matznaga 結城浩 RyoWin 増井研 masuilab suchi
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Rubyを256倍使うための本 邪道編
Rubyを256倍使うための本 邪道編
著者: arton
出版社: アスキー
評価: ★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: たしかにRuby的には邪道な感じだけど、COMで遊ぶ本としてはけっこう正統ではないでしょうか。Windows2000マガジンあたりに連載されていてもおかしくない内容……と思ったらホントにartonさんのRuby記事が載ってるらしいけど。256本と言えば、MifesやVzのマクロでマウスを使えるようにしたり通信ソフトを作ったり、AWKでWebブラウザを作っちゃったりする「こいつら何考えてんだ、あぶねーなー」ってのが「味」なので、この本は256本的にはそんなに危なくないと思ったりもしたのだった。でも、artonさんは偉いと思います。って何がだ。
関連本棚: tomo_ya tkmr k-miya Akira51 m hiroK deleted000 kmdtty takatoh koic mona.lisa.overdrive moguru のだ tanaka matobat_tech TEM Y.nabe ひがき sho アプリの星 WR yupo5656 zaud Google Booksになかった本 ogijun
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Rubyプログラミング入門
Rubyプログラミング入門
著者: 原 信一郎
出版社: オーム社
評価: ★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: 1章の電話番号検索スクリプトは、オブジェクト指向のフシギとヨコロビをかなり上手に網羅していて、オブジェクト指向の教科書としてそのまま使いたいくらい。うーん、さすが。もちろん、こういう書き方ができるのもRubyがあるからこそだろうけど。Javaじゃ、こうはいかないもんな。
関連本棚: にゃかもと nnh みわ halchan kmdtty dainichiro 増井 yaorozu mona.lisa.overdrive mjh naruse matobat_tech 増井2 mrmt joesaisan joulli psi yusasa tahl ひがき abbey KZh egoisu sho matznaga rero Calm_Moon hmorita Ueno xenon はらしょー asdfeep silverrain
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ウェブログ・ハンドブック―ブログの作成と運営に関する実践的なアドバイス
ウェブログ・ハンドブック―ブログの作成と運営に関する実践的なアドバイス
著者: レベッカ ブラッド
出版社: 毎日コミュニケーションズ
評価: ★★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: 最近、ウェブログの動向が激しくなっている。さまざまなサービスが目白押しである。当然ながら「ウェブログとは何なのか」を解説した文書が多く目に付くことになるが、ビジネスを意識したその手の文書は多くの場合、書き手の都合の良いようにねじ曲げられがちだ。そんなとき、その真偽を確かめる方法を教えよう。それは、その文書が本書をベースにしているかどうか、だ。 <br> ウェブログ・ムーブメントの初期からその歴史を体験し、あくまで一人のウェブロガーとして活動し続けている著者の言説は、決して読者を都合の良い方向に誘導することなく、客観的で、それでいて当事者としての熱意を併せ持っている。ウェブログについて語るなら、まず本書を読んで、共通の言語を身につけてからにすべきだ。こうして優れた翻訳が出た今、それやらないのは怠惰である。もちろん、これからウェブログを始めようとする人、すでに始めてしまった人にも、強くお勧めできる。単なるツールの使い方ではない、ウェブログを続ける上でもっとも大切なことが、本書にはぎっしり詰まっている。これを読んでおけば、ウェブログ・コミュニティに踏み出す最初の一歩が、とても楽になるだろう。本書が、日本で最初のウェブログ本でないのが不思議でならない。 <br> それにしても驚くのは、日本のWeb日記やテキストサイトがたどった歴史を、ウェブログがみごとなまでに同じようにたどったという点だ。日本の状況については訳者によるあとがきで明らかになっているが、国境のないインターネットで、ここまで同じことが長いこと交わることなく進行していたというのは、にわかには信じ難いほどだ。そして今、日本のテキストサイトとアメリカのウェブログは、その文化を交える段階に進んでいる。実に心踊る時代ではないか。
関連本棚: tkmr 巡回時間風景 youichi svslab h12o dainichiro ynakajimaはまだこんな本を読んでいない tamago_girai yuco medihen daichi kengochi sho 青月にじむ eggman zokkon suchi anne ゴブイク 増井研 masuilab
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暗号技術入門-秘密の国のアリス
暗号技術入門-秘密の国のアリス
著者: 結城 浩
出版社: ソフトバンククリエイティブ
評価: ★★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: 技術的な概念は「その概念を発明/改善する人」「その概念を利用したものを作る人」「そのものを使う人」の3つのレイヤにわたって異なる語彙で利用される。そして多くの場合、最下位のレイヤの語彙が最上位のレイヤに登場することはない。 <br> しかし、暗号という概念の場合、「RSA」とか「鍵長」のような「概念を発明する人」が使っている語彙が、「ものを使う人」の前に突然登場することがよくある。暗号の概念が、(歴史はあるが)一般化していない証拠である。 <br> こと暗号の場合、「使う人」は自己防衛のためにこれらの専門用語を理解しなくてはならない。現代の暗号技術は、隣り合っていないレイヤと直接言葉を交わさなければ使いこなせないのである。 <br> そこで必要になるのが、入門者向けではあるが、用語に関して妥協はしないような書物であろう。そのような本を書くのは非常に困難であるが、本書はその目的によく合致している。難しい言葉を、これ以上ないほどに正確に、かつ平易に解説する筆者の力量には驚嘆する。 <br> これを読んでおけば、インターネット上でうっかり出会ってしまった暗号の専門用語に、とまどうことはもうないだろう。
関連本棚: worit tokky tkmr 井原 みわ youichi multilayer dsk tamio kaya-z netemoNetemo h12o たるらん dainichiro isihara 岸リトル 305640 坂本 春夫 KNM hogehoge2 kuma Zas kayakaya orken mjh yukki やぁ すがるの money ジャッキー小林 ☆1 naruse matobat_tech ぐちお あれあれ kuro yuco takayama Jyakky ゆうき kdmsnr nyo niha naoko ありす Blacker woods smbd sho nozom matznaga trick_dd_lib じぇみに stonechild minkewhale 結城浩 shinya かなっち tokoi kuwa えーてる かずっち suchi m-takagi kojima msn hidekazu dain qw asdfeep セキュリティ doax tarya JUー kotaro masuilab
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ソフトウェア職人気質―人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード (Professional Computing Series)
ソフトウェア職人気質―人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード (Professional Computing Series)
著者: ピート マクブリーン
出版社: ピアソンエデュケーション
評価: ★★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: 一言一句、隅々までうなずける話ばかりであったよ。ソフトウェアベンダーに就職して、なんだか違うと感じている若い人は読んでみると、違和感の原因がわかるのではないか。 <br> ……とは言っても、もう若くない身としては、そうそう素直に読めたものでもない。もう少し、定量的な記述が欲しかったところ。参考文献にそういうことが書いてあるのかも知れないけど。工程が遅れていることを伝えると、真っ先に「あと何人投入すれば遅れが取り戻せるか」と聞いてくる経営陣に、この本が伝えていることをなんと説明すればいいのやら。 <br> 開発者が偉くなって管理職をやってるのが大半の会社では、「開発者には管理職より高い報酬を与えろ」と言っても、開発者が楽をしたがっているとしか思われないだろう。OJTとは名ばかりで、トレーナーと新人が別のプロジェクトにいるなんてことが珍しくもない既存の会社じゃ、こんなパラダイムシフトは起こせないだろーなー。鬱々。
関連本棚: 13号 tomo_ya tkmr {} hiroK hiroc hisa h12o dainichiro le_chevalier_bleu asato koic dot Zas たる KT money matobat_tech TEM いけの飯店 yujiorama boot Felio infy2c it-main KZh sho makotan mi.f WR takeshi shinya sannai suchi zaud nobsun-old hhayakaw Google Booksになかった本 orowebsys ogijun
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Wiki Way―コラボレーションツールWiki
Wiki Way―コラボレーションツールWiki
著者: ボウ ルーフ, ウォード カニンガム
出版社: ソフトバンククリエイティブ
評価: ★★★★★
カテゴリ: Computer
コメント: 読めば読むほど、オリジナルのWiki(といっても本書中で取り上げられている2代目)が必要十分な実装なのではないかという思いが強くなった。他のCloneたちは、ほとんどどれも「機能追加病」に罹っている(RWikiのようなデモンストレーション目的が出自のものは話が別だが)。TWikiなんてのはその最たるものだろう(本書中でTWikiは好意的に取り上げられていたけれども)。
関連本棚: matanuki hmori k-miya Spiegel shiro 岩月博之 halchan Jane 힢삥캴짗 夜空の下 h12o dainichiro HSBT muziyoshiz れれれ concern theisbn kmt-t takayama kdmsnr joesaisan 五十嵐研究室 pants03a smbd egoisu sho miyamoto matznaga 結城浩 tksogt オショー nobsun-old yamaken RyoWin smtk highgeo walrus 増井研 masuilab
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プログラミング言語SCHEME
プログラミング言語SCHEME
著者: R.ケント ディヴィグ
出版社: ピアソンエデュケーション
評価: ★★
カテゴリ: Computer
コメント: ついていけませんでした _|‾|○
関連本棚: {} faerie 夜空の下 rui Ryo Felio it-main sho nozom matznaga gyoza zaud 岸リトル suchi
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ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵
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