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エナメルを塗った魂の比重<鏡稜子ときせかえ密室> (講談社文庫)
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著者: |
佐藤 友哉 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:佐藤友哉
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コメント: |
2008/4/20 アミーゴ書店HAT神戸店にて購入
2010/2/20〜2/24
私にとって2作目の佐藤作品。鏡家サーガと呼ばれるシリーズの2作目である。1作目を読んでからかなり時間がたってしまっていて、忘れている部分もあるが、1作目よりも不条理度というか訳わからない度はアップしている。面白く読めたのは読めたのだが、作品世界に入れたか?と言われると「否」と答えざるを得ない。主題となっているのはXXということなのだが、読み飛ばしてしまったのか、それはないんではないの?という提示のされ方だと感じた。
まあ、それでも面白く読ませるのだから、佐藤氏ワールドを私は嫌いではないのだろう。 |
関連本棚: |
権太の既読
khiraoka
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/%E6%A8%A9%E5%A4%AA%E3%81%AE%E6%97%A2%E8%AA%AD/8406275832
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著者: |
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出版社: |
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評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:佐藤友哉
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コメント: |
2008/4/20 アミーゴ書店HAT神戸店にて購入
2010/2/20〜2/24
私にとって2作目の佐藤作品。鏡家サーガと呼ばれるシリーズの2作目である。1作目を読んでからかなり時間がたってしまっていて、忘れている部分もあるが、1作目よりも不条理度というか訳わからない度はアップしている。面白く読めたのは読めたのだが、作品世界に入れたか?と言われると「否」と答えざるを得ない。主題となっているのはXXということなのだが、読み飛ばしてしまったのか、それはないんではないの?という提示のされ方だと感じた。
まあ、それでも面白く読ませるのだから、佐藤氏ワールドを私は嫌いではないのだろう。 |
関連本棚: |
権太の既読
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作家の犯行現場 (新潮文庫)
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著者: |
有栖川 有栖 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:有栖川有栖
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コメント: |
2010/1/28~2010/1/29
久しぶりの有栖川作品は、ミステリの舞台となった各地へ実際に出かけていく紀行エッセイ。なるほどこんな旅もあるんだなぁ、と気づかされた。訪れた中で実際に行ったことがあるのはひょっとすると那須のトリックアートミュージアムと鳥取砂丘だけかもしれない。近くまで行ったことがあるところは何箇所かあったが。 |
関連本棚: |
権太の既読
sweetest deads
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4000年のアリバイ回廊 (光文社文庫)
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著者: |
柄刀 一 |
出版社: |
光文社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:柄刀一
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コメント: |
2008/5/20 Amazonにて購入
2010/1/21~1/24
私にとって柄刀作品2作目。前作の3000年同様、過去の殺人事件と現在の殺人事件を行きつ戻りつしながらストーリーは展開する。今回は宮崎県で約4000年前に起こったと思われる火山噴火で一夜にして起こった集落の埋没遺跡での謎と室戸沖の海底深くで見つかった発掘現場関係者の死体。設定は非常に魅力的ではあるが、前回も感じたのだが、どうも柄刀さんの文体と私があっていないのか、非常に作品にのめりこめなかった。なんでかなぁ。結論はもう2,3作読んでから。 |
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すぐなくぅず
権太の既読
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このミステリーがすごい! 2010年版
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著者: |
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出版社: |
宝島社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ
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コメント: |
2009/12/11 Amazonより届く
2009/12/11~12/20
このミス2010は、単行本を買わない主義(お金の問題というよりも保管スペースの問題)なので文庫になるまで待つことになるが、楽しみな作品があるようだ。最後の海堂氏の作品など読み応えのある短編が4つあり、500円はお買い得な感じ。 |
関連本棚: |
権太の既読
toshiharu
matznaga
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饗宴 ソクラテス最後の事件 (創元推理文庫)
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著者: |
柳 広司 |
出版社: |
東京創元社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:柳広司
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コメント: |
2009/6/6 ジュンク堂三宮店にて購入
2009/12/14~12/17
ソクラテスを探偵役にアテナイでおこる連続殺人事件を描いた作品。ピュタゴラス学派などもでてきてマニアックである。ストーリー自体は面白いのだが、文章が翻訳物っぽくて読むのは少し辛かった。「最後の灰」のときも読みづらさを少し感じたので、ひょっとして私は柳氏の文章と相性が悪いのかも。柳氏は今年のミステリランクで上位に入っており、注目の作家なんだけど... |
関連本棚: |
権太の既読
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タイムスリップ明治維新 (講談社文庫)
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著者: |
鯨 統一郎 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:鯨統一郎
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コメント: |
2009/11/13~11/15
タイムスリップ森鴎外ででてきた麓うららが今度は江戸末期にタイムスリップしてしまい、元の世界に戻ろうと奮闘する話。歴史の支流から本流に戻るため、勝海舟、森の石松、坂本龍馬、桂小五郎、岩倉具視、西郷隆盛らと交わりながら、結果的には明治維新の黒幕的働きをしてしまう。しかし、よくこんなこと考え付くなぁ。 |
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tkmr
matznaga
権太の既読
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安政五年の大脱走 (幻冬舎文庫)
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著者: |
五十嵐 貴久 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:五十嵐貴久
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コメント: |
2008/1/20 アシーネ ダイエー甲南店にて購入
2009/11/3~11/7
毎回違った趣向の作品で楽しませてくれる五十嵐氏であるが、今作は時代もの。大老井伊直弼が小藩の南津和野藩の姫、松井美雪を見初め、輿入れを要望するが断れらてしまう。どうしてもあきらめきれない直弼は、南津和野藩士51名に謀反の疑いをかけ、姫もろとも険しい山上に幽閉してしまう。姫が輿入れの要求を呑まなければ、51名の命が危うい。一計を案じる南津和野藩士であるが、果たして...
忠義にいきる武士達の奮闘を描く快作。美雪姫はほんとに魅力的である。いやあ読んでよかった。 |
関連本棚: |
権太の既読
taku
reiko510の2011
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年下の男 (集英社文庫)
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著者: |
吉村 達也 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:吉村達也
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コメント: |
2009/10/31~11/1
吉村氏の心理サスペンスシリーズ。
36歳のキャリアウーマンである川島景子は21歳の役者の卵、大矢真琴と周囲の反対を押し切って結婚するが... まもなく真琴の過去に対する疑惑や家族に対する不審感が景子に襲いかかる。夫に対する恐怖感に耐え切れず逃げ出した霧降高原のログハウスで衝撃的な事件が起こる。果たして景子は...
まあ、ありがちな展開ではあるが、吉村氏の作品らしくお気軽に読める作品(吉村先生、すいません)。でも買ってしまうんだなぁ。 |
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みなち
権太の既読
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ロシア幽霊軍艦事件 (角川文庫)
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著者: |
島田 荘司 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:島田荘司
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コメント: |
2009/10/16〜2009/10/17
レオナからの不思議な手紙に書かれていた箱根の富士屋ホテルの奇妙な写真は芦ノ湖に浮かぶロシアの軍艦であった。その写真には、ボルシェビキ達に銃殺されたはずのアナスタシアが写っていた。アナスタシアを名乗る謎の女性に謝罪したいという日本人とロシア軍艦の関係は?何故、真夜中に軍艦が芦ノ湖に浮かんでいたのか?
島田氏得意の大仕掛け。後半は恋愛小説にもなっている。 |
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OG3
らいさん
権太の既読
僕の自動洗濯機
kameria
TK22
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夏の夜会 (光文社文庫)
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著者: |
西澤 保彦 |
出版社: |
光文社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:西澤保彦
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コメント: |
2007/1/28 Amazonにて購入
2009/9/18~9/19
久しぶりの西澤作品。
小学校の同級生の結婚式で30年ぶりに集まった5人の同級生。二次会場で昔起こった殺人事件に話が及ぶ。被害者は彼らの担任であった。会話を重ねていくうち、自分達の記憶に違和感を感じる彼らであったが。果たして真相は?
人の記憶のあいまいさに着目した作品。面白い試みであるが、なぜに登場人物達にこんな難読苗字をつけるのだろう。出てくるたびに詰まってしまう。 |
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knyacki_j
権太の既読
t-ishi
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背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)
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著者: |
道尾 秀介 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:道尾秀介
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コメント: |
2009/4/29 アシーネダイエー甲南店にて購入
2009/8/5~8/7
上巻を受けて、解決編。なかなか書きづらいので詳細は端折るが、ううむ、こういうオチにするか?という感じ。<br />解説でも述べられているが、京極夏彦氏の京極堂シリーズを意識したキャラ設定と霊的、宗教的なものをストーリーに絡ませるところなどは、私の好みではある。が、ちょっとなぁ、このオチはなぁ。残念である。<br />が、道尾、真備、凛のシリーズが続くらしいので、次作「骸の爪」に期待。 |
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ごんごん
権太の既読
うらら
kojiad.
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背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)
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著者: |
道尾 秀介 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:道尾秀介
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コメント: |
2009/4/29 アシーネダイエー甲南店にて購入
2009/8/1~8/4
通勤電車内で読み終わる。
作家の道尾は福島県のとある温泉に保養に出かけるが、そこは児童連続失踪事件が起こっている白峠村であった。そこで道尾は霊の声を聞き、心霊を探求している大学時代の友人真備のもとを訪れる。そこで眼にしたのは、背中に眼が写った4枚の写真で、背中に眼が写った人達はまもなく全員自殺していた。真備とその助手凛(森江春策の助手、ともかちゃんと並んでヒットかも)とともに白峠村に戻った道尾。宿の主人から村の言い伝えを聞き、ますます謎が深まる。
道尾氏のデビュー作で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。私にとっても初道尾作品だが、なかなか面白い。さすが最近評判なだけある。下巻も楽しみ。 |
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BOMB
ごんごん
権太の既読
うらら
kojiad.
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忌館 ホラー作家の棲む家 (講談社文庫)
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著者: |
三津田 信三 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:三津田信三
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コメント: |
2008/12/7 アシーネダイエー甲南店にて購入
2009/7/2~7/5
編集者の三津田信三が幻想文学の同人誌に連載を持つことになる。連載開始とほぼ同時に移り住んだ古いイギリスから移築された洋館には怪しい雰囲気が漂っていた。連載小説は信三自信が思いも寄らない方向に進みはじめ、現実と小説がシンクロしはじめる。熱心な読者だという稜子が訪ねて来るが...三津田氏の作品は初めてであるが、相当筆力のある作家だと感じた。現実と虚構が入り混じり、読んでいるこちらが今どこにいるか不安になってくる。今後も続けて作品を読みたくなる作家だ。また、途中で語られる江戸川乱歩論は一読の価値あり。 |
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権太の既読
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月に吠えろ!―萩原朔太郎の事件簿 (徳間文庫)
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著者: |
鯨 統一郎 |
出版社: |
徳間書店 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:鯨統一郎
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コメント: |
2009/6/21~6/28
長い間の積読本。
大正時代の詩人、萩原朔太郎を探偵役に当時の有名文人達や最後には思わぬ登場人物まで現れる鯨氏らしいユーモア?本格ミステリ。朔太郎の実際の人柄のエピソード等を私は知らないが、えらい変わり者として書かれている。トリックは...まあこういう作品だからよしとしよう。肩肘はらずに楽しめる作品ではある。 |
関連本棚: |
権太の既読
熊髭
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/%E6%A8%A9%E5%A4%AA%E3%81%AE%E6%97%A2%E8%AA%AD/4043718039
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著者: |
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出版社: |
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評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:東野圭吾
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コメント: |
新規購入ではなく、積読状態のもの。
2009/6/24~6/27
電車内で東野圭吾氏の「サイエンス」を読了。理系出身である東野氏が理系にまつわるテーマで綴るエッセイ集。中でも「誰が彼らの声を伝えるのか」にあった、文系の人の理系の人の給料に対する誤解(文系人間よりもずっと高給をとっていると思っているらしい。それならどんなに良いことか。理系は労多くして実入りは少ないのだ)と、「本は誰が作っているのか」にあった、出版界のお金の流れ。図書館や中古書店でいくら本が回転しても著者および出版社には利益にならない、つまり本が出せなくなる、という悪循環になる、ということ。最近、別のところで韓国で貸しコミック屋が爆発的に増えたものの、漫画家や出版社が儲からなくなり、新刊コミックがでなくなったがために、貸しコミック屋も激減した、という記事をどこかで読んだがまさにその通りだと思う。最近ちょこっとブックオフを利用してしまったが、出来る限り出版文化の健全な進化にわずかながらでも貢献したいと思う。 |
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あかり
unnonouno
nikkoro
人造人間0号
らいさん
権太の既読
うち
M男
melito
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不安な童話 (ノン・ポシェット)
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著者: |
恩田 陸 |
出版社: |
祥伝社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:恩田陸
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コメント: |
恩田さんの作品は、メフィストの連載で読んでいたが、まとまった形で読むのは初めて。この本も10年くらい前に買ってあったのをようやく読めた。
大学教授秘書の古橋万由子は、訪れた絵画の個展で、今は亡き高槻倫子の遺児、秒から母の生まれ変わりである、と告げられる。万由子は、他人の記憶がフラッシュバックのように見えたが、倫子もそういう体質であったらしい。秒は、万由子に母親を殺した犯人を一緒に探して欲しい、といわれる。個展の際に見つかった倫子の遺言にある絵を渡して欲しい、とあった4人が怪しいと思われたが。その4人と順番に会ううちに万由子に奇怪な事件が次々と起こる。
恩田さんに特有の不思議な独特の世界がこの初期の作品から広がっている。10年積読本にしていたのがもったいないくらいの作品であった。残りの手持ち作品も順次予定本リストに入れて、未購入本も買っていかなければ。 |
関連本棚: |
海鳴り文庫
素光
権太の既読
Nakata
Ron
彩
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模倣犯〈5〉 (新潮文庫)
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著者: |
宮部 みゆき |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:宮部みゆき
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コメント: |
2009/4/24~4/26
劇場型犯罪を取り扱ったこの小説。犯人側の目線、被害者側の目線を移りながら、巻き込まれた家族、関係者の心情なども丁寧に書き込まれている。さすが宮部さん、という感じ。この最終巻は、ピースこと網川浩一が真犯人は別にいる、という本を書き、マスコミにもてはやされるところから始まる。由美子、滋子、有馬、真一、久美、めぐみらの行動、心の動きも物語に重みを与えている。未読の人のために詳しく書けないが、5巻に入ってからすぐに、犯人二人説の証拠ともなったあの捜査を警察はどうしてすぐにしないのか?という疑問が強烈にわいてきて、読み進める邪魔になった。結果的にそのあたりは428ページで事情説明されるのだが、やはり少しご都合主義のような気がした。
また、映画化されていることは知っていたが、イメージを崩さないように配役等は調べないまま読んでいたが、読後調べてみて、あまりのイメージの乖離に愕然。ネットで調べると原作との大きな違いに作者の宮部さんも不満だったよう。確かにこの長編を2時間で収めるのは無理だろうなぁ。
この作品の中心人物の一人、前畑滋子のその後が最近刊行された「楽園」で書かれているらしい。文庫化を待って読みたいと思う。 |
関連本棚: |
sumikawa
さんばに
red_fat
OG3
nikkoro
ゆげ
かじきくん
emonkid
あーこ
kanapon
かなめ
権太の既読
いらない本
fulmine
makie
ちゃそ
トンクル
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誘拐の果実 (上) (集英社文庫)
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著者: |
真保 裕一 |
出版社: |
集英社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:真保裕一
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コメント: |
2009/3/29~3/30
東京への移動で読み始め、東京のホテルで読了。
一族で病院を営む一家の孫娘が誘拐されるが、犯人の要求はその病院に入院している病院のスポンサーであり、政財界を巻き込んだ疑獄事件の被告でもある患者の命であった。それとほぼ同時に、もう一つの誘拐事件が起こる。2つの事件には関連がありそうなのだが。
というところで下巻に続くのであるが、久しぶりに真保作品を読んでいるが、流石に巧いなぁ。私のなかでは東野圭吾氏とならぶストーリーテラーだ。 |
関連本棚: |
OG3
権太の既読
にしむら
TK22
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メトロポリスに死の罠を (双葉文庫)
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著者: |
芦辺 拓 |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:芦辺拓
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コメント: |
2007年1月31日購入
これも本屋でなかなか見つからなかったのでアマゾンで
2009/2/25~3/1
廃県置市を行い、地方自治の核となった新・大阪市。その自治警特捜の支倉特捜官にうらみを持つ小野瀬一雄が、核物質を載せた列車を支倉たちの目の前で列車ごと消失させる。その後、その核物質と環状線を用いて、大阪市内の封鎖にかかった小野瀬達に支倉達自治警特捜のメンバー達が挑む。
解説に書いてあったように、昔の特撮ドラマを意識した展開。作り物としての世界感は好きなものがある。「死体のさめないうちに」の続編として書かれてあり、キャラ設定がわかりにくく、作品に入り込むのに時間がかかってしまったのが残念。あとがきに芦辺氏が前作とは独立して読める、と書いているが、やはり前作を読んでからのほうが楽しめたであろう。ただ、現在「死体のさめないうちに」が入手困難なので、私も読めていなかったのが残念である。 |
関連本棚: |
権太の既読
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両性具有迷宮 (双葉文庫)
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著者: |
西澤 保彦 |
出版社: |
双葉社 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
ミステリ:西澤保彦
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コメント: |
2009/1/30つくば出張の新幹線内で読了
以前「なつこ、孤島にとらわれ」でもでてきたなつこが主人公。タックシリーズやチョーモンインシリーズとは違った西澤作品であるが、ついていけない世界であった。 |
関連本棚: |
TK22
権太の既読
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笑う警官 (ハルキ文庫)
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著者: |
佐々木 譲 |
出版社: |
角川春樹事務所 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:佐々木譲
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コメント: |
2007/8/24 ジュンク堂住吉シーア店にて購入
2008/1/18~25
札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。女性はミス道警にも選ばれたことのある水村朝美であった。容疑者は水村と交際していると思われた津久井巡査部長。最初に捜査をした所轄の佐伯警部補達は、本部に捜査権を奪われてしまう。津久井には覚せい剤、拳銃保持の疑いもかけられて射殺命令がでた。佐伯はかつておとり捜査の相棒であった津久井の無実を信じて極秘に捜査を開始するが。
今野氏の安積班シリーズとはまた違った警察小説。ネタばれになるので詳しく書かないが、最後の数ページの緊迫感は見事。また、必読の警察小説が増えた。 |
関連本棚: |
らいさん
re_guzy
権太の既読
サハコ
reiko510
あれあれ
SKZ
ごんごん
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二瓶
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孤独 (新潮文庫)
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著者: |
吉村 達也 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
ミステリ:吉村達也
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コメント: |
2008/11/30~12/21
長い間積読状態であった本。
ミステリとホラーを融合したような本であったが、ちょっとご都合主義の強引な展開がいまいちのめり込めなかった。まあ、吉村作品はそういうの多いといえば多いんだけど。 |
関連本棚: |
権太の既読
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沈黙者 (文春文庫)
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著者: |
折原 一 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:折原一
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コメント: |
2007/7/10〜7/15。万引きからの障害致傷でつかまった犯人が名前を名乗るのを拒否したことで行われる裁判と、2家族で起こった連続殺人事件をからませた内容。どのように締めをするのか?と思っていたら... なるほど、折原氏らしい結末でした。内容を書くわけにはいかないが、折原氏の作品を読むときにはいつも注意深く読まないといけない、誰の目線か?という部分にいつも以上に注意しないといけない作品であった。 |
関連本棚: |
らいさん
権太の既読
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転・送・密・室―神麻嗣子の超能力事件簿 (講談社文庫)
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著者: |
西澤 保彦 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:西澤保彦
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コメント: |
2007/7/25 Amazonにて購入。買い逃していたもの。
2008/10/24~11/2
神麻嗣子のチョーモンインシリーズの第5弾になる短編集。メフィスト掲載時に読んでいるはず。このシリーズはトリックを楽しむというよりは、嗣子、能解、保科、聡子らの会話を楽しむという面が強い。ミステリとしては、文庫本のタイトルにもなっている「転・送・密・室」が秀逸か。人間ドラマとしては、最後の「神麻嗣子的日常」であろう。この先どう展開するのだろうか。 |
関連本棚: |
ヌマシタ
daichi
t-ishi
TK22
権太の既読
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リカ (幻冬舎文庫)
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著者: |
五十嵐 貴久 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:五十嵐貴久
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コメント: |
2007/8/15 アシーネダイエー甲南店にて購入
2008/9/21~10/1
博多行き新幹線の中で読了。いやあ、すごいホラーだ。五十嵐氏の作品は[Fake」に続き二作目。これがデビュー作で、第2回ホラーサスペンス大賞の受賞作。解説を読むと応募時より、また単行本からさらに加筆されているらしいが、その加筆されたエピローグが秀逸。最初はかったるい感じもしたが、後半のたたみかけるような怖さはほんとになんというか。未読の人のために詳しくは書かないが、是非読んでいただきたい作品。 |
関連本棚: |
コロコロ
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権太の既読
SKZ
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あすなろの詩 (角川文庫)
|
著者: |
鯨 統一郎 |
出版社: |
角川書店 |
評価: |
2 |
カテゴリ: |
ミステリ:鯨統一郎
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コメント: |
新規購入ではなく、積読状態のもの。
2008/9/2~9/8
大学に入学した京四郎は、入試で知り合った玉岡らと文芸部を再興し、伝説の同人誌「あすなろの詩」を復刊。完成記念に行った合宿でメンバーが次々と殺されていく。前半はメンバー達の夢や人間関係を描いた青春小説であるが、最後に一転謎解き編に。登場してくる女刑事も唐突だし、推理も甘い。当たりハズレ作品の差が激しい鯨氏ではあるが、この作品はハズレであろう。
ただ、最後から2行目にふってある点々が思わせぶりなのだが。 |
関連本棚: |
増井
JIN
aki
権太の既読
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美しき凶器 (光文社文庫)
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著者: |
東野 圭吾 |
出版社: |
光文社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:東野圭吾
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コメント: |
2008/2/23 Amazonにて購入。買い逃していた。
2008/5/26~6/3
ドーピングの過去を消したい4人の元スポーツ選手に迫り来る復習に燃えるタランチュラと呼ばれるスーパーアスリート。悪い意味でなく極上の2時間ドラマのような展開(2時間ドラマが全盛であった頃の92年の出版なので、東野氏も多少意識したか?)。最後の展開も意外性があり、ラストシーンは途中の伏線が見事にきいたものであった。さすが、東野作品といった感じ。映像でも見たい気がするが、190cmを超える女優さんがいないだろうし無理かなぁ。。 |
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もつれっぱなし (文春文庫)
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著者: |
井上 夢人 |
出版社: |
文藝春秋 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ:井上夢人
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コメント: |
新規購入ではなく、積読状態のもの。2007/7/24~7/28。1組の男女の会話のみからなる短編集。「〜の証明」で統一されている。一見、証明不可能な設定を会話の転がりから最後のオチまでもっていく、井上氏の手腕は見事。解説の小森健太朗氏の分析もすばらしい。 |
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大東京三十五区 冥都七事件 (祥伝社文庫)
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著者: |
物集 高音 |
出版社: |
祥伝社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:物集高音
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コメント: |
2007/3/23購入。2007/8/19~8/24。高橋克彦、京極夏彦氏の推薦文つき。明治と昭和初期を題材にした安楽椅子探偵もの。事件の設定や謎解きは魅力的であるが、時代を感じさせる文体は雰囲気をかもし出すものの、私にはちょっとつらかった。 |
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十津川温泉殺人事件 (講談社文庫)
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著者: |
吉村 達也 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:吉村達也
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コメント: |
新規購入ではなく、積読状態のもの。
2008/5/5~5/7
志垣警部と和久井刑事コンビが温泉を舞台に活躍するシリーズ。とはいえ、今回は温泉はほとんどでてこず、2002年日韓ワールドカップの心象を中心にすえたミステリ。吉村氏の作品は、トリックを楽しむというよりストーリー展開を軽く読み流せるのが良いところ(?)。日本人が抱く韓国に対する複雑な感情をうまく使っていた。 |
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左手に告げるなかれ (講談社文庫)
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著者: |
渡辺 容子 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
4 |
カテゴリ: |
ミステリ
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コメント: |
2007/9/17~10/3。長い間積読状態であったが、ようやく読み終わった。第42回江戸川乱歩賞受賞作。不倫が原因で証券会社を辞めて、保安士として働く薔子。不倫相手の妻が殺されて警察の尋問を受ける。真犯人を突き止めるべく、調査を始めると関係する連続殺人が浮かび上がる...というストーリー。どんでん返しも利いていて、なかなか楽しめた。が、前半結構重きをおかれていた登場人物がフェードアウトしてしまって扱いが?なのと、薔子が勤務時間中にかなり自由に動き回れる(ありえない?)のが減点か。 |
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Fake (幻冬舎文庫)
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著者: |
五十嵐 貴久 |
出版社: |
幻冬舎 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
ミステリ:五十嵐貴久
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コメント: |
2007/7/15アシーネダイエー甲南店にて購入。2007/7/29~8/8.これでまたMust Read作家が増えてしまった。内容は一般にコンゲーム、といわれる詐欺を取り扱った作品。あまり書くとこれから読む人の楽しみを奪うので書けないが、行き詰るギャンブル(ドロウポーカー)の攻防に目を奪われていると...これから読む方は気持ちよく五十嵐氏の詐欺にひっかかってください。少し前に読んだ楡周平氏の同じくコンゲーム小説「フェイク」よりもすこし読後感は強いものがあった。 |
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深追い (新潮文庫)
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著者: |
横山 秀夫 |
出版社: |
新潮社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
ミステリ:横山秀夫
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コメント: |
2007/5/19ジュンク堂住吉シーア店にて購入.2007/10/31~11/15読了。仙台からの飛行機内で読み始める。時間がかかっているがつまらなかったからではなく、単にこの間非常に忙しかっただけ。以前から興味があった横山秀夫作品。初めて読んだが、なかなか良かった。他の作品も買ってみようと思わせるものであった。決して派手ではないが、丁寧に書き込まれた感のある警察小説。短編集であるが、職住近接の三ツ鐘署で起こるさまざまな事件の裏に潜む人間模様が描かれている。一作目の表題作「深追い」にまずひきつけられ、ラス前の「仕返し」でやられた、と思ったが、最後の「人ごと」で完全にノックダウンされた感じ。今野敏氏の「安積警部補シリーズ」とはまた違った警察小説であった。 |
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ミステリアス学園 (光文社文庫)
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著者: |
鯨統 一郎 |
出版社: |
光文社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:鯨統一郎
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コメント: |
2007/7/22~7/23。ミステリとは何か?を書きながら、鯨作品得意のパロディ満載。扉に書かれた「冒頭の一行で、内外名作ミステリすべての真相を明かしていますので、未読のミステリを残しているかたは二行目からお読みください。」と人を食った一文から始まる鯨氏なりのミステリ論。東野圭吾氏の「名探偵」シリーズとはまたちがった取り扱い。内外のミステリの歴史やミステリファンの性癖まで書かれていて、楽しめた。 |
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みなとみらいで捕まえて (光文社文庫)
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著者: |
鯨 統一郎 |
出版社: |
光文社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:鯨統一郎
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コメント: |
2007年2月10日購入。2007/10/21~10/28。鯨氏の連作短編集。警視庁からなぜか神奈川県警に異動してきた半任優里警部とペアを組む南都野洋子刑事。不可思議な事件を解決するのは中華街で酩淡亭に暮らす117歳の明丹廷老人。論語の有名なフレーズを鍵に事件を解決していく。いつものようにネタばれになるので詳しくは書けないが、半任と南都野との会話が面白い。全編を通した謎が最終話で解決されるが、まあこのあたりはご愛嬌であろう。
続編がなさそうなのが残念ではある。 |
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木製の王子 (講談社文庫)
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著者: |
麻耶 雄嵩 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:麻耶雄嵩
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コメント: |
2007/9/30仙台からの帰りの飛行機の中で読み始め10/14読了。
京都、比叡山の麓に人を避けるかのように暮らす白樫家。奇妙な家計図を持つその一家で凄惨な殺人事件が生じる。如月烏有の同僚、安城則定はその一家のシンボルが刻まれた指輪を持っていた。
麻耶氏の得意な閉鎖空間で起こる連続殺人と奇妙な謎。どういう結末かと思いきや...いつものように未読の人のためにこれ以上は書けないが、麻耶氏の作品が好きなら楽しめるであろう。
麻耶作品が久しぶりだったので、烏有や桐璃、木更津など前作からの登場人物をあまり覚えていなかったので、ちょっとのめり込みにくかった。 |
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時の誘拐 (講談社文庫)
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著者: |
芦辺 拓 |
出版社: |
講談社 |
評価: |
5 |
カテゴリ: |
ミステリ:芦辺拓
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コメント: |
積読本.2007/8/11~8/13。落下傘候補として大阪府知事になるべく転居してきた根塚の娘が誘拐される。身代金を運ぶ役目に指名された無関係の阿月。この事件が戦後に起こった殺人事件と複雑にからんで、という芦辺氏得意の大阪の町とすれ違う時間軸をからませた作品。探偵役の森江春策は両方の事件を解決できるのか?ということで、伏線も見事に張られた傑作であると思う。未読の方は是非。 |
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不思議の国のアリバイ (光文社文庫)
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著者: |
芦辺 拓 |
出版社: |
光文社 |
評価: |
3 |
カテゴリ: |
ミステリ:芦辺拓
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コメント: |
2007年1月31日
本屋で見つからなかったのでアマゾンにて。2007/4/1読み始める。時差ボケのため眠れなかったので、そのまま一気に読了。森江春策シリーズの可愛い助手である新島ともかの初登場作品。タイトル通りアリバイの使い方に特徴のある作品。 |
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読書村の殺人 (中公文庫)
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著者: |
吉村 達也 |
出版社: |
中央公論社 |
評価: |
忘れた |
カテゴリ: |
ミステリ:吉村達也
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コメント: |
吉村氏の作品は読んでいるときは軽くて良いのだが、時間が経つとあまり記憶に残らないものが多いのは何故だろう。単に私が健忘症だからか?? |
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