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(587/647)冊
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お順 下 (文春文庫)
お順 下 (文春文庫)
著者: 諸田 玲子
出版社: 文藝春秋
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コメント: 下巻もあっさり読了。 子母澤寛での描かれ方は、ひたすら高慢ちきで世間知らず、人の気持ちを汲み取らない厄介ものでしたが、本作ではその傾向がありつつも女性の視点で多少は魅力的に描かれていました。 けどこの人は、村上俊五郎とのかかわりが、誰が書いてもきっと事実も、影があって暗く重たい、後に嫌な味を残す。 なにごとも「がまん」して無理をせず時を待つ。 和して同ぜず。怨まず争わず。しかし迎合しない。 海舟の生き方として書かれてますが、自分の感覚とは真反対でした。 とはいいながら、読み物としては面白かった。奸婦にあらずも読んでみようかな。 2014-056
関連本棚: AkizoMickeyGo
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頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎
頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎
著者: 佐藤 雅美
出版社: 文藝春秋
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コメント: 他に先輩からお借りした本があったけど、図書館予約本がやってきたので差し込み。このシリーズはNHKのドラマも含め大好き。登場人物が多いし、脇道にそれたような展開も多いけど、全てが最後の謎解きに繋がっていてとても複雑。だけれど苦にならない。面白かった。この作者は時代考証が素晴らしいので、多少こじつけかなと思うストーリーも贔屓目になってしまう。鏡三郎の家族の消息やエピソードが全く描かれていないのは残念。昨今話題の「正宗」が重要な役割りを果たすのはとても不思議な感じ。 2014-057
関連本棚: AkizoMickeyGo
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紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)
著者: 角田 光代
出版社: 角川春樹事務所
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コメント: 自身の歩いてきた道の至るところに「もし」は仕掛けられていた。 仮定は過去へ過去へと遡りながら無数に散らばっていくが、けれど、どの仮定を進んでも、自分が今この場にこうしているような気がしてならない。 失敗しました。 原田知世が素敵なので見たNHKのドラマで、話の筋はわかっていたけど、 途中から読むのが怖くなった。 けど、止まらない。 物語・小説の世界でも人が悲しい思いをしたり不幸になったり、不信感をぶつけあったりするのは好きじゃない、苦手。 これを、読み物としては面白かったで片づけるには、あまりに重たい。 いろんなことが当てはまったり違ったり、当然だけれど。 2014-060
関連本棚: AkizoMickeyGo
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関所破り定次郎目籠のお練り 八州廻り桑山十兵衛
関所破り定次郎目籠のお練り 八州廻り桑山十兵衛
著者: 佐藤 雅美
出版社: 文藝春秋
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コメント: このシリーズも好きだけど、買わずに図書館本で読むようになってから、シリーズとしての面白みは少し薄れてしまったかも。最初の頃は十兵衛の私生活?、家族関係• 知人関係が物語に親しみと深みを加えていたけど、縮尻シリーズと同様に主人公の描写が薄くなっていて残念。どんな話だったかも忘れてしまった。けど、よく調べた知識、うんちくを背景とした描写はこちらも好ましい。この一冊内の連作だとしても十分面白くて、筋の通った?悪者も人間的にとても魅力的。楽しく読めた。 2014-063
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ぼんくら(下) (講談社文庫)
ぼんくら(下) (講談社文庫)
著者: 宮部 みゆき
出版社: 講談社
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コメント: 普通の人情世話ものかと思って読み始めましたが、これは時代ものでもなくミステリーですね。面白かったのですが、騙されて利用されるお徳、何も知らされず踊らされる佐吉、印象的な役割を持つのに後半病んで出てこなくなってしまうおこん、、、なんとも物悲しく、読み進めて謎を解き明かすことが少し虚しく思えました。なので、それほど爽やかな読後感ではありませんが、なんだかその感覚が新鮮で引きずります。続編もテレビの続きも楽しみです。 2014-065
関連本棚: OG3 Mieko カノぷ〜 takuji KM おまさ 権太の既読 abbey liquar piroshi にしむら 平蔵 天井裏 reiko510 shenqi wabisabi AkizoMickeyGo
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逆説の日本史 21 幕末年代史編4 高杉晋作と維新回天の謎
逆説の日本史 21 幕末年代史編4 高杉晋作と維新回天の謎
著者: 井沢 元彦
出版社: 小学館
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コメント: 図書館本。近代に近づきどんどん逆説でなくなって来てしまうのは仕方ないかな。古代編があまりにもセンセーショナルでこのシリーズにハマりましたが、このところはもはや惰性で続きを読んでいる感は否めません。 2014-066
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舞い降りた天皇(下) 初代天皇「X」は、どこから来たのか (祥伝社文庫)
舞い降りた天皇(下) 初代天皇「X」は、どこから来たのか (祥伝社文庫)
著者: 加治 将一
出版社: 祥伝社
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コメント: 上巻でも書いたように多分前にも読んでいるけど、はっきりしない理由が下巻を読み終えて解った。単純に印象に残らないから。それぞれの仮説はそれなりに面白かったけど、納得いくようないかないような。それに、ストーリー仕立てなのに後半はどうでも良くなっちゃっているし。だけど、トラウマで見ていない「地獄の黙示録」を引き合いに、未開人(縄文人)にとって恐怖と衝撃を与える侵略者(脱走兵=渡来人)は、平伏すべき存在=神との考え方は、妙に納得する。やっぱり「地獄の黙示録」見てみようかな。 2014-068
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神の時空 ―倭の水霊― (講談社ノベルス)
神の時空 ―倭の水霊― (講談社ノベルス)
著者: 高田 崇史
出版社: 講談社
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コメント: 想定外の満足で続編を期待させるなんとも言えない余韻を残した前作の続編。 前作同様、日経の広告で発見して図書館予約。 シリーズ2作目でしたが、話的にはこちらが先の出来事で前作はその続きでした。 前作で不思議だった「ぼく」は最後に(読みかえしたらプロローグに出てきてましたが、) ちょっとしか出てきませんでしたが、前作で示唆された謎が明確になってシリーズとしての理解度や興味が少し高まりました。謎の怨霊解放仕掛団のボスの狙いや組織像は まだまだ不明。 だけれども、前作同様展開される歴史のうんちくや常識を打ち破る仮説はどれも切り口よくとても面白い。本作も想定外で満足度高いです。 ひとつ前に読んだ歴史ミステリーのシリーズより、お話としても良くできていて、 夢中であっという間に読み終えた。 さらに続篇が出ているので図書館手配中、とても楽しみ。著者の他のシリーズにも手を出してみたい。 2014-069
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陰陽師 螢火ノ巻
陰陽師 螢火ノ巻
著者: 夢枕 獏
出版社: 文藝春秋
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コメント: シリーズも30年らしい。どれもそこそこ楽しめて安心して読める。 印象に残った文節。 汚れたもの、そうでないもの、すべてのものの上に雪は積もってそれを覆い、隠してしまう。 その下に何があろうと、雪がそれを包めば、ただ一面、白く清い・・・・・・ 人の心にもまた、歳月というあのような白い雪が積もり、哀しみであれ、恨みであれ、なんでもあれあのような白い清いもので包んでしまうようなものなのであろうかな。そうであるのならば、この身に齢を重ねてゆくというのは、それほど悪いものではないのかな。 雪の下に隠れているように見えても、人の心の中には、様々のものが潜んでいるものだから、雪の下に、春も一緒に潜んでいると思えば、雪の下のものがあらわになることがあっても、それほど悪いことばかりとういことでもないということだな。 2014-070
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夢に見た娑婆―縮尻鏡三郎
夢に見た娑婆―縮尻鏡三郎
著者: 佐藤 雅美
出版社: 文藝春秋
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コメント: 057で最新作を先に読んでしまったが、これはその前の作品のよう。けれど、057でも書いたように、もはや縮尻としてのシリーズの必要性はなく、その巻ごとのテーマをうんちく満載で語りながら、なんとなく縮尻の登場人物を絡めて謎解きしている感じ。今作は鷹狩りにからんだ鳥肉に関する売買と利権がテーマでうんちくの中心。知っている必要のない知識だけれども、こう丁寧に考証して語られるととても興味深い。ストーリーもまずまずで、結局シリーズとして引き続き満足。面白かった。 2014-071
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日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現
日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現
著者: 高橋 こうじ
出版社: 東邦出版
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コメント: 「使ってみたい武士の日本語」に似た一冊、図書館本が気に入り思わず購入。一年最後の一日、ひねもす読書とは行きませんが、今年最後の一冊に満足。「語らい」はなぜか恥ずかしい。それは、心の内にある大事なものを人目にさらすことだから。「語らい」はなぜ幸せか。そうすることで、自分以外の人がそれに触れて、愛したり、大切にしてくれる可能性が開かれるから。先般、複数人でお互いの本の嗜好を語り合う折があり、いみじくもこのとおり。ちなみに「そつなくこなす」は、とてもいい意味らしい。さて、来年は何冊読めるかな。 2014-073
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天地明察(上) (角川文庫)
天地明察(上) (角川文庫)
著者: 冲方 丁
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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コメント: ずっと気になっていた著者・作品にようやく手をつけた。とても清々しい気持ちにさせられる正月にふさわしい今年最初一冊になった。「飽きない」ということは、歓びや感動だけではない。悲痛や憤怒さえ抱く。己の足りなさ至らなさを嘆き呪う。達したい境地に届かないことを激しく怨む。そうした思いすら乗り越えるのが名人。 こんなに打ち込めるものは残念ながら自分には見つけられなくうらやましい。最後に『明察』と記す場面では思わず目頭が熱くなった。下巻も楽しみ。 2015-001
関連本棚: Leiko blackbird reiko510の2012 T.Miyashima Mikan Akashita ヤッちゃんの部屋 eiko-a AkizoMickeyGo
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あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)
あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)
著者: 東野 圭吾
出版社: 光文社
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コメント: 参りました。作中のいちタイトルがたまたま目に入り興味を持った初東野圭吾さんでしたが、初読の印象はよくありません。 本人も気に入っていない?、出版社がつぶれて単行本・文庫化されていない? 「わけあり物件」と帯にありましたが、性善説のハッピーエンドが好きな 初心者にはちょっと辛く、あとが続かなくなりそうな残念な読後感。失敗でした。 2015-004
関連本棚: AkizoMickeyGo
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天地明察(下) (角川文庫)
天地明察(下) (角川文庫)
著者: 冲方 丁
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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コメント: 適用されるものが、その後、世にいかなる影響を与えるかをできる限り予測した上で、最善の導入の算段を整える。保科正之の基本的な政治姿勢の具体的実現策で、いの一番に取り組まれたことが、各種勢力に対する綿密な根回しだ、には苦笑してしまうけど、、、。 「頼みましたよ」「頼まれました」、「まことに・・・私で、よろしいのですか」、、、「士気凛然、勇気百倍」。 いつまでたっても素直で謙虚で、自分に自信を持てない春海にとても共感を覚えてしまう。次の休みはDVD借りて見よう。 2015-002 【追記】DVDで映画をみました。原作の複雑な人間関係はわかりやすく整理されていたり、ストーリーも簡略化されていたりしましたが、原作の良さを損なうことなくとても良かった。天測や絵馬や上覧碁の様子が映像で見られて本の満足度が高まりました。宮崎あおいさんのえんが後半は原作以上に出番が多いのも、かわいいのでOK!
関連本棚: blackbird reiko510の2012 T.Miyashima Mikan Akashita ヤッちゃんの部屋 ピロコ AkizoMickeyGo
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亡国のイージス 上 (講談社文庫)
亡国のイージス 上 (講談社文庫)
著者: 福井 晴敏
出版社: 講談社
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コメント: 薦められて古書を購入したものの、ずっと積読だった一冊。その間、テレビで映画をやっていたのでそれを先に見てしいましたが、全然面白みを感じられず失敗でした。ところがどっこい、ようやくこの原作本を読んだところ印象はぜんぜん違います。用語や背景が難しく意味を反芻するのに時間がかかり読書スピードは鈍いですがとても面白い。奥深いテーマと人物描写、ミステリーの定義をよく理解できていませんがミステリーなストーリー展開、食わず嫌いだったなと実感します。下巻も楽しみ。 2015-005
関連本棚: OG3 ICH Breathe ちう 番長のリアル文庫 カノぷ〜 アネモネ syrinx とこ ゆげ 鍛鉄 ヌマシタ 番長のリアル文庫の本棚 Ken5 LaughingMan Pair さをり 未成年 caffein tonbori あれあれ AMBIGUOUS_L tomoryoo pair ★あぱ 権太の既読 snook. de book つけ soutaro おじゃる よっちん BOBTAIL kizuki たいつん こーた TK22 nozz -2007 reiko510 lookwest りりぃ AkizoMickeyGo
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QED~ventus~〈鎌倉の闇〉 (講談社文庫)
QED~ventus~〈鎌倉の闇〉 (講談社文庫)
著者: 高田 崇史
出版社: 講談社
評価:
カテゴリ: 伝奇
コメント: 神の時空シリーズが気にいって手にしました。歴史うんちくとミステリーの構成は一緒でまずまず楽しめました。このシリーズの途中から読んだせいか、このことは前に話したとか、逆にこの話は長くなるからまた今度、が多いのが気になりすが、逆に最初から読んでみたいなと思わせます。一方、ミステリーの方はちょっとイマイチ、いらないかな。そうそう、このてのカテゴリーは伝奇と教えてもらいました。 2015-007
関連本棚: 権太 てぷちゃん matznaga AkizoMickeyGo
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【文庫】 A型自分の説明書 (文芸社文庫)
【文庫】 A型自分の説明書 (文芸社文庫)
著者: Jamais Jamais
出版社: 文芸社
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コメント: 思春期の娘が自己アイデンティティの確認のためか、自分のお小遣いで買ったのを、「パパも読んで」と言われたので流し読み。この頃ガミガミ怒ってばかりなので、自分のことわかって欲しかったのか、単に本好き同士で面白かったから勧めてくれたのか不明だけど、なんだかんだ嬉しい。「右と言われれば右、左と言われれば左、上と言われれば、「上とか無いし」と思う」「常に360度、気を配るレーダーがついている」「弱点を暴かせない」「ホントは誰かに愚痴を言いたい」「計画を立てるのが好き、計画に従って行動するのも好き、計画という言葉からして好き」「AB型といると落ち着く」らしい。笑った。娘は、「整理整頓が得意、けど実は面倒くさい」が、自分ぽいと言っていた。 2015-008
関連本棚: AkizoMickeyGo
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屍者の帝国 (河出文庫)
屍者の帝国 (河出文庫)
著者: 伊藤 計劃, 円城 塔
出版社: 河出書房新社
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コメント: いやー難しかった。ホントに一行をほぼ2回以上読み直し、わからん単語はググり用語集を作り、答え合わせのような第三部では再度前にでてきた部分を探して読み直し、それでもまだまだわからないことばかりでした。けど、読むことに何も苦を感じない幸せな2週間でした。 「誰が本当の敵か自分で見極めろ」、リットンがワトソンに言うこのセリフは、読者である私にも向けられているようです。私は未だに解を見出せていません。もう一度読み直したい気分満載ですが、課題図書がたまるばかりなので断念します。映画化も楽しみです。2015-009
関連本棚: reiko510の2015 AkizoMickeyGo SaySet
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八十日間世界一周 (角川文庫)
著者: ジュール・ヴェルヌ
出版社: 角川書店
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コメント: 「あした、なんとかしよう。さあ行こう」、こうありたい。 小中学生の時はほとんど本を読みませんでしたので、当然これも未読でしたが、少年の気持ちに立ち返りトライ。 正直、とっかかりはいまいちでしたが、読み進めて行くうちに、この何の毒にも薬にもならないお話にすっかり捕り込められてしまった。あ~面白かった。ラスト、思わずニヤリ。 無事、世界一周を終えて、勝ち得たものは幸せだけ。本を読み終えて得られるものも一緒ですよね。さすが少年小説、得られるものがとても素直。けど、本書と言い、今週NHK時代劇でラストを迎えた葉室さんの作品(本は未読)と言い、気のない素振りをずっとしているのに、得られた幸せをあっさり受け入れてしまうのは男のサガですね。 2015-010
関連本棚: reiko510の2015 AkizoMickeyGo
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美姫の夢  妻は、くノ一 7 (角川文庫)
美姫の夢 妻は、くノ一 7 (角川文庫)
著者: 風野 真知雄
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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コメント: 4巻に続いて手に入れた順に待ちきれず読んでしまいました。流石に少し大きな流れが進んでいましたが、根本的には先行して呼んでも問題ありません、面白かった。帰宅したらAmazonから2・3・5・6巻届いてました。しばらく楽しめそうです。 2018-005
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