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公的規制の経済学
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著者: |
植草 益 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
経済
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コメント: |
市場経済体制のもとでの私企業・公企業に対する公的機関の規制—公的規制のあり方を、ミクロ経済学の視点から究明する初めての体系的分析。市場経済新時代の要請に応える意欲作。電力、ガス、水道等の公共事業、運輸・通信、金融・保険業等の関係者には必読の実践テキスト。 |
関連本棚: |
大学教授
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哲学史講義〈下巻〉
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著者: |
G.W.F. ヘーゲル |
出版社: |
河出書房新社 |
評価: |
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カテゴリ: |
哲学
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コメント: |
ヨーロッパ中世の核を成したスコラ哲学から、ルネサンスの思想家たちの大胆不敵な言動の活写を経て、ベーコン、ベーメら近代の哲学を語り、カント哲学に対する執拗な批判まで、西欧哲学の流れ、精神の軌跡を辿る感動的名著、ついに完結。 |
関連本棚: |
naoki_afif
大学教授
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哲学史講義〈中巻〉
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著者: |
G.W.F. ヘーゲル |
出版社: |
河出書房新社 |
評価: |
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カテゴリ: |
哲学
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コメント: |
意識こそ世界の本質とするソクラテスの原理を学問にまで高め、思想を宇宙の本質と捉えるプラトン。存在の本質を追究するべく純粋哲学=形而上学を確立したアリストテレス。ソクラテスに始まる西欧哲学は先の揺籃期を過ぎ、ストア派、エピクロス派、そして懐疑主義による検証を経て、さらにはキリスト教との出会いに伴い、思考する自己意識と無縁な実在は存在しないという共通原理の獲得に至る、歴史的名著・中巻。 |
関連本棚: |
大学教授
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哲学史講義〈上巻〉
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著者: |
G.W.F. ヘーゲル |
出版社: |
河出書房新社 |
評価: |
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カテゴリ: |
哲学
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コメント: |
中国・インドの東洋思想との峻別の後に西洋思想の基盤としてギリシア思想を定置し、共同体の論理より自己の判断に殉じた「ソクラテスの犯罪」に始まる理性の英雄たちのたゆみなき精神の律動を辿る。理性の復権を促す歴史的名著の完訳決定版。 |
関連本棚: |
大学教授
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ロラン・バルト伝
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著者: |
L.J. カルヴェ |
出版社: |
みすず書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
歴史
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コメント: |
本書はある生涯の歴史であるが、それと同時に〈歴史〉の書でもある。「零度」から「明るい部屋」へ、両親の家系から謎めいた事故死まで、多くの伝記素を収集して、バルトの隠された物語をたどった、初めての伝記。* |
関連本棚: |
大学教授
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異神―中世日本の秘教的世界
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著者: |
山本 ひろ子 |
出版社: |
平凡社 |
評価: |
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カテゴリ: |
人文
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コメント: |
異神たちが同時多発的に誕生・成熟し、連携、時には対立しあって暗躍した中世の「顕夜」を舞台に、綾なす異神たちの活動の軌跡を辿る。新羅明神を第一舞踏手に、今、異神たちの饗宴が始まる-。 |
関連本棚: |
大学教授
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パリのマリア―ヨーロッパは奇跡を愛する
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著者: |
竹下 節子 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
人文
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コメント: |
ここで私たちは、初めてのフランスに出会う。合理主義でおしゃれなフランス人のたましいの奥には、土くさい神秘主義者が生きている。日本の女性が初めてその神秘のフランスの奥に触れ、それを本に書いた。 |
関連本棚: |
bianco
大学教授
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中世の身ぶり
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著者: |
ジャン‐クロード シュミット |
出版社: |
みすず書房 |
評価: |
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カテゴリ: |
歴史
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コメント: |
キリスト教世界で『身ぶりをする』とは何を意味したのか。古代の遺産から聖体の儀式の象徴まで、その解釈と図像表現を分析しつつ、みごとな全体図を描く、アナール学派第四世代の画期的研究。 |
関連本棚: |
bianco
大学教授
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知のインターフェイス―広松渉 学際対話
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著者: |
広松 渉 |
出版社: |
青土社 |
評価: |
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カテゴリ: |
人文
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コメント: |
生物学、経済学、思想史、物理学、科学史、人類学、社会学、精神医学、病理学、仏文学、数理工学と日本の学問の最先端を結び、個別科学の動向と、それらに通底する時代の地平を見定め、現代日本の思想情況の核心に迫る。 |
関連本棚: |
大学教授
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共感と解釈―続・臨床の現場から
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著者: |
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出版社: |
人文書院 |
評価: |
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カテゴリ: |
医学
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コメント: |
精神療法において基本的で重要な「共感」と「解釈」について、専門分野も年齢も異なる12人の精神科医と心理臨床家たちが経験と考えを語った書。1997年刊「転移/逆転移」の続編。
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関連本棚: |
大学教授
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私の「イリノイ日記」―チェロとともに
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著者: |
堤 剛 |
出版社: |
音楽之友社 |
評価: |
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カテゴリ: |
音楽
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コメント: |
カナダからアメリカへイリノイからインディアナへチェロを抱えた旅はつづくチェリスト・堤 剛の心あたたまる好エッセイ。 |
関連本棚: |
大学教授
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ベートーヴェン―音楽の哲学
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著者: |
テオドール・W. アドルノ |
出版社: |
作品社 |
評価: |
10 |
カテゴリ: |
音楽
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コメント: |
アドルノがライフワークとしたベートーヴェンの音楽とその構成のスケッチを「美の理論」でも訳者であった大久保氏がまとめた本。注釈が多くて話題があっちこちに飛ぶので取っ付き難いかもしれないが、説得的な文章であったので面白かった。これは、あくまでもベートーヴェンの演奏を対象としたものではなく、ベートーヴェンの楽譜を対象とした研究であることも興味深い。特に作者は「壮厳ミサ曲」は作曲者の最高傑作とし、ベートーヴェンの音楽の哲学と匹敵するものはヘーゲル位なものと言い放っている。訳者はクラシック音楽については余り詳しくないせいか曲の作品番号だけで載せられてもパッとしない。譜例を更に多く載せてくれれば読者の曲のイメージが沸くと思う。「ヴァイオリン協奏曲」や「田園」は静止を運動として表現する叙事的な曲、一方「交響曲第7番」は厳に交響曲的と謳っていた。
2006年3月18日〜4月1日読了。 |
関連本棚: |
大学教授
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エリクソンの人間学
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著者: |
西平 直 |
出版社: |
東京大学出版会 |
評価: |
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カテゴリ: |
人文
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コメント: |
哲学の話と心理学・教育学・精神分析学を重ねあわせ、現代社会における子どもの現状を問い直し、この内実をエリクソン理論によって展開する。 |
関連本棚: |
大学教授
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人種主義 その批判的考察
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著者: |
ルース ベネディクト |
出版社: |
名古屋大学出版会 |
評価: |
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カテゴリ: |
社会
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コメント: |
『菊と刀』のR・ベネディクトが考察する「人種問題」。ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の時代を背景に執筆された本書は「人種」をめぐる現在のさまざまな問題を読み解く指針となる。 |
関連本棚: |
大学教授
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飛び入学―日本の教育は変われるか
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著者: |
小林 哲夫 |
出版社: |
日本経済新聞社 |
評価: |
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カテゴリ: |
教育
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コメント: |
ここまで踏み込んだ教育改革がかつてあっただろうか。賛成派/反対派の葛藤を超えて第一歩を踏み出した飛び入学の全経緯を検証し、真の意義を浮き彫りにする。 |
関連本棚: |
大学教授
p-his
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パウル・ツェラン詩集
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著者: |
パウル ツエラン, 飯吉 光夫 |
出版社: |
思潮社 |
評価: |
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カテゴリ: |
文学
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コメント: |
ナチ虐殺を生残り、恐るべき体験を通して、死と沈黙の暗闇と答えなき言葉との失語状態を経、最後に届くものとしての言語を所有した西ドイツの偉大な詩人、その25年間の詩業を収める。
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関連本棚: |
大学教授
kebab
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