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神狩り 2 リッパー
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著者: |
山田 正紀 |
出版社: |
徳間書店 |
評価: |
1.9 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
30年前の前作神狩りを読んだ人にはちょっと不評のよう。<br>
序盤の点が中盤で線になり、終盤に線が面になってクライマックスを迎えて高まった期待がガラガラガラっと崩れ去ってしまった。盛り上げるだけ盛り上げておいて、何なのだこの結末は。<br>
浮遊する巨大天使という設定にワクワクしてしまっただけにとても悲しい。本屋で前作を見かけたけれど、もう手を出す気がしなかった。(2006/1/4 13:35:54) |
関連本棚: |
walkinglint
秘密
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ポールスローンの腕を送る男―水平思考推理ゲーム (ウミガメのスープ (2))
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著者: |
ポール・スローン, デス・マクヘール |
出版社: |
エクスナレッジ |
評価: |
1.9 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
<li>うーん、やっぱり腹が立ってくる。
<li>うーん、やっぱりそうなんですか (<a href="/%E5%A2%97%E4%BA%95">増井</a>)
<br>
<br>
[かなり効果的な質問]<br>
<li>その人は遭難しましたか?(2006/5/13 08:38:00)<br>
<hr>
3冊目が出ている。たぶん、もう読まない。<br>
ポール・スローンの札束を焼く強盗—水平思考推理ゲーム ウミガメのスープ(3)<br>
この銀行強盗も遭難したんだと思う。「遭難したんですか?」「そうなんです。」(マカロニほうれん荘にこんなギャグがあったのを思い出した。) |
関連本棚: |
えすあいぶい
imasa
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最終定理 (海外SFノヴェルズ) (単行本)
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著者: |
アーサー・C・クラーク, フレデリック・ポール |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
1.8 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
読んでいる最中。最終定理というは,あのフェルマーの最終定理のこと,そして宇宙生命体が登場して,軌道エレベーターがでてきて(セルカン抜き),…展開が読めない。<br>
<br>
「だが、ランジットとしては、いわゆるワイルズの証明のような正道を外れたものは認めていない。」(P.24)<br>
<br>
この文,ぞくっとした。(Thu Feb 25 09:59:03 +0900 2010)<br><br>
なんじゃこれ。スケールが大きいのか小さいのか判断に苦しむ。クラークの作品を切り貼りしてできたような話だった。<br>
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関連本棚: |
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戦車謎解き大百科
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著者: |
斎木 伸生, 上田 信 |
出版社: |
光人社 |
評価: |
1.8 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
読みにくいです。本文ぶつ切りでイラストはともかく、コラムが1〜2ページ分も挿入されていて読むリズムを崩されます。著者はコラムの方を本当は書きたかったのかも。<br>
謎解きを謳っている割に、大した事は書かれていません。 |
関連本棚: |
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博士がくれた贈り物
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著者: |
小川 洋子, 菅原 邦雄, 岡部 恒治, 宇野 勝博 |
出版社: |
東京図書 |
評価: |
1.6 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
大阪教育大学数理科学講座企画による座談会の記録。作家小川と数学者の3人がお互いを持ち上げる発言が鼻につく。<br>
<li>「博士の愛した数式」の博士のモデルはエルデシュ。
<li>映画版には数学的な間違いがあるそうだ。(今度探してみよう。)<br>
数学に話が及ぶ部分は、わかりやすく語ってあるので、小説を読んで興味を持った人にはとっつきやすいと思う。<br>
しかし、この本のページのデザインは最低である。見開きにすると、どのページも、左右にΣ、√、∃、π、∞、+、−、≒、∫、×、÷の数学記号が上下に配置され、その中央にページ数が分数で(現在のページ)/(総ページ数)で示され、発言者ごとに名前の下にご丁寧にも□や☆、△、○がくっついていて、活字以外のものが視野に入り込んでくるので、目がちかちかする。いったい、何考えてこんな風にしたんだか、責任者出て来いっ! |
関連本棚: |
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人類の月面着陸はあったんだ論―と学会レポート
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著者: |
山本 弘, 江藤 巌, 皆神 龍太郎, 植木 不等式, 志水 一夫 |
出版社: |
楽工社 |
評価: |
1.5 |
カテゴリ: |
科学一般
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コメント: |
いくつか気になる点があった。<br><br>
(P.95)COLUMN01 下段 最後の段落<br>
<li>それでも宇宙服に地上と同じ一気圧(一平方メートルあたり約一〇万キログラムの圧力)の空気を −以下略−<br><br>
一〇万キログラムって、N(ニュートン)とkgw(キログラム重)を混同している。それに「一平方メートルあたりの圧力」という書き方もおかしい。<br>
<br>
それから、(P.28)の年表1969年1月の項に、ソユーズ5号(3人乗り)からソユーズ4号(1人乗り)に二人の飛行士が移乗した、という記載があるけれど、その二人はどこに座ったんだ。定員3名のソユーズに飛行士が1名搭乗している状態を普通「1人乗り」と表現するか?ドライバー1人のみのセダンを、1人乗りのセダンって書くか?<br><br>
そんなこんなで、言ってることは正しくても一挙に説得力がなくなってしまって、この本の評価は低め。(2005/12/24)<br><br>
こんな変な日本語もあった。<br>
(P.25)年表1957年11月の項<br>
<li>打ち上げも間もなく死亡<br>(2005/12/25 10:14:22) |
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Hacker Dude-san
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増井
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紅い十月
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決定版 失敗学の法則 (文春文庫)
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著者: |
畑村 洋太郎 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
1.3 |
カテゴリ: |
ビジネス
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コメント: |
10ほどの要素が絡む仕事がうまくいく確率は(1/2)^10=1/1024なので、失敗することがほとんどなのだ、なんてとんでもないことを書いている。ここまで数学をいいかげんに使っている工学屋さんはそうそういない。 |
関連本棚: |
toshiharu
ma
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算学武芸帳
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著者: |
金 重明 |
出版社: |
朝日新聞社 |
評価: |
1.2 |
カテゴリ: |
図書館
和算
小説
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コメント: |
和算の秘奥義「鳳積術」を極めようとした放蕩無頼の算士・臼井早雪の物語なのだが、その鳳積術を含めた数々の和算術の具体的な記述(どうやら微積分や楕円幾何、射影幾何-アファイン変換なんて説明もあることはあるが-を用いているらしい)がないので、彼が○○術を用いて問題を解いて誰それとの算学勝負に勝ったと書かれても、フーンそうですかとしか言いようがない。<br>
この伝なら、茶道武芸帳、書道武芸帳、なんでも書けてしまう。<br>
最後の早雪の心情に1.0献上。
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関連本棚: |
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図解ダ・ヴィンチの暗号
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著者: |
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出版社: |
宝島社 |
評価: |
1.1 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
柳の下を狙った便乗本の一つ。まっ、こんなもんでしょう。 |
関連本棚: |
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タイムマシンの話―超光速粒子とメタ相対論 (ブルーバックス 170)
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著者: |
都筑 卓司 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
10 |
カテゴリ: |
物理学
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コメント: |
都筑卓司の手による科学啓蒙書の1冊。この本は昭和50年9月17日の第14刷、購入日は1975年11月8日。たぶん阪急茨木の虎谷書店だったと思う。この本は面白いことに、P.243でエピローグが終り、その後奥付、ブルーバックス好評書が3ページ紹介された後に、さらにページをめくると、「タイムマシンの話・超高速粒子とメタ相対論」の扉、はしがき、目次、プロローグの扉、と続いている。最初は、タイムマシンの本だけに、最後が初めに繋がっているなんて、さすが凝った作りをしているなと思っていたが、同書の別の本を調べてみるとそんな風にはなっていない。<br>
落丁の反対って何というんだ?増丁か?とにかく本当に循環してしまっているタイムマシン本ということで絶対に手放せない私にとって貴重な1冊。 <br>
破格の10点献上<br> |
関連本棚: |
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直観でわかる数学
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著者: |
畑村 洋太郎 |
出版社: |
岩波書店 |
評価: |
0.5 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
まず、延べ110時間以上の講義に付き合わされた大学生諸君にご同情申し上げます。<br>
長目の前書きに、特太ゴシックの大きい文字で「数学の本質がズバリわかることは保証する」と書いてあります。あのぅ、全然わかんなかったんですけど、私がきっとバカなんですね。<br>
付録1の暗算方法、こんなにこれ見よがしに書き述べるほどのものなんでしょうか。ファインマンがそろばんの達人と3乗根の計算勝負に勝ったときに、彼がどう暗算したかの方ががよっぽど面白いです。7の常用対数も「数量を生み出す努力」をするなら、あんな(数学的に大嘘な)計算ではなくて、7^4=2401から2400の対数をとって求めてほしいものです。<br>
奉加帳に行列の真髄って、単に奉賀帳を横書きにする習慣がないだけでしょう。蛇足部分は文字通り蛇足。<br>
テンプレート云々の部分は、まともなことを書いているので0.5点献上。加藤先生に噛み付いたのはテンプレートがなかったからですね。>畑村先生 |
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