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冬の夜ひとりの旅人が (ちくま文庫)
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| 著者: |
イタロ カルヴィーノ |
| 出版社: |
筑摩書房 |
| 評価: |
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おすすめ
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| コメント: |
あなたは「冬の夜ひとりの旅人が」のコメントを読もうとしている……<br>
<br>
すごい構造を持ったメタ・フィクション。一作一作ごとに作風を変えるカルヴィーノが、さらにその「変わる」という構造自体をまとめている。そう思うと、これがカルヴィーノの最終長編になったのも当たり前のことだと思えてくる。ちょうど、バッハが B.A.C.H を書いて死んだように。<br>
<br>
ま、そんなヨタはともかく本をめぐる男性読者の物語と、その本の断章の物語が途中を入れ替わってしまうのが面白い。<br>
<a href="http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0923.html">松岡正剛の千夜千冊『冬の夜ひとりの旅人』</a> |
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消えた少年たち (Hayakawa Novels)
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| 著者: |
オースン・スコット カード |
| 出版社: |
早川書房 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
オビに斉藤由貴絶賛!!とあるので微妙に読む気がそがれている。<br>
<br>
<a href="http://www.rubyist.net/~matz/20030714.html#p01">Ruby の作者でカードと同じモルモン教徒のまつもとゆきひろさんの日記での感想</a> |
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電波男
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| 著者: |
本田 透 |
| 出版社: |
三才ブックス |
| 評価: |
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| コメント: |
ずっと以前からファンだった、しろはたの本田透さんによる初の恋愛論書き下ろし。AA や一人称の「オリ」は消されてしまったが、文章からにじみ出る熱い本田透節を堪能することができる。<br>
しかし、肝腎の恋愛論の説得力はいまいち薄いように思う。まだ読みかけだからなんとも言えないけど。<br>
著者の論はそれなりにリアリズムを持った姿勢から書かれていて、それはあっという間に自分の論に溺れてしまいがちなオタク擁護論者とは一線を画しているのだけれど「現実の女に真実の愛はない」と言うのであれば、何故もう一歩進んで、「真実の愛は存在しない」にならないのだろう。オタクたちの愛も十分に資本主義的なのだ。著者は「妄想による救済」というが、自分で妄想と言っている時点でもうそれは真実ではないことを認めてしまっている。そういう構造が見えてしまうと、どうしても醒めた視点で読んでしまうなあ。 |
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最後のユニコーン (ハヤカワ文庫 FT 11)
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| 著者: |
ピーター S.ビーグル |
| 出版社: |
早川書房 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
おすすめ
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| コメント: |
おっそろしいメタ・ファンタジーだった。これはファンタジー好きが最後にたどり着く約束の本だわ。登場人物の全員が全員(蝶や猫でさえも!)詩を使って喋る。たしかに解説文にあるとおり、彼らは「あまりにも自分たちの置かれた位置を知り過ぎて」いるけれど、そのこと自体が物語と現実のレベルを一段引き上げていて入れ子状の構造になっている。凄い。また何冊かファンタジーを読んだら、この本を読みかえそう。<br>
<br>
というか、<a href="http://www.the-last-unicorn.net/index.htm">映画化されるのか!</a>2006 年クリスマスに公開予定らしい。 |
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海法
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アジアの岸辺 (未来の文学)
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| 著者: |
トマス・M.ディッシュ, 若島 正 |
| 出版社: |
国書刊行会 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
<未来の文学>シリーズ第三弾。これをずーっと待っていた。ケルベロスもエンベディングもこれの前座ですよ。「リスの檻」はやっぱり傑作だなあ。<br>
だいぶ読んだ。話としては結構しょぼいオチが付いているのも多いんだけど、そこに至るまでの描写や小道具の使い方がすごくいい。いかにも独身男性的な食べ物の描写には自分も独身男性なのでけっこう来るものがあるなあ。グリーンジャイアントと加工肉の組み合わせとかよくやるんだ。<br>
<br>
(TODO:表題作の考察をつけくわえること)
<br>
<a href="http://www.scifi.com/scifiction/classics/classics_archive/disch/disch1.html">「降りる」の原文 </a>
<br>
「『あれはだれ?』わたしは、US エアー搭乗券カウンターにいる熊のような人物を身振りでしめしながら訊いた。アランがささやき声で、『あれはトーマス・M・ディッシュ。SF だよ。でも、質はものすごく高い』」<br>
-- テリー・ビッスン「ふたりジャネット」より |
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魔法 (ハヤカワ文庫FT)
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| 著者: |
クリストファー プリースト |
| 出版社: |
早川書房 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
今のところまだ「南フランスの恋」なのだが……何かヘンだこの話。気が抜けない。<br>
<br>
半分読んだ。うーん。やっぱりファンタジーなのか。奇術師のときも思ったけど、えーそんなんありかよとまた思ってしまった。(まだまだ読みかけだけど)。<br>
<br>
読了。そうきたか。ヘンだヘンだと思っていた感覚は正しかった。でも、読み解く努力が報われたとは感じないなあ。オチや物語構造抜きで、描写を楽しもうにも結構うんざりさせられるところが多いし。スーザンのパートは苦痛。イギリス的な性風俗の紊乱にはついていけない。3Pシーンなんか読みたくないよ。<br>
<br>
登場人物たちが必死で謎を解き明かそうとするのは読み応えがあったし、「そもそもこれは自分の狂気が作り出した妄想では?」と疑うところも典型的な自分好みの展開なんだけど、いかんせん「敵」が強すぎて、解釈の余地が消えてなくなるのがよくないところだと思う。ファンタジーすぎるというか。<br>
<br>
あと、ネタとして爆弾テロの話をさらっと書いてるけど、やっぱりこれ異常だよなあ。いまさらもいまさらなんだけど、「いまさら」と思うところも含めて異常だと思う。 |
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三つの小さな王国 (白水uブックス―海外小説の誘惑)
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| 著者: |
スティーヴン ミルハウザー |
| 出版社: |
白水社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
カルヴィーノときたら、ミルハウザーということなので購入。<br>
三つの中篇でできている。<br>
・「J・フランクリン・ペインの小さな王国」<br>
面白かった。手書きアニメーションをつくる新聞漫画家のお話。新海誠の大先輩みたいなものだろうか。新しいアニメーションツールを拒否して、手書きで一コマ一コマ書いていく方法論には、効率=最良だと思っている自分にはドキリとするものがあったし、幻想的な手書きアニメの世界描写にはぞくぞくした。結末はエヴァの「おめでとう」状態。<br>
・「王妃、小人、土牢」<br>
王妃の物語。だが、主役は小人のスカルボ(元ネタはベルトランの詩/ラヴェルのピアノ曲)。彼だけが名前を持ち、強烈な個性を持ち、詳細な心理描写がある。王と辺境伯はほとんど書かれない。面白かったけど、ここまで書くのなら結末までキッチリ書いて欲しいと思った。<br>
・「展覧会のカタログーーエドマンド・ムーラッシュ(1810-46)の芸術」<br> |
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むずかしい愛 (岩波文庫)
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| 著者: |
カルヴィーノ |
| 出版社: |
岩波書店 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
おすすめ
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| コメント: |
カルヴィーノの短編集。
物語にまったく「重さ」がないのが素晴らしい。「重さ」というのは、その物語を読むのに必要な予備知識、舞台背景や時代、関連する別の物語(元ネタとか)のこと(だと思う)。各話は誰にでも理解できる程度の自身で完結している話ばかり。それでも、読む意味が薄いというわけでもなく、ちゃんとギリギリに残されている感覚がたまらない。<br>
同名の英米文学短編集を出して、この本の名前空間を汚染した柴田元幸は悔い改めるべき。 |
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願い星、叶い星 (奇想コレクション)
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| 著者: |
アルフレッド・ベスター |
| 出版社: |
河出書房新社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
表題作「願い星、叶い星」を楽しみにしていたら、読んだことのある作品だった。もう一度読み返してみたら、やっぱりオールタイムベスト級の作家だと思い知らされた。表紙絵の松尾たいこ氏は、これでなぜ「階段」を描かないのだろうか。まったく理解に苦しむ。<br>
登場人物が、どんどん逃げ回ったり、追いかけ回したり、あてもなく彷徨ったりして、読者をまったく飽きさせないジェットコースターのようなお話ばかり。「分解された男」と「虎よ!虎よ!」がなかったら後のサイバーパンクもなかったという後書きの解説には、妙に納得させられた。でも、一番好きな話はほとんど何も起こらない「昔を今になすよしもがな」なのだけれど。<br>
<br>
「熱くなってもしかたがない。<br>
あせるな!あせるな!<br>
頭を冷やして<br>
落ち着け落ち着け<br>
クールにいこう<br>
かわいいあの子は……」 |
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NHK新ロシア語入門 (CDブック)
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| 著者: |
佐藤 純一 |
| 出版社: |
日本放送出版協会 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
ハードカバー。CD 2 枚付き。やっぱこれからはロシア語だと思う。Wikipedia のロシア語ページなんか見て、常々かっこいいなと思っていた。Kraftwerk「ManMachine (邦題:人間解体)」なんかでもキリル文字は効果的に使われていたし(ロシアン・アバンギャルドってやつだろうか。詳しくは知らないが)。とにかく、こいつで勉強していくつもりだ。<br>
<br>
ロシア語の教科書といえばアネクドートなわけで、ちょっとテキストの先のほうを探してみたらやっぱりある。後半のスキットは、ほとんどなんらかのオチが付いていて、さすがという感じ。そして文学!最後の方の長文読解なんか、レフ・トルストイ「三びきのくま」だから、たまらなく魅力的な教材だと思う。<br>
<br>
ところで、聞き取り CD を聴いていると、どうしてこうロシア人の女性の喋り方というのはみんな同じなのだろうという気がしてくる。以前、NHK のロシア語会話番組を観ていたときに、途中の息抜きでやはりアネクドートが挿入されていて、そこでのロシア人女性の喋り方を、なにか演劇用につくった喋り方だと思っていた。だが、やはりこの CD の普通の会話でもなんだかそんな風に聞こえる。うまく説明はできないが、おばあちゃん喋りをしているという感じだ。これが言語が話し手の感情に影響するという例のひとつなのだろうか。<br>
<br>
とにかく自分はこれで、何十年かかけてでもロシア文学を原語で読破するのを目指すつもりだ。<br>
<br>
「Я ТВОЙ СЛУГА. Я ТВОЙ РАБОТИК.」 |
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The Worlock of Firetop Mountain (Fighting Fantasy)
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| 著者: |
Steve Jackson, Ian Livingstone |
| 出版社: |
I Books |
| 評価: |
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| コメント: |
邦訳「火吹き山の魔法使い」の原書。<br>
ゲームブックなのだが、ゲームとして読まないでパラパラとめくって好きなところを読んでいる。剣と魔法とモンスターの正統派ファンタジーという感じでとても面白い。イラストも素晴らしくて、人間大のドブネズミのイラストが怖すぎ。<br>
この「火吹き山の魔法使い」は大昔に大西科学 - 二六二で知って以来ずっと読みたかったのだが、やっと読めた。原書だと 700 円と安くてよい。<br>
<br>
しかし、ゲームブックといえば「十四へ行け」という言葉がとても有名なわけだが、これは火吹き山の魔法使いではなくて、<a href="http://www.excite.co.jp/book/news/00021100968527.html">暗黒城の魔術師だった</a>ようだ。モナー童話集にも<a href="http://monadowa.s14.xrea.com/dowa9/koneta.htm">火吹き山の魔法使いで 14 に行く</a>というネタがあったから、混同している人は多いのかもしれない。自分も真っ先に 13(英語版だから) を読んでみたが何もなくてガッカリ。ただ、指示された続きを読むとゾンビとかが沸きまくりなのでたぶん普通に行けば死ねると思った。<br>
<br>
ちなみに「火吹き山の魔法使い」は扶桑社海外文庫で<a href="http://www.fukkan.com/bookhist.php3?no=343">復刊が予定されている</a>。 |
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魔法の猫 (扶桑社ミステリー)
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| 著者: |
スティーヴン キング, U.K. ル・グィン, C. スミス, J. クロウリー, F. ライバー |
| 出版社: |
扶桑社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
猫をひどい目にあわせる話がけっこう多くて辟易。ジーン・ウルフの作品は猫?にメイドをやらせる(しかも裸に腰エプロン)というある意味究極の設定で面白かった。 |
| 関連本棚: |
Gandalf
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マクベス (岩波文庫)
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| 著者: |
シェイクスピア |
| 出版社: |
岩波書店 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
おすすめ
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| コメント: |
シェイクスピア四大悲劇の一つ。自分はこれが最高傑作だと思う。<br>
運命にそそのかされ、簒奪者となり親友を殺し逃亡者の家族を皆殺しにしたものの、幻覚に苦しむマクベス、逃げ腰の夫をふるいいたたせ悪の道への手助けをするも、自らも狂気に陥り自死するマクベス夫人。「バーナムの森がダンシネインに押し寄せてくるまでは……、女の腹から産み落とされたものでなければ……」確実に思えた魔女たちの約束は次々に破られていく。だが、それでも戦うことをやめない、決して「待て、参った」と言おうとしないマクベスの姿はあまりにも感動的。現代においても全く一般性を失っていないように思える。<br>
<br>
翻訳に関しては、岩波版・木下順二の「美しい」としかいいようのない訳がこの悲劇性に一番合っていると思う。また、巻末の演劇論も読んで損はない。<br>
<br>
「おれは太陽がいやになった。この世の秩序などくずれるがいい。鐘を鳴らせ!風よ吹け!破滅よ来たれ!鎧だけは体に着けて死んでやるぞ」 |
| 関連本棚: |
うにのとげ
蝶
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A Wizard of Earthsea (Fantastic Audio)
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| 著者: |
Ursula K. Le Guin |
| 出版社: |
Audio Literature |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
本というか朗読 CD だけど。英語の勉強用。読み上げてくれるのは著者のル・グィンと何故かハーラン・エリスン!!。でも、けっこう高い割にCDが5枚入っているだけでリーフレットもなにも付いてこないのが残念だったかも。<br>
<br>
<a href="http://joesaisan.tdiary.net/20041030.html#p01">ゲド戦記朗読 CD 感想メモ</a> |
| 関連本棚: |
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Schild's Ladder: A Novel
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| 著者: |
Greg Egan |
| 出版社: |
Eos |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
一章はもうひとりのコーティ・キャス?2004 年にでた B5 版。前半すこし読んだだけで、万物理論と Diaspora が手に入ってしまった。今回の物理ネタは量子グラフ理論。<a href="http://jp.arxiv.org/abs/gr-qc/9905087">その元ネタの論文</a>。 |
| 関連本棚: |
joesaisan
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Distress
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| 著者: |
Greg Egan |
| 出版社: |
Gollancz |
| 評価: |
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| コメント: |
原書も読むつもり。「主観的宇宙論サイクル」三作め |
| 関連本棚: |
joesaisan
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Diaspora
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| 著者: |
Greg Egan |
| 出版社: |
Gollancz |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
読み中。<a href="http://gregegan.customer.netspace.net.au/DIASPORA/01/Orphanogenesis.html">一章は作者サイトで読める</a>。これの元ネタはダニエル・C・デネット「解明される意識」だそう。面白い。しかし、二章から幾何位相の講義が始まってしまってなかなか読み進められない。巻末に用語集が付いてくるのだけれど、リーマン空間とか多様体とか平気であるからね……。 |
| 関連本棚: |
joesaisan
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Teranesia
|
| 著者: |
Greg Egan |
| 出版社: |
Eos |
| 評価: |
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| コメント: |
これはイーガンの小説でもかなり大人しいものだったみたい。バイオホラーもの。もちろん難解な物理がからんでくるけれど(進化を自分で「選択」するサンパウロ遺伝子はかなり怖い)。けっこうドロドロしてた。主人公はゲイで、元障害者の人とのホモセックスシーンがあったり、おばちゃんとの濡れ場(未遂)があったり。そして、妹!(なんと、妹に自立されてしまった主人公は風呂場で……)。「万物理論」では攻殻機動隊みたいなシーンもあったけど、こういうのもイーガンは内包しているのかも。最初の少年時代の幻想的な南の島の描写はすごくよかった。 |
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joesaisan
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Quarantine
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| 著者: |
Greg Egan |
| 出版社: |
Eos |
| 評価: |
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おすすめ
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| コメント: |
Orwellian Double Think. 「宇宙消失」の原書。邦訳も読んだが布教活動として他人にあげてしまった。英語はとっても簡単。偏執的にダイスを振るシーンがたまりません。「主観的宇宙論サイクル」一作め。 |
| 関連本棚: |
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20世紀SF〈3〉1960年代・砂の檻 (河出文庫)
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| 著者: |
アーサー・C. クラーク, ロジャー ゼラズニイ, ハーラン エリスン, サミュエル・R. ディレイニー, J.G. バラード |
| 出版社: |
河出書房新社 |
| 評価: |
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おすすめ
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| コメント: |
SF がもっとも爛熟していた時代。ディレイニー「コロナ」は<a href="http://www.wombat.zaq.ne.jp/propara/diary/200409.html">若島正氏の言うように</a>まったく素晴らしい。<a href="http://www.scifi.com/scifiction/classics/classics_archive/delany/delany1.html">コロナの原文</a>。<br>
<a href="http://www.yamdas.org/bmm/books/bf2003b.html#20sf60">YAMDAS Project の yomoyomo 氏による書評</a> |
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エンベディング (未来の文学)
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| 著者: |
イアン・ワトスン |
| 出版社: |
国書刊行会 |
| 評価: |
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| コメント: |
<未来の文学>第二弾。<br>
解説の山形氏によるとイアン・ワトスンは長編では似たような話ばかり書くそうで、これがその処女長編だそう。自分はイアン・ワトスン初体験のせいか、かなり面白く読むことができた。次から次に繰り出されるアイデア満載で中盤から結末直前までどきどきした。隔離された環境で特殊な人工言語を使う子供たち、村が水没の危機にあるなかエキゾチックな儀式に耽る未開の部族、そして宇宙からやってきた、奇妙な妄想を持った異星人。彼らが地球側にオーバーテクノロジーと引き換えに要求するものは……!という感じでSFらしい話になるのだが、ここから急に話が反転する。「最悪の敵にさえ起こってほしくないことは、高度な文明との接触だ」と言ったのは誰だか忘れてしまったが、ミュールキックの論理というものを読んだときは宜なるかなと思った。部族のほうもアレな結果になり、唯一残った子供たちも……。解説を読んでからもう一度読むと、ワトスンはそういう60-70年代SFの、異文化や異星人や超能力を持ってきて相対主義(立場が変われば真実も変わるという考え方)からうんぬんというありがちなSFを否定したかったのかもしれない、という読み方ができるように思えた。<br>
訳の口調に変なのが多かった。とりわけ前半に。同訳者の「暗闇のスキャナー」やシュナイアーものは結構普通に読めたから、たぶんこれは校正の問題なのかな。国書スレでそのあたりのことが書かれていたような記憶がある。<br>
<br>
しかし、山形氏の解説はいつもどおりとりつくしまがないというか。「SFファンというか弱い花は、物語の真の姿や、ガジェットのほんとうの仕組みがこれ以上解明することに耐えられない」のですよ。そういう意味では「わきまえろ山形浩生!」と自嘲できるかも。 |
| 関連本棚: |
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すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた (ハヤカワ文庫 FT)
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| 著者: |
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア |
| 出版社: |
早川書房 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
また松尾たいこか!表紙と挿絵を担当している。<br>
主人公の”わたし”が語り部たちのキンタナ・ローで体験した不思議な話を聞いていくという形で物語は語られる。カルヴィーノのQfwfq爺さんみたいな感じ。今、あれが epi 文庫で出るぐらいだからこれがFTで出るのも詮ないことなのかも。(ハヤカワはこれからミステリと国内SFを中心にシフトしていくという噂があるが、河出からこれだけ良質の海外SFが出るとそれが本当のような気がしてくる)。<br>
話自体はあんまりたいしたことじゃないのだけれど、圧倒的なティプトリーの語りかたのうまさが味わえた。スペイン語が多用されているが全部日本語に直されているので、わかりやすいが雰囲気は半減なのだろうなとか読んでいてたびたび思った。松尾たいこの挿絵はやっぱり興醒めだった。まあ挿絵というものはほとんど全て興醒めなものなのだけれど。この3編だけを読んでいると、その後のティプトリーの結末を考えなくてすむのがありがたいなあ。 |
| 関連本棚: |
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ケルベロス第五の首 (未来の文学)
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| 著者: |
ジーン・ウルフ |
| 出版社: |
国書刊行会 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
おすすめ
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| コメント: |
いろいろなところでお薦めされたので買ってみた。国書刊行会出版。<未来の文学>シリーズ第一弾。面白かった!SF マガジンに載ってる解題を読んでみたらいろいろ気づかなかった謎がたくさんあってびっくり。特に第 1 章の主人公の正体には驚かされた。しかし、自分はけっこう頭が悪いのでミステリー的な謎解きよりも感傷的な文体で語られる物語を読むことに重点をおいた。第 1 章の、兄と女の子とで冒険したり出生の秘密を知ったり幻想的な囚人生活をしたりなんてジュヴナイルとしても面白い。掲示板サイト2ちゃんねるによると<a href="http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1018704673/554n">誤訳がある </a>ようで、この文章の迷宮が一回り大きくなっているみたいだ。 |
| 関連本棚: |
カザノ
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小説作法
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| 著者: |
スティーヴン・キング |
| 出版社: |
アーティストハウス |
| 評価: |
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キングの自伝+小説の書き方。面白い。宗教に対する言及がほとんどなくて「神様は信じているが、特定の宗教に用はない」と言い切ってるのがアメリカの作家にしては意外だった。キング中毒という <a href="/shiro">shiroの本棚</a> さんのページには<a href="http://www.lava.net/~shiro/Private/king/Paul.html">等身大のパウロ</a>というページもあるが、宗教的な宗教よりも生活に根付いたものを持っているということだろう。
しかし、キングの書き方指南は当たり前のことばかりで応用がきかないというか。自分の本がなぜこうも売れるのか、というのはキング自身にもわからないのかもしれない(自分は最近ジーン・ウルフのインタビューを読んで、名前に関係あるのではないかと思い始めた)。博識のあまり自分の言ったアドバイスを、「でも○○という有名作家はやってないけど」といちいち否定するのが面白かった。<br>
<br>
訳にちょっと難あり。「小難しい言い回しは使うな」という本文を訳者は読んでないのだろうか。商品用語には註もないし、文意を補うための接続詞もほとんどない。全体として不親切。<br>
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参考:<a href="http://www.hyuki.com/dig/king.html">結城浩 - スティーブン・キングの『小説作法』</a> |
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夜更けのエントロピー (奇想コレクション)
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| 著者: |
ダン・シモンズ |
| 出版社: |
河出書房新社 |
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微妙……。面白くないというわけではないが傑作もないような気がする。スティーブン・キングが畏怖するのも当然で、それはダーク・ファンタジーという領域がかぶっているからなんだけど、自分がキングを読んだときにいつも怪奇描写で笑ってしまうのと同じく、「バンコクにて死す」は抱腹絶倒だった。でも、そういう読み方をしてしまうのは作者の意図したところではないと思うから、自分にはあっていない作家なのだと思う。表題作「夜更けのエントロピー」は良かったけどSFじゃないしね。「ドラキュラの子供たち」はあんなオチにしたせいで作品として矮小化したんじゃないだろか。 |
| 関連本棚: |
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ドイツ名詩選 (岩波文庫)
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| 著者: |
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| 出版社: |
岩波書店 |
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対訳なのがいい。ドイツ語の勉強用。これだけ書影がなくてがっかり。この中に入っているのではなんといってもツェラン。ホロコースト抜きで読んでもイメージが抜群。アウシュビッツ以降の詩は野蛮なのか。 |
| 関連本棚: |
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生ける屍 (扶桑社ミステリー)
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| 著者: |
ジョイス・キャロル オーツ |
| 出版社: |
扶桑社 |
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| コメント: |
キチガイの主人公(無職 31 歳)が自分の言うことをなんでも聞くゾンビを造って、自分だけの王国をつくろうとする話。少年への恋の気持ちがあまりにせつなくて悲しくて泣ける。同性愛、少年愛、エディプスコンプレックスとかいろいろないまぜ。最初のひとりを殺すあたりがずいぶんあっさりしてたが気がする。後書きでドストエフスキー「地下室の手記」を挙げていた。ひきこもり小説みたいなものかも。ただ、最後まで生ける屍はでてこないので怖いといっても結局ただのシリアルキラーの怖さで終っているのが残念。もうジェフリー・ダーマー程度じゃ自分は怖くないのだ。せっかくフィクションなんだから手術に成功した話が読みたかった。<br>
<br>
自分の言うことなんでも受け入れてくれるはずだ、という主人公のゾンビへの言葉を<a href="http://www.geocities.co.jp/NeverLand/2945/book/200408.html#12">メイドオタのメイドさんへの言葉</a>に置き換えている感想をみつけて笑ってしまった。 |
| 関連本棚: |
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コカイン・ナイト
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| 著者: |
J.G. バラード |
| 出版社: |
新潮社 |
| 評価: |
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おすすめ
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バラード後期の傑作。弟の無実を晴らすため、地中海の高級リゾートにやってきた主人公は奇妙な事件を目撃する。時間の止まってしまった都市。そこに暗躍する男。<br>
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ミステリの形をとっているので非常に読みやすく、SF 的な強烈な未来像を見せてくれる。おすすめ。 |
| 関連本棚: |
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赤い惑星への航海 (ハヤカワ文庫SF)
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| 著者: |
テリー ビッスン |
| 出版社: |
早川書房 |
| 評価: |
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| コメント: |
読み終わる!素晴らしい!クラークっぽい壮大な風景の描写はぞくぞくするし、打ち上げ、着陸のシーケンスには興奮させられた。地球との無茶苦茶なやりとりも笑える。そして、ラストで窮地においこまれた元宇宙飛行士のとった決断!火星古代人!FTL 通信!ヴォネガットみたいなオチ!面白かった。NASA 用語と離着陸シーケンスだけでご飯三杯はいける。<br>
<br>
しかし、少女の密航者というと「冷たい方程式」が思い浮かぶなあ。 |
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スラップスティック―または、もう孤独じゃない! (ハヤカワ文庫 SF 528)
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| 著者: |
カート・ヴォネガット |
| 出版社: |
早川書房 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
読み終わる。話が途中で尻切れトンボで終る印象。後付の知識だが、<a href="http://www.post1.com/home/hiyori13/other/penguincat.html">山形浩生氏が猫のゆりかごで指摘</a>したような「人はいかにして幸せになれるか、ということへの答え」(本作では拡大家族という形で提示されている)を、ヴォネガット自身が作中で否定しているのが印象深かった。「(戦いを見たが、)あれは決して虐殺ではありません!」と大統領が高らかに宣言した後に、虐殺が起こる。ハイホー。(拡大家族はカルト団体になってしまうのだ)<br>
話のまくらとしてヴォネガットが兄と葬式に行く話しをするのは落語みたいだったし、題名の通り荒唐無稽に繰り出される設定が楽しかった。SF だと思う。<br>
<br>
<a href="http://thesurrealist.co.uk/lonesome">このサイト</a>であなたにミドルネームをつけてくれます。自分は joe Diamond-3 saisan でした。ハイホー。 |
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究極のSF―13の解答 (創元SF文庫)
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| 著者: |
ジェイムズ,ジュニア ティプトリー, フレデリック ポール, ポール アンダースン, キット リード, ハーラン エリスン |
| 出版社: |
東京創元社 |
| 評価: |
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| カテゴリ: |
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| コメント: |
それぞれの作品への作者あとがきが読めるのがいい。ティプトリーの小尾訳はハヤカワの友枝訳よりもいい感じ。まだ男性だと思われていたからだろうか。邦訳の後書きで女性だということが判明というニュースが書かれている。ティプトリーはその後……。 |
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Le Petit Prince
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| 著者: |
Antoine De Saint-Exupery |
| 出版社: |
Mariner Books |
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| コメント: |
フランス語の勉強用という名の衒学的欲求を満たすために購入。<br>
歯がたたなかったらちくま文庫の「「星の王子さま」をフランス語で読む」も買おうかな。 |
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J・G・バラードの千年王国ユーザーズガイド
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| 著者: |
J.G. バラード |
| 出版社: |
白揚社 |
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| コメント: |
いろいろな映画、本への寸評集。解説にもあるが、様々な作品をバラードの中にとりこんでいるのがすごい。<a href="http://www.inscript.co.jp/wakashima/SF/S17%20Ballad.htm#anchor514350">若島正さんの解説</a>みつけた。バラードはもっと作品を読みたいけど、なかなか手に入らないな。 |
| 関連本棚: |
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シルミド・裏切りの実尾島・ (ハヤカワ文庫・NV)
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| 著者: |
イ・スグァン, 米津 篤八 |
| 出版社: |
早川書房 |
| 評価: |
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| コメント: |
韓国側もバンバン拉致をやっているというのが恐ろしい。主人公にあまり主体性がないので感情移入できないのが残念。事実としては確かに驚愕の内容だが、物語としてはいまいち微妙。とにかく、木こりを殺さなかったのが最大の誤算だと思う。 |
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リア王 (新潮文庫)
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| 著者: |
ウィリアム シェイクスピア |
| 出版社: |
新潮社 |
| 評価: |
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四大悲劇のひとつ。意味なく激昂する老王に息子を信じられない
公爵、道化の存在といい喜劇としても読める。もっともそれがあるからこそ「おもろうて、やがて悲しき」という意味で悲劇さが強調されるのかもしれない。 |
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