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生物学個人授業
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著者: |
岡田 節人, 南 伸坊 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
4.6 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
ご存知ない方のために一言。節人は、ときんど、と読みます。<br>
おにぎり頭の伸坊君を生徒に、節人先生が個人講義をしまして、その内容を伸坊君がまとめたものに、節人先生が朱を入れたり補足したりして1節を構成しています。<br>節人先生と森(一刀斉)毅先生とはどことなく似ている気がしました。地球上の生物は8000万種類ほどいるとの説、学者によって見積もりには当然幅があるのですが、節人先生は「大きい方が景気がええ」という理由で8000万ぐらいだろうと述べています。森先生も同じようなことを言いかねません。<br>触れられている内容は非常に浅いものの、伸坊君や私のようにド素人、でも生物学にちょっと興味があるという人向けの良書。 |
関連本棚: |
teltel
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永久帰還装置
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著者: |
神林 長平 |
出版社: |
朝日ソノラマ |
評価: |
2.2 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
恋愛もの駄目です。<br>
オカモレンカク(小鴨蓮角:主人公の名前)をアナグラムすると、オレモカンカク(俺も感覚)となるのですが…。2人の主要人物の名前が妙なので裏があるかと思ったりしてます。何とか、最後まで読みましたが疲れました。 |
関連本棚: |
Taku
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やりなおし高校の生物
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著者: |
島田 尚幸 |
出版社: |
ナツメ社 |
評価: |
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カテゴリ: |
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コメント: |
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関連本棚: |
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未来からのホットライン (創元SF文庫)
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著者: |
ジェイムズ・P・ホーガン |
出版社: |
東京創元社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
SF
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コメント: |
タイムライン(上)のコメントに{{4488663060}}(※[を{で表してあります)と、記入したら、勝手に本棚に登録されて例によって消せなくなってしまいました。幸いなことにこの本を持っているので、登録することにしました。どうも、コメント欄に{{ISBN}}があると、小人さんが活動するようです。<br>
<br>
この作品はタイムマシン物です。が、「タイムマシン」(ウェルズ)や「タイムライン」(クライトン)、「タイムトンネル」(TVドラマ オンタイムでみていた人はいるのだろうか)等のように過去・未来に人を送り込んだり戻したりするマシンではなく、通信のみが可能という設定で話が進みます。<br>
初期のホーガン作品に共通して見られるように、なぜそのようなことが可能なのかという理論が、虚構だと分かっていても納得できる形でかかれています。<br>
人類全体の存亡にかかわるものから、一個人のプライベートな(そんなことにマシンを使っていいのか?)事柄まで、このマシンによって過去に伝達された情報により、微妙に、ときには劇的に未来が変化するという、因果律が描かれています。<br>
あまりにもハッピーエンドな結末には不満を抱く方も多いとは思いますが、クライトンが放り投げてしまった部分を、逆に追求したということで、タイムマシン物としては異色の一冊です。 |
関連本棚: |
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秘密
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花色別 野の花・山の花図鑑―花色で花の名前がわかる、野山歩きに必携!
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著者: |
田中 桃三, 高橋 佳晴, 布施 正直 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
家の庭にへんてこりんな植物が生えてきたので、調べるために借りてきた。<br>
<a href="http://divingcat.net/hanahana/a-o/u/urashimasou.jpg">ウラシマソウ</a>っぽいけど、<a href="http://www.c-able.ne.jp/~koshiki/images/korehanani.JPG">うち</a>のは全体が緑色で画像のように濃い赤紫色をしていないし、筋もない。これから成長するとこんなふうになるのか。<br>
この植物が原因で、家から車を出す際に車の左後部をガードレールと喧嘩させて大敗を喫してしまった。どう原因になったかは、風が吹けば〜式なので割愛。<br>(2005/5/3 09:44:22)<br>
博物館にデジカメの写真を持参し、学芸員の方に尋ねたところ<a href="http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/karasubishaku.html">カラスビシャク</a>であることが判明した。 |
関連本棚: |
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大問題!
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著者: |
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出版社: |
ぺんぎん書房 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
図書館
教養
物理学
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コメント: |
科学全般に関するQ&A本。Qが陳腐でAが一般人には難解、知っている人には解説が逆に薄い。時間潰しにもならなかった本。 |
関連本棚: |
i.gang
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失敗の本質―日本軍の組織論的研究
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著者: |
戸部 良一, 寺本 義也, 鎌田 伸一, 杉之尾 孝生, 村井 友秀, 野中 郁次郎 |
出版社: |
ダイヤモンド社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
第1章失敗の事例研究<br>
<li>ノモンハン事件<br>
<li>ミッドウェー作戦<br>
<li>ガダルカナル作戦<br>
<li>インパール作戦<br>
<li>レイテ海戦<br>
<li>沖縄戦<br>
第2章失敗の本質<br>
第3章失敗の教訓<br>
「日本軍は環境に適応しすぎて失敗した」、「適応は適応能力を締め出す」というのが本書の結論。この体質は、少なくとも日本の政策に関する限り、何にも変っちゃいないというのが私の結論。イラクに行っている自衛隊は、日本を背負っていっているのだから、外国人を殺したり、逆に自衛隊員が殺されたりしたときの覚悟というものが首相にも国会議員にもそして我々国民にもできているのだろうか。国際活動ということでは、すでに何名かの方が亡くなられているわけだが、その原因の本質を追求し、何か教訓を得たか?教訓を得たとしたら、それをどう生かしているのだ。改憲、護憲のどちらにも与しないが、今の流れには底知れぬ不安を感じる。<br> |
関連本棚: |
worit
おせの本棚
がんばれ社長ファン
stonechild
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アンドロメダ病原体 (ハヤカワ文庫 SF (208))
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著者: |
マイクル・クライトン, 浅倉 久志 |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
SF
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コメント: |
Amazonのレヴューの中には、最後に肩透かしを食ったなんて書いてあるのもあるが、そうかなぁ。致死的だった病原体が突然変異して、人体には無害だがゴムのような高分子化合物を分解する性質を持つようになり、それが大気圏上層に拡散して、人類は宇宙への進出を諦めざるを得なかった(宇宙船が分解される)。絶滅からは免れたものの地球という牢屋に閉じ込められてしまったという衝撃的な結末だったと思うのだが。<br>
オッドマン仮説とか、いろんなことをこの作品から教わっ…今、ググってみたら、クライトンのガセネタかよっ!今日、このコメントを書こうとしなかったら、ずーっと信じてたままだった。<br>
高校時代、保健の授業で血液凝固を学んだときに、先生にこの本のことを話したら、興味を持ったようなので貸したことがある。大変面白かったというコメントをもらった上、試験でどんなに悪い点数をとっても保健の成績は5をもらえた。その点でもこの本には感謝しているが、まさか血液凝固プロセスの件もガセじゃないせしょうね。>クライトンさん |
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タイムライン〈下〉 (Hayakawa novels)
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著者: |
マイクル クライトン |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
図書館
SF
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コメント: |
下巻は馬上槍試合から始る。馬上槍試合は、A KNIGHT'S TALE(邦題ロックユー2001年公開、Queen、D.ボウイ、E.クラプトン等の曲が挿入歌として用いられているちょっと?な映画)でかなり迫力のある映像を観ることができるが、クライトンの筆力はそれに匹敵する。その後の話の展開は、ページを捲る手がもどかしくなるくらい、いいテンポでクライマックスへとまっしぐらに進む。こちらの世界のコントロールルームでの描写も、直接関与したいけれどそうもいかないという焦りが旨く書かれている。<br>
ただ、ITCのあの人をあんな風にあぼーんしてしまうのはどうかと思う。あれは、殺人じゃないのか。 |
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Dreamer
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カレーライフ
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著者: |
竹内 真 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
2.5 |
カテゴリ: |
図書館
小説
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コメント: |
小さな洋食屋を営むおじいちゃんが、お盆に集まった孫たちだけに振舞うの絶品カレー。そのおじいちゃんが亡くなった日に、いつかみんなでカレー屋をやろうと誓ったその孫たちが絶品カレーを復活させるまでのお話。カレー薀蓄本としては内用が薄いので、その辺に期待して読むと肩透かしを食うこと間違いなし。<br>
驚いたのは、青春アドベンチャーで聴いていた内容と同じだったこと。脚本の段階で多少エピソードを削ったり、入れ換えたり、組合わせたりして放送時間枠に納まるように脚色を加えるものだと思っていたのですが(いや、本末転倒なことを書いているとは承知しています)、読んでいて、これはラジオのあの場面だというのが、そのときの効果音や音楽ともに脳裏に蘇ってきました。<br>
最後のページ、主人公によりこの物語の回想が語られます。ってこれ、この本のストリーそのまんまじゃん!この分厚い本は半ページで語ることのできる物語をカレーという衣?をまぶして膨らませただけの立ち食いウドンのえび天だったのか!<br>というわけで、ラジオと同じだったわけが分かった次第です。<br>
補足 普通15分×10回のところ、カレーライフは15分×15回の放送だったので、ウドンのえび天というのは言い過ぎたかも。 |
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もつくん
ナマケモノ
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立花隆先生、かなりヘンですよ―「教養のない東大生」からの挑戦状
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著者: |
谷田 和一郎 |
出版社: |
洋泉社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
立花隆に「教養がない」と言われた東大生の一人が、あんたにだけは言われたくねぇよ、と挑戦状を叩きつけたら、こんな本ができちゃった。<br>
立花隆の著作、主張を「と学会」風に、ここが変だよ、わかってないんじゃないの、マジかよ、とみじん切りにしてある。もっとも、この本で批判されている内容を正しく語ることができる能力を「教養」といわれてしまうと、私も「教養」のない部類になってしまう。<br>
宇宙からの帰還を読んだときに、やたら宗教色の強い内容だなと思ったのは正しかったのか。このあたりから、立花隆はオカルトにはまったらしい。<br> |
関連本棚: |
suchi
momose
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ぽっぺん先生と帰らずの沼 (ぽっぺん先生物語)
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著者: |
舟崎 克彦 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
児童文学
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コメント: |
食物連鎖のことがよくわかります(^^;<br>
ぽっぺん先生は独活(うど)大学の生物学の先生。大学構内にある「帰らずの沼」における生物の生存競争についての締め切り間近の原稿を抱えています。<br>
なぜかウスバカゲロウになった(かなり唐突ですが)先生は、食べられると食べた動物に姿を変えて、次々と沼の食物連鎖をたどっていきます。人間に戻るには人間に食べられるしかないのですが・・・。<br>
ぽっぺん先生が人間と動物それぞれの視点を通してみる弱肉強食の世界が、うまく表現されています。<br>
同じ著者の「トンカチと花将軍」も持っていたのですが、どうやら紛失してしまったようです。トンカチという名の主人公、サヨナラという名の犬などの変な名前に始って、意表をつく話が面白かったような、ああっ記憶が薄れています。<br> |
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ユークリッドの窓~平行線から超空間にいたる幾何学の物語
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著者: |
レナード・ムロディナウ |
出版社: |
NHK出版 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
図書館
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コメント: |
参考文献に、<br>
「より、広範囲な話題を扱った【古典】」として、D.ホフスタッターのゲーデル・エッシャー・バッハ<br>
が挙げられていた。そうか、あの本はもう古典なのか、と購入した頃を思い出す遠い目をしてみる。<br>
第I部〜第IV部までは、正直どこかで読んだことのあるエピソードが書き連ねてある。第V部で、<a href="/%E3%82%82%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%93%EF%BC%92_deleted000_deleted000/4840108978">ファインマンさん 最後の授業</a>にちらっとでてきたジョン・シュワーツが登場して、ひも理論の話になる。この辺の幾何学となるともはや想像がつかないが、何かすごい理論らしいということは分かった気になった。 |
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moriyama
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