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14階段
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著者: |
窪田順生 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2021.3.28 港北図書館 <br>
元受刑者の佐藤宣行は既に出所して病死していたらしい |
関連本棚: |
SKZ
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人はなぜ不倫をするのか (SB新書)
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著者: |
亀山 早苗, 上野 千鶴子, 丸山 宗利, 竹内 久美子, 島田 裕巳, 福島 哲夫, 宋美 玄, 山元 大輔, 池谷 裕二 |
出版社: |
SBクリエイティブ |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2020.10.4 菊名TSUTAYA <br>
不倫肯定派にとっては快哉を叫ぶような結論なんだろな。知らんけど笑 |
関連本棚: |
SKZ
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大放言 (新潮新書)
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著者: |
百田 尚樹 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
まあまっとうなことを言っていると思う。私はこの人、キライじゃない |
関連本棚: |
SKZ
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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
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著者: |
門田 隆将 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2013.9<br>
吉田氏についてはそもそも津波対策など不要だとか言っていたではないか、マッチポンプというのだソレは的なレビューも散見されますが。それにしても当直長を始めとするゲンバの皆さんの体を張った働きにとやかく言える人は誰もいないと思う。まさに死闘だ。殉職された方々に改めて合掌。 |
関連本棚: |
sanpei
SKZ
suchi
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瓦礫の中から言葉を―わたしの<死者>へ (NHK出版新書 363)
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著者: |
辺見 庸 |
出版社: |
NHK出版 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2012.9<br>
『3・11という傷を負うたこの国の「言葉の危うさ」と「言葉の一縷の希望」について(著者談)』、つらつらと言葉が紡がれる。驚いたことに彼はもはやルポライターではなくペシミズムで塗り固められた思想家になっていた(最近はそうなの?「もの食う人びと」しか読んだことないけど)。それが残念。読み手を選ぶ本。 |
関連本棚: |
SKZ
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彼女は嘘をついている
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著者: |
小泉 知樹 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2012.7<br>
筆者の小泉さんの出所後は、TBS報道特集で取り上げられていた。再審請求の準備をしている、とのこと。<br>
http://www.tbs.co.jp/houtoku/onair/20081018_1_1.html# |
関連本棚: |
SKZ
かもしか
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采配
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著者: |
落合博満 |
出版社: |
ダイヤモンド社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.12<br>
「こんな判断をしたら、周りから何と言われるだろう」そうした邪念を振り払い、今、この一瞬に最善を尽くす。監督の采配とは、ひと言で言えば、そういうものだと思う。<br>
予想以上に刺さった。文才もあるなあ(ゴーストさんがいるのかもしれませんが)。 |
関連本棚: |
SKZ
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放射能で首都圏消滅―誰も知らない震災対策
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著者: |
古長谷 稔, 食品と暮らしの安全基金 |
出版社: |
三五館 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.11<br>
イラストはめちゃめちゃ可愛いのだけど。「浜岡原発ヤバいよ」をこれでもかこれでもか、と警告する内容。世の中の奥さまとかフツーに読んだら確実に皆さん反原発派になりますな。ちなみにフクイチくんより女川の方が危険度高い、と書いてありましたが実際は…。 |
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suchi
牧野
SKZ
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未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ (講談社現代新書)
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著者: |
畑村 洋太郎 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.11(以下、引用)<br>
誰だって大事故など起こしたくありません。それは東電をはじめとする原子力村の人達も同じです。彼らはこれまでまじめに仕事に取り組んできたし、大事故を起こしたからといって、これまでのことを全て否定するのはおかしなことです。<br>
ただし、この事故について述べるときに安易に使われている「想定外」という言葉には、そういったこれまでの努力をすべて台無しにするくらいの強い違和感があるのもたしかです。原発の仕事に携わっている人たちはそのことはぜひ自覚していただきたいと思います。<br>
私は原子力を危険なものだと見てきましたが、それは実際に扱っていた人たちが一番分かっていたことでしょう。対外的には「原子力は絶対に安全」と言っていましたが、扱いを間違えれば危険な凶器になるという認識は誰もが持っていたと思います。<br><br>
しかし、だからこそ、原子力技術を扱う仕事は、想定外という言葉で全て免罪になるような軽いものではないのです。社会から彼らに預託されていたのは、大変便利だけれど、大変危険でもある原子力技術をできるだけ安全に使うことです。そのために、あり得ること、起こり得ることを全て想定するといった程度のことは、普通にやっているのが当たり前というものです。 |
関連本棚: |
SKZ
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原発事故 残留汚染の危険性
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著者: |
武田 邦彦 |
出版社: |
朝日新聞出版 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.11<br>
「著者はテレビで保安院の会見を見て、一度も謝らないのにビックリしています」←これには同意。 |
関連本棚: |
SKZ
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インドネシアの人々が証言する日本軍政の真実−大東亜戦争は侵略戦争ではなかった。 (シリーズ日本人の誇り 6)
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著者: |
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出版社: |
桜の花出版 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.09<br>
最終章でデヴィ・スカルノ女史が吼えていらした(基本的に同意)。<br>
<li>「中国に行った際、私はある人から「日本は将来中国の一省になるだろう」と言われ、さらに「日本としてはアメリカの一州になりたいのか、中国の一省になりたいのか、どっちなのだ」などと言われました。実際のところ、今のままの日本ではそう言われても仕方ないかもしれません」<br>
<li>「なぜ私立の学校の生徒たちがひざ小僧を出した服を着て、修学旅行だとしてフランスにまで行くのか?」<br>
<li>「全国の中学校の生徒たちには修学旅行で遊就館に行くことを義務づけ、日本人であることを再認識させるべき」<br> |
関連本棚: |
村代官
SKZ
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日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)
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著者: |
竹田 恒泰 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.6 BOOKS GORO 菊名店にて<br>
終章の、北野武との対談が一番面白かった(ていうか全て北野武の発言だw)<br><br>
「片方で国旗に敬礼しない席を立たないといってる子が、サッカーの試合では顔に日の丸を描いて応援してる。イベントによって変わるわけで、一貫性がない。日本国というものが基盤となって、あらゆるときにそれを構成する国民という自覚をもっていればそんなバカなことはしないでしょう」<br>
「いまの日本は気を遣い過ぎる国になってしまった。靖国問題から何から「戦後は終わった」といいながら、なんでそこまで気を遣うのか、というぐらいでしょう。アジア諸国を過剰に気遣う日本を見ると、ああ、この国はいつの間にか商人の国になってしまったな、という感じがする」<br>
「核家族化の話にもつながりますが、我々の世代はおじいさんやおばあさんが身近にいたから、特に教わらなくても、老人が前に来たら席を立つことが反射的に身についた。でもいまはシルバーシートだから譲るとか、礼儀とは強制されてやるものだと勘違いしてるところがありますね」 |
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SKZ
ダイスケ
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新編 シアーズ博士夫妻のベビーブック
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著者: |
ウイリアム・シアーズ, マーサ・シアーズ, ロバート&ジェイムス・シアーズ |
出版社: |
主婦の友社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.5<br>
これ本当にオススメ。11年ぶりの育児で参考にしまくり。<br>
アタッチメントペアレンティングで、穏やかな、素直な子に育てましょう!
( ´ ▽ ` )ノ |
関連本棚: |
SKZ
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宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書)
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著者: |
村山 斉 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
★★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2011.1 BOOKS GOROにて<br>
<br>
以下Twilog(<a href="http://twilog.org/kztkskr/date-110108">http://twilog.org/kztkskr/date-110108</a>)から抜粋<br>
<br>
序章だけでいきなり面白い。宇宙と素粒子。その関係性はまさに「ウロボロスの蛇」ですと。うまいこと言うなあ。<br>
宇宙の中で私たちが理解できた原子は4.4%に過ぎない。これだけ科学技術が進歩していてもそこまでなのか、と。てか宇宙、スケールでか過ぎ。<br>
<li>今この瞬間に太陽が消えてなくなったとしても、8.3分後まで我々は気づくことができない。<br>
<li>超新星爆発がなければ私たちの体をつくる炭素も地球には存在しなかった。つまり私たちの体は『星くず』でできている<br>
<br>
p128「コペンハーゲン解釈」に反対したアインシュタインは『神様はサイコロ賭博をしない』と吐き捨てたそうな。てかそもそも量子力学ってド文系の私には全く理解できない学問だけど、何だか「ストックホルム症候群」みたいで格好イイ言葉だ<br>
国際リニアコライダー建設計画。ダークマター解析をも実現させる線形加速器。ビームを20km加速して数ナノメートルにまで絞って正面衝突させるんですと。何か凄いぞ。
<br>
東海村から神岡までニュートリノビームを飛ばす計画があるそうな。ちなみに一部はスーパーカミオカンデを通り抜けて韓国辺りで地上に突き抜けるのだと。<br><br>
村山「こんなことを調べて何の役に立つんだ?という質問には、日本を豊かにするためです、と答えてえます」経済的な意味だけでなく心、精神、文化の豊かさも含めて、と。なるほど。 |
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jkoba0512
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Yossy
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言語世界地図 (新潮新書)
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著者: |
町田 健 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
『フォーサイト』で2003年〜2007年に連載されていたとのこと。連載物だけに一言語あたり手軽にあっさり読めるのは良いのだけど。文末に筆者による国家観がほんの数行書かれているのだが、これが酷い。大したコメントができないなら加えない方が良かった。ウイグル語とチベット語における、中国(漢民族)寄りに偏ったかのように見える記述は最悪。フォーサイトってそういう雑誌だったんだっけ? |
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gm333
T.Miyashima
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なんでもひける世界地図
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著者: |
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出版社: |
成美堂出版 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
地図、だいすき!(子供かっ)<br>
思わず国名と首都の名前の組み合わせを暗記し始めてしまった。。。 |
関連本棚: |
SKZ
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ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論
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著者: |
小林 よしのり |
出版社: |
小学館 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
天皇は祭祀王である、という明快な定義になるほど。GHQが終戦時に行わせた「人間宣言」は、例えば「漫画の神様」である手塚治虫に、「経営の神様」である松下幸之助に、それぞれ「実は私は人間です」と宣言させるような滑稽な行為である、と。ちなみに「君が代」は、元々は天皇が永遠に続きますように、と祈った歌ではない。単純に「あなたが」永遠に息災でありますように、と祈る「賀歌(がのうた)」を国家にしただけのこと。 |
関連本棚: |
SKZ
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世界を知る力 (PHP新書)
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著者: |
寺島 実郎 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
<li>ユニオンジャックの矢:ロンドン〜ドバイ〜バンガロール(印)〜シンガポール〜シドニー(p79)<br>
<li>五人のユダヤ人のジョーク:モーゼ、キリスト、マルクス、フロイト、オチはアインシュタイン(p91)<br>
<li>エネルギーも分散型ネットワーク化へ:スマートグリッド構想にはグーグルも参画。グーグルパワーメーター(p118)<br>
<li>「日米関係は米中関係」:メディアの帝王ヘンリールイスのチャイナロビー。蒋介石の失墜、已む無く日本を取り込んだ結果が日米安保へ。アメリカのアジア戦略は常に日米二軸で考えられていた、は幻想(p142)<br>
<li>「雁行形態論」は過去のもの:かつては日本がNIES諸国の発展を牽引したが、今はどこかが先頭に立ってリードするスキームではない(p148)<br>
<li>分散型ネットワーク時代に日本が浮上するには:3R=もったいない、輪廻転生など日本的に違和感のない概念。鈴木大拙「無分別の分別」。ものづくりへのこだわり、技術への敬愛を。(p150)<br>
時間も空間も俯瞰して「世界を知る」ためのヒントを指し示してくれる書。コムズカシイ表現は一切なく、分かりやすい。ちなみに文字が大きくて驚いた(笑 |
関連本棚: |
うめの気になる
kazuosij
SKZ
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勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 022)
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著者: |
勝間 和代 |
出版社: |
ディスカヴァー・トゥエンティワン |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
これ面白いよ、と『<a href="/SKZ/4766784588">ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話</a>』を貸した同僚の女性が、逆に面白いよwと貸してくれましたので読んでみました。<br>
精神的にも経済的にも周りに依存しない、自立した生き方のできる女性を「インディ」な女性と言うんですと(反意語が「ウェンディ」w)。まあ突っ込みどころは満載な本でしたが、敢えて一点だけ指摘するなら、離婚を是としている主張。ご本人も何度か離婚をされているようなのですが、娘さんに申し訳ないと思ったことはないのかなあ。パートナーに不満ができた、どうしても改善できない、でもってインディな女性なら年収600万は稼いでいるので他人に依存しないで生活できる、だったら別れちまいなさい、と。大人の都合で親がコロコロ変わってしまう子供が不憫でならないのですけどね。 |
関連本棚: |
ikep
anne
nozz2008
カツマー
a.p.c-t.k@
miyaga50
岸リトル
kiroku
SKZ
牧野
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日本辺境論 (新潮新書)
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著者: |
内田 樹 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
内田センセ、お初でしたがフランクな語り口に好感が持てますね。<br>
<li>第一章:日本人は辺境人である<br>
丸山眞男いわく「きょろきょろして新しいものを外なる世界に求める」態度こそ日本人のふるまいの基本的なパターンである。<br>
<li>第二章:辺境人の「学び」は効率がいい<br>
「君が代」に最初に曲を当てたのはイギリス公使館にいた軍楽隊長のジョン・ウィリアム・フェントン氏。宮内省の人間が和風に改作して、最終的にはドイツ人のフランツ・エッケルトがアレンジしたそうな。
<li>第三章:「機」の思想<br>
難しかった。。。
<li>第四章:辺境人は日本語とともに<br>
日本語の人称代名詞。その言明がどのような「自他の関係」を構築しようとするかによって幾つものバリエーションがある。私、ぼく、儂、手前、小生、・・・欧米の言語には確かにありませんな。<br>
西周(にしあまね)氏により翻訳され作られた訳語の数々。哲学、主観、客観、概念、命題、肯定、否定、理性、現象、・・・。ある意味自国にない概念を新たに取り入れることに抵抗感を持たない国民性が、こういった新しい言葉を生み出せた。中国あたりではプライドがそれを許さずに、言葉を生み出せなかったそうだ。なるほどね〜 |
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高橋哲夫
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井上裕太
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自衛隊はどこまで強いのか (講談社プラスアルファ新書)
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著者: |
潮 匡人, 田母神 俊雄 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
タイトルから想像される自衛隊の軍事力をどうこう分析した内容ではなく、日米安保のあり方だとか、中国の脅威だとか、憲法九条と非核三原則のダメダメっぷりだとか、そういうことに警鐘を鳴らしている本。<br>
日米の関係についての潮氏のたとえ話が、まさにその通り!と感じた。<br><br>
(日本を喩えていうなら)「アメリカの核の傘に依存しつつ、アメリカの核を持ち込ませない。集団的自衛権も行使しない。雨にぬれることに怯えながら、傘を持とうとはしない。世界一頑丈で高価な傘をアメリカ人に持たせたまま、『わが家に来るときは玄関先で傘を閉じろ』と主張する。友人が濡れても気にしない。自分は常に安全な場所に留まり、決して自らの手は汚さない」 |
関連本棚: |
SKZ
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王道の日本、覇道の中国、火道の米国
|
著者: |
青山 繁晴 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
「戦争抑止のため対馬に自衛隊の戦闘部隊を」うん、そう思う。竹島ごときの孤島はくれてやれなど言う輩もいるが、近海はメタンハイドレートが多く埋蔵されている可能性が高いのだとか。資源欲しさのためにスーダンのような虐殺国家に武器を売りつける中国のようにせずとも、日本近海で自前の資源を確保できるようになれるといいなあ。 |
関連本棚: |
SKZ
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「人たらし」のブラック謝罪術―下手に出ながら相手の心をつかむ方法
|
著者: |
内藤 誼人 |
出版社: |
大和書房 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
図書館に転がっていたので読んでみた。薄っぺらいぞ。「頭を45度傾けてうつむくと、ハンサムに見える」なんて、万が一実践しているヤツなど見かけてしまった日にゃあ、こっちが恥ずかしくなってしまいそう。まあ心理学をほとんど学んでいない方にとっては、5%ぐらいは役に立つトピックもあるかと。「姿勢の同調で心理的な距離を縮める」とか。いわゆるラポールのことだよね。 |
関連本棚: |
あらや
SKZ
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「ひきこもり」と闘う親と子を応援する本
|
著者: |
安川 雅史, 多湖 輝 |
出版社: |
中経出版 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
|
コメント: |
実践的。既に「ひきこもり」を身内に持つ家族にとっての心構えや本人へのアプローチのあり方に留まることなく、予防策についても言及がなされている。「過干渉(先回り)」しないよう気を付けよう。 |
関連本棚: |
SKZ
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世界の小国――ミニ国家の生き残り戦略 (講談社選書メチエ)
|
著者: |
田中 義晧 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
ツバルなる、海抜最高点が4〜5mという南太平洋の国。ドメインビジネスで稼いでいるということ自体は聞いたことがあった。ああ、確かに言われてみればこの国のトップレベルドメインは「.tv」で、これにはTV会社が食いつくのだなあとようやく気づいた(苦笑 |
関連本棚: |
SKZ
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日本人の知らない日本語
|
著者: |
蛇蔵, 海野 凪子 |
出版社: |
メディアファクトリー |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
日本語教師である著者が、生徒のガイジンさん達から繰り広げられる難問奇問に四苦八苦しつつも日本語を再発見する、という内容。漫画主体で漢字にルビも振ってあるので、私より寧ろ小学三年生の娘が食いついています。「しゃもじ」の「もじ」って、平安時代の「ギャル語」が起源だそうな。 |
関連本棚: |
SKZ
二段階右折
ampm
コサカエミ
hama
momose
ピロコ
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狂気の偽装
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著者: |
岩波 明 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
<a href="/SKZ/4101305714">狂気という隣人―精神科医の現場報告 (新潮文庫)</a>の岩波氏によるレポート。「トラウマ」「PTSD」「自閉症」といったいかにもマスコミがこぞって使いたがる精神疾病に関するキーワード、あまりにも間違った理解の上で蔓延しているそうで。全10章から構成されていますが、表題の「偽装」だの用語の誤用については前半の数章のみ。後半は淡々と臨床現場の様子をレポートされており、何だか結局「恐いもの見たさを満たしましょう」的な著者の営利目的行為のように思えてしまいちょっと興醒め。 |
関連本棚: |
tomo
stonechild
SKZ
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自らの身は顧みず
|
著者: |
田母神 俊雄 |
出版社: |
ワック |
評価: |
★★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
読みやすい。問題となった懸賞論文をもう少し詳細に書いた内容なので、冗長だったりはしますが。(ちなみにオリジナルの論文も、それこそ参考人招致された際の記録も付録で載っています)<br>懸賞論文問題については、まあ航空幕僚長たる人間が取った行動という意味では少し迂闊だったのかも知れませんが、正しいと思うこと(「我が国はいい国なんだよ、胸を張ろうよ」ということ)を書いたら馘首になってしまう国って、どうなんだろうと思う。村山談話にせよ河野談話にせよ、とりあえず謝罪しておけばその場を凌げるだろうなんていう、いかにも悪しき日本人的な発言の方が、よっぽど国益を損ねているのにね。でもこれで、自由に物言いできるようになった田母神氏、職務を離れてしまうことは不本意だったかもしれませんが、今後はどんどん主張をしていってもらいたいところです。売国奴代議士どもをやりこめてほしいですな。 |
関連本棚: |
SKZ
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/SKZ/4062724308
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著者: |
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出版社: |
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評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
「N(核)、B(生物)、C(化学)、R(放射能)テロに対処せよ!」と、「NBCR対策推進機構」なるNPO団体が警鐘を鳴らす本。だいたいにおいていったい何なんだ、NBCR対策推進機構?それはさておき恐い。北あたりがBだのCだのデポドンに載っけて打ち込んできたりしたら。。。 |
関連本棚: |
SKZ
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アジア「裏」旅行
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著者: |
平間 康人 |
出版社: |
彩図社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
平間氏、いつか本当に痛い目に遭うぞ。。。面白半分で危険なエリアに渡航してはなりませぬな。 |
関連本棚: |
りょん
SKZ
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そうだったのかニュース世界地図 2009
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著者: |
池上 彰 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
さすが池上さん。今年(2008年)の世界情勢をコンパクトにまとめてくれています。アジア/ヨーロッパ/中東/ロシア・東欧/南北アメリカ/アフリカと章立てで分かれているので読み進めやすい。主張も至って中立的なので安心して読んでいられる。今や最も信頼を置けるジャーナリストだと思います。 |
関連本棚: |
SKZ
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図解 日本を変えた幕末・明治維新の志士たち (早わかりN文庫)
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著者: |
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出版社: |
永岡書店 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
2008年、篤姫を見続けたことぐらいで俄幕末ファンになった私。ということで購入。書いてある出来事や人物伝は基本中の基本なのでしょうが、ポイントを押さえてあるようでタメにはなりました。2009年、「天地人」を観ることにするかどうかはまだ決めていませんが。 |
関連本棚: |
SKZ
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それでも少年を罰しますか
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著者: |
野口 善國 |
出版社: |
株式会社共同通信社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
Q.「それでも少年を罰しますか」<br>
A.「はい、罰するべきだと思います」<br>
罰すること自体が重要なのではなく、たとえ少年であろうが「ならぬものはならぬ」ということをきちんと法に定め、それを理解させることが大切なのだと思う。厳罰化を推進する少年法「改正」は非行防止につながらないと野口氏は仰るが、私はそうは思わない。 |
関連本棚: |
またあう
suchi
SKZ
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モンスター新聞が日本を滅ぼす
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著者: |
高山 正之 |
出版社: |
PHP研究所 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
元産經新聞デスク高山正之氏のコラム集。学校でギャーギャー喚いて教員やら教育委員会をやりこめる、最近流行りのモンスターペアレントに準えて、ジサクジエンで有名な朝日新聞を「モンスター新聞」と呼ぶんですと。売国奴どもの謀略ぶりをバッサバッサと斬っていきます。まあ氏に傾倒しきってしまうのもそれはそれでリスキーな感じもしますが、ものすごくシンパシーは感じます。朝日にしても日経にしても、果てはNHKにしても、眉に唾つけて対峙しないとならないですね。 |
関連本棚: |
SKZ
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淳 (新潮文庫)
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著者: |
土師 守 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
<a href="/SKZ/4167656094">「少年A」この子を生んで</a>を読み、神戸の事件はそれぞれの立場からきちんと捉えなければいけないと思い、手に取る。放射線科の医師でもある土師氏、「少年A」の両親とは比較にならないほどの人格者である。氏の、最愛の息子をあんな形で喪った悲しみは計り知れない。が、そのお気持ちを土足で踏みにじろうとするマスコミに対する憤り、被害者家族にあまりにも冷酷な法制度に対する問題提起、こんなに冷静に書ききれるものなのだろうか。解説は光市事件のご遺族である本村氏。本作の解説に留まらず、2001年4月に施行された改正後の「少年法」に残る問題点についても手厚く書かれている。 |
関連本棚: |
とかげ
omi
SKZ
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「少年A」この子を生んで……―父と母悔恨の手記 (文春文庫)
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著者: |
「少年A」の父母 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
小学校のバザーで50円で売っていたので購入。加害者の親として手記を出すという行動は勇気あるものと評価はできるものの(文春にうまいこと唆されたのかもしれませんが)、やはり事件に至るまでの両親の行動にはかなり疑問が残る。窃盗や傷害事件を徐々に引き起こしていく息子に対してあまりに都合の良いように解釈をしていた様は、単なる「親バカ」と称するには表現しきれない。子育ての反面教師本。 |
関連本棚: |
みやのすけ
SKZ
suchi
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なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか
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著者: |
今枝 仁 |
出版社: |
扶桑社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
光市母子殺害事件。例の「悪名高き」弁護団から外されることになった今枝弁護士は言う。「刑事裁判では、何が起こり、どれだけ重要なものが失われたかということは極めて重要な問題であり、論点だ。しかし、なぜ・どうして・何のためにそのような事件が起きてしまったのか解明することも重要である」と。でこの事件ではその「なぜ」がきちんと解明されていないのでヨロシクないのだと。もちろんその通りではあろうが、正当防衛だとか無理強いをされただとか復讐だとか、そんな理由もなく未来ある母子を殺害したという事実はどんなに掘り返してみても覆らないのである。被告人の「F君」とやらには情状酌量できるような「理由」があるとは到底思えない。先日下った判決の量刑は、極めて妥当であると思う。<br>
にしても読み難いよこの本。凡そ時系列といった言葉と皆無な話の展開。何度も同じ話が繰り返されて時制が進んだり戻ったり。著者の今枝氏、物書きとしては素人なのだから、これは明らかに編集側の配慮不足。これでは彼の想いも十分に伝えられませんて。 |
関連本棚: |
SKZ
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定説だってウソだらけ (WAC BUNKO)
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著者: |
日垣 隆 |
出版社: |
ワック |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
常にあちこちに一石も二石も投じまくっている日垣氏、本作では各界からソウソウたる専門家を集め、「言いたい放題」に拍車をかけたトークを展開しています。ガンで死ぬのは不幸なことか?交通事故などで突然命を落とすようなことに比べたら遥かに幸せだ、ってそりゃそうだろうけど、だからって健康診断になんて行かない方がいい、なんて極論し過ぎ(笑<br>
←健康診断で芳しくない結果に気を病んだり良性ポリープが発見されて切除するのしないので神経を遣うぐらいなら、自覚症状があるまで病に気付かないで過ごす方が幸せ、だそうで。O-157だのSARSだの鳥インフルエンザだので世間は騒ぎすぎ(恐怖を煽り過ぎ)、冷静に考えれば確かにごもっとも。自身も思いきり煽られていた一人ではありましたが。 <br>
<br>
第1話 食べ物をめぐるウソとホント(武田邦彦) <br>
第2話 渋滞の謎を解く(西成活裕) <br>
第3話 恐怖を煽ってはいけない(池田清彦) <br>
第4話 ウイルスの逆襲(藤田紘一郎) <br>
第5章 ヒトの時間 ナマコの時間(本川達雄) <br>
第6話 さらば遺伝子幻想(岡田正彦) <br>
第7話 ガンで死ぬのは不幸なことか(近藤誠) <br>
第8章 定説をくつがえす(赤祖父俊一) <br> |
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T.Miyashima
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増井
増井の処分予定本
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日本人が行けない「日本領土」 北方領土・竹島・尖閣諸島・南鳥島・沖ノ鳥島上陸記
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著者: |
山本 皓一 |
出版社: |
小学館 |
評価: |
★★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
日本人なら全員必読の良書。16年に渡り「日本人なのに容易に渡航することのできない領土」を取材してきた山本氏に最大限の賛辞を贈りたい。北方領土・竹島をロシアと韓国それぞれに不法占拠されて半世紀以上が経った今、これだけ「そこに住んでいる(経済活動をしている)」という既成事実が積み重ねられると、本当に彼らの領土になってしまうよ、と。日本人はそろそろ「事なかれ主義」から脱却しないとなりません。ていうか終戦前のドサクサに紛れて北方四島を奪ったロシアも然ることながら、竹島を勝手に自国の領土だと宣言する韓国の厚顔無恥ぶりには呆れてモノが言えない。史実の改竄も相変わらずのお手並みでして。・・・などと竹島ごときでウカウカしていたら、尖閣諸島だって(それこそ与那国島のあたりだって)中国の連中に獲られてしまう危険性も。彼ら中国人は、「尖閣我領土」なんて彫られた石を周辺海域にポンポン投げ入れ、100年後ぐらいに引き揚げて証拠にしたれ、なんて稚拙な手すら弄しているらしい。でもこれもバカな奴らと笑ってはいられないような気がする。何も手を打たない日本人よりは遥かに「ヤル気」があるワケである。 |
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人類が消えた世界
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著者: |
アラン・ワイズマン |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
いまや60億にも上る人類が「突然」いなくなると、数日でNYの地下鉄は水没し、20年後にはオフィスビルも崩れ始め、消防機能がないために落雷などで街は業火に包まれる。すっ飛ばして50億年後には膨張した太陽に飲み込まれていよいよ地球は消滅すると。とまあ「その後どうなる」話はそれはそれで興味深いものの、朝鮮半島の38度線に存在するDMZ、地雷原と化して人間の介入を拒絶したこの地が、皮肉にも絶滅の危機に瀕した野生動物の楽園となっていることとか、現在の環境問題に一石を投じた色々な挿話に何かと考えさせられた。まあ我々人類を「外界からの侵略者」だと定義して、「自発的な人類絶滅運動」を推し進めるレス・ナイト氏のように「私たち全員が子供を作ることをやめると、21年後には未成年の非行もなくなるし(苦笑)、資源争奪戦や飢餓を避けることができるでしょう」なんてエキセントリックな考え方には同調できないのですけどね。 |
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atyks
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シャッチ
キノベス!2008
岸リトル
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日本よ、勁き国となれ――論戦2007
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著者: |
櫻井 よしこ |
出版社: |
ダイヤモンド社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
櫻井よしこさんは主張が一貫していて、実に凛としている。中国やらロシアやらにいいようにヤラれてしまっている外交のダメっぷりに、あらためて気づかされます。こういう、きちんと「モノ申す」ことができる方に政治をしてもらいたいものです。ホントに。 |
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平成関東大震災--いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった--
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著者: |
福井 晴敏 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
先の関東大震災が起こったのが1923年。周期的には関東一円で同規模の大地震がいつ発生してもおかしくないんですってね。主人公の42歳のフツーの営業マンが大地震に見舞われて悲劇を乗り越えようとする物語。福井さんらしからぬ明るいタッチでテンポ良く1〜2時間で読めます。でも恐いなー。私、丸の内から横浜まで歩いて帰れるかしら?木造の、大して耐震性も施されていない拙宅は、あっけなく倒壊してしまうのかしら?リアルに嫌だ(TT |
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lookwest
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世界の奇妙な国境線 (角川SSC新書)
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著者: |
世界地図探求会 |
出版社: |
角川SSコミュニケーションズ |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
「境目ファン」の私としては、楽しく読めました。わりと有名な「国境」のことだとか「飛び地」の話も多く含まれていますが、その辺りの歴史を振り返るという意味でもタメになるのではないかと。個人的にはグリーンランドの名前の由来だとか、グレートブリテン島の脇で勝手に独立宣言しているアホな国のこととか、特に興味深く読めました。これらも有名なエピソードなのでしょうが。 |
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嘘発見器よ永遠なれ
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著者: |
ケン オールダー |
出版社: |
早川書房 |
評価: |
★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
うーむ。取り扱っているテーマはいかにも興味深いものなのですが・・・。なんだろう、ワタクシそもそも洋書自体が苦手なのかも。昔々のエピソードがチンタラと紹介されていくばかりで、速攻で退屈になってしまいました。あ、図書館で借りました。なので冒頭と締めだけを読んで返却しちゃいました。 |
関連本棚: |
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自衛隊裏物語-みんなの知らない国防組織の真実
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著者: |
後藤一信 |
出版社: |
バジリコ |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
元関係者、というワケではなく、小学生の頃から自衛隊の「追っかけ」やってましたーという著者による自衛隊の裏事情を集めた本。内部の関係者が書いた本でないからなのか、あまりリアリティを感じることができませんでした。福井晴敏あたりの小説を読む際の事前知識を得るため、なんていう使い方には適しているのかもしれません。<br>
個人的には階級の一覧が「なるほどなー」でした。階級ごとの目安となる月給額が載っていたり、警察組織でいうと何に該当するか、といった比較が載っていたり。<br>
・・・大変なお仕事をしているワリに薄給で頑張って下さっているのだなあと。何かと不祥事が絶えないことも、何だか理解できちゃうような気がします。 |
関連本棚: |
一無
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元刑事が明かす警察ウラの掟―公安警察、刑事警察、交番…内側からみたホントの警察官
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著者: |
北芝 健 |
出版社: |
日本文芸社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
最近やたらとメディアに露出しているコワモテの北芝さんの著書。交番勤務から公安警察まで。それなりに幅広い警察経験をお持ちの北芝氏だけに、ライブ感のあるエピソードが幾つかあってソコソコ楽しめた。でもなあ、これは編集側の問題なのかもしれないけど、まえがきもあとがきもなく、中のエピソードの並びも何だかいい加減で、ちょっとその辺りの手抜き感に萎えてしまいました。 |
関連本棚: |
SKZ
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公安警察の手口 (ちくま新書)
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著者: |
鈴木 邦男 |
出版社: |
筑摩書房 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
一水会なる右翼団体も、著者の鈴木氏のこともほとんど前提知識はなしに手にとってみた一冊。一時は相応に過激な右翼思想をお持ちでいらしたという著者の書くことなので、ある程度は眉に唾をつけて読んでみたのだが、それでも「公安」の暗躍ぶり・傍若無人ぶりは十分に伝わった。ほとほと呆れるものがある。<br>
また氏の言う通り、現在では露骨な右翼・左翼活動家は少なくなってきているのかもしれない。ときどき見かける凱旋車なども、公安とはほとんど馴れ合いの中でやっているとのことだし。そんな中、氏をして「潜在右翼」と言わしめる人々の存在は、公安でなくとも気味の悪いものがある。<br>
・・・とまあこれ以上あれこれ書いたら、公安にマークされちゃうかもしれないwから、止めておこうっと(^^ |
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6期生
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@Deep
し○○
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そして殺人者は野に放たれる
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著者: |
日垣 隆 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★★☆ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
ジャーナリスト日垣隆氏が、10年の歳月をかけて書き上げた本書。<br>
刑法三十九条「心神喪失者の行為は、罰しない。心神耗弱者の行為は、その刑を軽減する」<br>
100年も前に制定されて、ほとんど改定されずに放置されてきたこの条項の暴走ぶりが、数多の事例を取り上げて記されている。<br>
何人もの罪の無い人間を殺傷したにも関わらず、「覚醒剤を打っていたから」「過度のアルコールを摂取して酩酊状態にあったから」そんな理由で、加害者を心神耗弱もしくは心神喪失状態であると「鑑定」してきた結果、何人もの殺人者を無罪、または数年の服役で世に送り出してきてしまっているという事実を、法曹界、特に裁判官の方々や、唯一の立法機関である国会議員の先生方はどのように捉えているのであろうか。<br>
憲法九条がどうのと言う前に、この〝悪法〟である刑法三十九条を何とかしてほしい。<br>
著者の日垣氏は「日本は世界一、犯罪者に優しい国であり、量刑が最も軽い国なのである」と嘆く。私も全く同感だ。ハムラビ法典を紐解くまでもなく、目には目を、殺人者には極刑を、というのが至極真っ当な考え方である、というのは過激な思想なのだろうか?<br>
ちなみにあとがきを読んで初めて分かったことであるが、著者の日垣氏には、精神分裂病の兄と、「理不尽な殺され方」をした弟がいるとのことである。加害者になりうる兄と、被害者である弟の存在。氏の主張はそれだけに重い。<br>
繰り返すが、法曹界の人間は、この本を真摯な姿勢で読むべきである。被害者感情を一切無視した、一世紀も前の悪法に沿いさえすれば判決文が書けると誤解をしている裁判官が、一人でも改心してくれたら、と切に願う。 |
関連本棚: |
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sakai
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日本の国境 (新潮新書)
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著者: |
山田 吉彦 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
★★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
かねてより「日本の端っこ」に興味があった私にピッタリの本。Googleマップとか使って端っこの地図を見ては一人ため息ついていたほどw<br>
で、この本。純粋に端っこがどうなっているかという現況を伝えるだけでなく、客観的な歴史的史実に基づいて、竹島も尖閣諸島もいわんや北方領土も日本の領土領海(EEZ)であることの解説が丁寧に書かれており、全くもって中国も韓国もロシアもついでに台湾も、油断のならない国々だなあと憤慨してみたり。<br>
しかしアレですな、沖ノ鳥島、こればっかりはさすがに島というか(略
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ニッポン・サバイバル ―不確かな時代を生き抜く10のヒント (集英社新書)
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著者: |
姜 尚 中 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
★★★ |
カテゴリ: |
99_その他
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コメント: |
著者の言うように、北朝鮮の話とか、憲法改正の話など、同僚や友人とフラットに話しをすることがタブー視されていると思う。そういうときに、きちんと自分の意見をして議論ができますか?そのためのヒントとして読んで下さいな、といった本。<br>
どこかの書評でも書いてあったけど、著者がやや中国寄り?だったことにはちょっぴり失望した。知的で尊敬していたんだけどなー<br>
<br>
第1章 「お金」を持っている人が勝ちですか?<br>
第2章 「自由」なのに息苦しいのはなぜですか?<br>
第3章 「仕事」は私たちを幸せにしてくれますか?<br>
第4章 どうしたらいい「友人関係」が作れますか?<br>
第5章 激変する「メディア」にどう対応したらいいの?<br>
第6章 どうしたら「知性」を磨けますか?<br>
第7章 なぜ今「反日」感情が高まっているの?<br>
第8章 今なぜ世界中で「紛争」が起こっているの?<br>
第9章 どうしたら「平和」を守れますか?<br>
第10章 どうしたら「幸せ」になれますか?<br>
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