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(160/1128)冊
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辻まことの世界
著者: 辻 まこと
出版社: みすず書房
評価:
カテゴリ:
コメント: 辻まことが亡くなった後に、友人によって編まれた本。最近になって全集などがまとめられているけれども、亡くなって割とスグにまとめられたこの本には、エッセンスが詰まっているように思う。この本を切っかけに辻まことファンになった人も多いのではないかと思う。
関連本棚: うち
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定本 北八ッ彷徨
定本 北八ッ彷徨
著者: 山口 耀久
出版社: 平凡社
評価:
カテゴリ:
コメント: 創文社から出ていた山岳文芸雑誌のアルプに掲載されたエッセイ集。かつては創文社から発行されていたけれど、絶版久しく、古本屋で見つけても手が出ない金額になっていた本が再版され入手できるようになった。 北八ヶ岳は苔むす森に囲まれた静かな山々。いわゆる山登りではない山歩きに格好の場所。本の中には山のことだけでなく、北八ヶ岳(といっても蓼科山のふもとだけれど)に水源を持つ、佐久の農業用水(堰:せんぎ)の話も出てくる。このあたりが、山岳文化雑誌であるアルプの面目躍如だ。 この本があると、北八ヶ岳周辺の散策が、さらに、楽しくなるだろう。
関連本棚: アルプ うち hide-t
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ニッポン縦断日記 (シリーズ・ザ・スポーツノンフィクション)
著者: アラン ブース
出版社: 東京書籍
評価:
カテゴリ: ルポ
コメント: アランブースは英国の人、日本にいついたあげくに、来たから南への縦断旅行を行った。日本列島を歩いた話は、いくつか出版されていると思うけれど、ブースの皮肉が効いた視点は、この本を独特のものにしている。例えば、天橋立で、またの間から風景を一瞥して去っていく日本人を見て、物見高いものの、じっくりとものを見ない日本人について、一くさりのコメントをしている。そんな彼でも、広島の原爆博物館では、完全にうちひしがれている。異国人の目を通しているが故に、より深く日本が見える部分がある。 本の著者について残念なのは、すでに無くなっていること。新しい著作が読めないことが、とても残念な著者の一人だ。
関連本棚: うち
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中島敦 父から子への南洋だより
中島敦 父から子への南洋だより
著者:
出版社: 集英社
評価:
カテゴリ:
コメント: あの中島敦の、ほのぼのとしてしまうような子どへの手紙集。中島というと、理詰めでそして、自らの中に落ち込んでいくような小説が頭に浮かぶのだけれど、この本の中の中島は、南方でバナナが山ほど食べられると自分の子どもに、ほのぼのと語りかける父親の顔を見せている。悪くないよ。
関連本棚: うち
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山のABC
著者:
出版社: 創文社
評価:
カテゴリ:
コメント: アルプという山の画文雑誌があった。山のABCはアルプの親戚みたいな本。山に係わることごとをABC順に記した絵や写真と素敵なエッセイ集。
関連本棚: アルプ うち
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だれが原子をみたか (岩波科学の本)
著者: 江沢 洋
出版社: 岩波書店
評価:
カテゴリ:
コメント: おそろしく手間のかかった少年・少女むけの科学の本。大気圧の実験のために、ホースをかついで渓谷を目指し、そして、体育館で水銀のシャワーを見てしまう。これだけ手間をかければいい本ができるという見本かもしれない。
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脊椎動物の歴史 (自然誌選書)
脊椎動物の歴史 (自然誌選書)
著者: アルフレッド・S. ローマー
出版社: どうぶつ社
評価:
カテゴリ:
コメント: 少しばかり厚い本だけれど碩学のローマーの導きにより、飽きずに読み通せる。猿の話の中で、猿が好奇心旺盛であると記したあとで、さらっと「猿をジャングルの厄介者にしているのもこの好奇心である」(記憶に基づく記述)書き足してある。気が利いているでしょ。
関連本棚: うち
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クジラを捕って、考えた (徳間文庫)
クジラを捕って、考えた (徳間文庫)
著者: 川端 裕人
出版社: 徳間書店
評価:
カテゴリ: ルポ
コメント: クジラの調査捕鯨船の同乗記である。クジラが日本全国の食料になったのは戦後のことだろうと思うのだけれど、そして、それを、どこまで守らなければいけないものなのかについては、正直分からないのだけれど、技術の伝承は行うべきものであるように思える。それにしても、出てくる外国人のにーちゃん、頭の痛い奴だ…。
関連本棚: fj sizenkagakusensyo うち
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日本の食生活全集 (3)
日本の食生活全集 (3)
著者:
出版社: 農山漁村文化協会
評価:
カテゴリ: 民俗
コメント: 日本の食事は全部集めると都道府県の数になってしまうので、置き場所に困る本だけれど、地方の中で代表となる県の分は持っていてもいいかなと思える本である。 この本を眺めていると、かて飯など、いかにご飯を増量するかの工夫が多く見られ、日本で、ほぼ困難なく白米が食べられるようになったのが、ほんとに最近なのだと感じさせる。そしてまた、それ以前は決して玄米食だったわけでもないことを。
関連本棚: うち
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聞き書 東京の食事―日本の食生活全集 (13)
聞き書 東京の食事―日本の食生活全集 (13)
著者:
出版社: 農山漁村文化協会
評価:
カテゴリ: 民俗
コメント: 第2次世界大戦前の日本の日常的な食事を聞き書きしたシリーズの東京編。このシリーズで唯一カレーライスがのっているのが東京で、そういう意味では東京は戦前から随分と伝統的な日本からは離れていたようだ。そんなことも実感させてくれる本だ。
関連本棚: うち
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戦争の考古学 (佐原真の仕事 4)
戦争の考古学 (佐原真の仕事 4)
著者: 佐原 真
出版社: 岩波書店
評価:
カテゴリ: 歴史 民俗
コメント: 人が定住生活(実質的に農耕)を始めてから戦争が激化したという知識はもっと共有されてもいいと思う。人は長い狩猟生活を行っていたから本質的に暴力的だという主張があるけれども、考古学的には、非定住の狩猟・採取生活時代には、個人的と思われるようなケガや殺人の痕跡はあっても、集団対集団の喧嘩(=戦争)が始まるのは、農耕が始まり人々が定住するようになってからだという。 そういえば、アイヌの神謡などでも、遠方からの人はもてなす(何しろ、相互に、いつ飢餓になるかわからないのだ)のが掟であるようなことがあったように思う。
関連本棚: うち
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コンピュータ科学者がめったに語らないこと
コンピュータ科学者がめったに語らないこと
著者: D・E・クヌース
出版社: エスアイビー・アクセス
評価:
カテゴリ: 宗教
コメント: 科学者がキリスト教徒であり得るかというのは個人的には多いに興味があり、そして不思議に感じていることである。クヌースは計算機科学的な立場から、非常に大きな数は無限大と実質的に区別がつかないことから神の存在の可能性を引き出している。これが、納得できるものかどうかは微妙なところなのだけれど、理系でキリスト教に興味のある人には一読の価値ある一冊
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十一人の少年
著者: 北村 想
出版社: 白水社
評価:
カテゴリ: 小説
コメント: 今風の言葉で言うと、ミヒャエル・エンデのモモにインスパイアされて書かれた戯曲。とは言え、北村想であるから、決して、そのままの話ではなく、別保さんなどを含めた独特の登場人物の世界になっている。 実は、ほとんど初めて見た小劇団系の芝居がこれだったもので(確かスズナリだった)、見ながら、ちょっと面白がりながら(だから、何年か後に寿歌西へを見に行った)困惑していた気がする。
関連本棚: うち
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日本の食生活全集 (8)
日本の食生活全集 (8)
著者:
出版社: 農山漁村文化協会
評価:
カテゴリ: 民俗
コメント: シリーズの茨城県の巻。アンコウの吊し切りが写真付きでのっているので、アンコウを手に入れて料理する羽目になった人の参考にはなるだろうと思う。
関連本棚: うち
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職人 (中公文庫)
職人 (中公文庫)
著者: 竹田 米吉
出版社: 中央公論新社
評価:
カテゴリ: 民俗
コメント: 大工の家に生まれ、紆余曲折の後に大学の建築を出た人間の半世紀。通常の職人話とは違った視点で物事が語られている。
関連本棚: rokaz うち
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アースシーの風 ― ゲド戦記V
アースシーの風 ― ゲド戦記V
著者: アーシュラ・K・ル=グウィン
出版社: 岩波書店
評価:
カテゴリ: 小説
コメント: ルグインは、帰還の後でさらに遠くへ行ってしまった。アースシーの風では、アースシーの世界自体が相対化され解体されていく。絶対的なはずの神話は、この地球の一つの場所の神話に相対化され、そして、さらに、その世界が根底からひっくり返っていく。 この本は911以前に発表されている。だから、多くの人に読んで欲しいと思う。自分が絶対と思っていることの基盤に、どれだけの絶対性があるのか、この本は考える切っ掛けを与えてくれるだろう。ゲド戦記は、3冊目までは人の成長物語であった。でも4冊目以降は社会の成長物語になっている。
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帰還―ゲド戦記最後の書 (ゲド戦記 (最後の書))
帰還―ゲド戦記最後の書 (ゲド戦記 (最後の書))
著者: アーシュラ・K・ル=グウィン
出版社: 岩波書店
評価:
カテゴリ: 小説
コメント: 原題はテハヌ。登場する女の子の名前だ。物語世界ではゲド戦記の第3巻と時間はつながっている。しかし、その間にル・グインはなんと遠くまで行ってしまったのだろう。 それ以前の3部作のファンだった読者は、物語の中でゲドが力をま取り戻す瞬間を今か今かと待ち望み、そして裏切られ続ける。ゲドが魔法を再び見せてくれることはない。 そういう意味では、仕事を無し終えた後の、いわばリタイアした主人公の物語なのである。しかし、それにも係わらず、これは成長の物語なんだろうと思う。ゲドが魔法使いであるために、放棄した生活をゲドは生きはじめる。そして、過去を振り返ることなく、それを行うゲドの姿に、人としてのゲドの大きさ、そう、年老いた農夫や漁師が見せるような人の大きさが感じられる。 物語の最後は、救いは、もはや人の手によっては与えられない。読者は、その結末をあきらめと、戸惑いを感じながら、ゆっくりと受け入れていくことになるのである。
関連本棚: Ayan うち Tarosa 給水塔 じび
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Tehanu: The Last Book of Earthsea
著者: Ursula Le Guin
出版社: Orion Children's Books (an Imprint of The Orion Publishing Group Ltd )
評価:
カテゴリ: 小説
コメント: 英語の本を読み一番の動機は日本語訳が待てないことだという人がいる。Tehanuの日本語の題名は「帰還」。ゲド戦記の4番目の本だ。何かの拍子で海の向こうでゲド戦記の続編が出たと聞きつけたもののアマゾンはなかった時代のことで、タイトルも判らない本を探して取り寄せる気力はなくあきらめかけていたときに、英国にいく用事があり(お陰で、献血が出来ない身の上になっている)、児童書もおいてありそうな本屋に飛び込んで目星をつけて買い込んだのがこの本だった。 で、読み始めるのだけれど、そして、難しい英語ではないのだけれど、話がうまく追えない。その理由は日本語版が出てそれを読んでようやく判った。というわけで帰還のコメントも参照して下さい。
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結晶と宝石 (ビジュアル博物館)
著者:
出版社: 同朋舎出版
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カテゴリ:
コメント:
関連本棚: うち
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岩石と鉱物 (ビジュアル博物館)
著者: R.F. サイメス
出版社: 同朋舎出版
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